調布シネマガジン

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江戸川乱歩の名前の元になったのはあまりにも有名な作家、エドガー・アラン・ポーが40歳で亡くなる5日前を描いたミステリーサスペンス。ま、もちろんポーの死の謎は諸説あるんであくまでもフィクションとしてのお話なんだけどね。中々面白く見られた作品だったよ。あるミステリー作家の作品と全く同じシチュエーションの連続殺人が起こるというのは割とよくあるプロット。

$調布シネマガジンつまり犯人が連続殺人で残す手がかりが、全てポーの作品に関わってくるということで、ポーは自らの書いた作品をヒントに推理を進めることになる。要は彼はいつでも探偵じゃなくてこの犯人に関してだけポーはエキスパートなんだな。このいかにも推理作家らしい探偵ぶりが好ましい。しかも、面白いのは犯人に迫る過程を自らの小説として書き上げていくという設定だよ。

結局この作品自体がポーの作品の映画化になるってことなんだよね。しかも物語も終盤にくると、今度はポーの作品自体が現実の事件を追い越して未来の出来事を書き綴ることになるの。要するに予定稿だね。個人的にはこの予定稿がどうもしっくりこないんだけど、それは犯人自体の犯行動機が今一つ理解しきれていないからかも。しかも犯人の存在感があまりにも弱くて…。

$調布シネマガジンそもそも主だった登場人物の少なさから途中で犯人はほぼ絞られちゃうんだよね。もちろんこの手の作品の醍醐味は犯人探しもさることながらその過程。だからその意味では結構熱中して見ていられたんだけどさ…。ポー役のジョン・キューザックは最近では『シャンハイ』で渡辺謙さんと共演していたのが記憶に新しいな。上手い俳優なんだけど何か今一つ存在感が弱いというか(笑)

渡辺謙の時もそうだったけど、今回は相棒となる刑事フィールズを演じたルーク・エヴァンスにやや喰われ気味だったりもする。俺はポーの小説に興味はないから読んだことも読む気もないけど、とある推理作家の最期の5日間が愛に殉じつつ己の最高傑作を書き上げる舞台となったというのは中々にドラマティックな展開なんじゃないかとは思ったよ。

『推理作家ポー 最期の5日間』公式サイト

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