調布シネマガジン

旧LOVE Cinemas 調布 からもっと気楽な映画記事に生まれ変わりました!よろしかったら読んでみてくださいな!


テーマ:
$調布シネマガジン

2008年に日本公開されたウォン・カーウァイ監督作品。実はナタリー・ポートマンが出ているから観たんだけど、結局彼女だけでなく俺の大好きな作品になりました。もう観るのは何度目だろう…10回近いんじゃないかな。何が好きってこの色彩豊かでコントラストの強い映像センスと、心のひだに浸み込むような音楽センスが堪らないのよ。そしてノラ・ジョーンズとジュード・ロウの演技!

$調布シネマガジン今でこそ髪の毛後退気味でややおっさんぽいジュードもこの時はまごうことなき格好よさ。ノラ演じるヒロイン・エリザベスが失恋して店にやってきた時、彼扮するジェレミーのあの自然で優しい眼差しと態度、ちょっとしたジョークは気が利いていてもう最高!顔は無理でもこんな男に俺はなりない!っと思わずにいられないのだ。一方のノラ。彼女は傷心を癒す旅に出る女性だった。

旅に出たメンフィス、ラスベガスでそれぞれアーニーとレスリーという男女に出会うんだけどそこで愛とは何なのかを目の当たりにする。当たり前だけど失った愛は二度と取り戻せないのよね。ちなみにこのレスリー役がナタリー・ポートマン。ギャンブラー役で今と変わらず美しく、お芝居だってややビッチだけれど、実は父親想いってキャラクターを堅実に演じていたよ。

ところでこの話、最初と最後にブルーベリーパイが登場するんだけど、当然パイそのものは同じもの。それはジェレミーの優しさであり愛の象徴に他ならないけれど、受け取る側次第で意味が変わってしまうんだよね。最初の頃のエリザベスにとってそのブルーベリーパイは代用品でしかなかったわけ。愛の代用なんて効くわけがないよね。しかも誰も食べずに売れ残ったパイに自分を重ねてさえいたと思う。$調布シネマガジン

ところが最後には唯一無二のモノに変わってくるの。パイを作ったジェレミーは売れ残ろうと何だろうと変わらぬ気持ちを込めてそれを作ってる。そしてそれはエリザベスへの愛に他ならないんだってことに彼女は気付く。ポスターにもなってる斜になった2人のキスシーンは俺の中では映画史にのこるオシャレなキスシーン。バックに流れる音楽と共にうっとり見とれてしまうのだよ。

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』公式サイト
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

Cassiusさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります