調布シネマガジン

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$調布シネマガジンふー、3回に渡って映画芸術DIARYの記事を簡単にまとめてきたこのコーナー。ようやく最終回です。落とし穴とはなんぞや?今日はここからです。ミニシアター系作品の全国展開は最初に2,3本プリントして、それを使いまわすなんて形態が多いのです。ということは最初が2館の公開だとしたらプリント代は20万円×2館=40万円しかかかりません。これを全国10の劇場で順次公開(=使い回し)すると、1館あたりのプリント代は40万円÷10館=4万円てことになりますよね。

ここで配給会社はハタと気付くのです。「あれ?全部デジタルだと9万円だろ?でもフィルムだと4万じゃん?残り5万円は?」って。実際には5万円というより、最初にプリントして渡される劇場以外は使いまわしなんで、プリント費はゼロです。なのにデジタル化すると9万円かかっちゃう。ちなみに地方のミニシアターでこうした作品をかけた場合、興行収入は良くても20万円位だそうです。

$調布シネマガジンその場合配給会社に50%の10万円が支払われるのですが、そもそもVPFで9万円払っていたら利益は僅かに1万円しかないことに…。これあくまでも“良くても”の話ですからね、コケたら完全持ち出しです(泣)という訳で配給会社はこんなリスクは取りたくないから、良作だろうがなんだろうが、ヒットが見込めない作品は上映したくないという結論になってしまうのですね。

上映する作品がなければ映画館は廃業するしかありません。そう、「これが映画のデジタル化でミニシアターが消滅する?!」のからくりなんです。貴重な映像文化の担い手であるミニシアター。必ずしもこのデジタル化だけが原因で消えていくわけではないでしょう。しかしこれも一つの大きな原因であることは間違いありません。

今回は映画芸術DIARYへの記事から、案外知られていないであろう事実を抜粋して出来るだけ解りやすくまとめて見ました。それはあまり映画に馴染みのない方々にもデジタル化という耳に聞こえの良い言葉の裏側にはこんな現実もあるのだってことを知って欲しかったからです。ただ今回書いたのはホンの触りだけ。出来たら下記リンクから記事を読んでいただけたらと思います。ちょっと長いんですけどね…あせる

より詳しく知りたい方は映画芸術DIARYへ

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