調布シネマガジン

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ドイツ版『いまを生きる』と言われちゃ観ない訳にはいかない。何故ならロビン・ウィリアムス主演『いまを生きる』は俺のオールタイムベスト3に入る作品だから。というものの実はこの作品は“ドイツ・サッカーの父”と呼ばれる実在の人物コンラート・コッホの姿を描いた作品で、サッカー大好きという観点からも個人的に必見の作品だったりする訳なんだよね。

$調布シネマガジン厳格な規律と服従を要求する19世紀末のドイツの学校に、英語教師のコッホ先生はサッカーを持ち込む。そして封建的な学生の思考を、自由と平等を愛する思考に変えていくんだな。この辺の展開は確かに『いまを生きる』に似ていると思ったよ。今となってはそれほど珍しいプロットではないけれど、そこに“実話”の裏づけがあることで素直に受け止めやすく仕上がってた。

ただちょっと駆け足と言うか、生徒たちがコッホ先生に心を開いていく過程があまりに予定調和だった気がする。もちろん2時間程度の時間の中では止むを得ないんだけど、最後の最後まで残る1人の生徒を除いて全員がちょこっとサッカーを教えただけで変わってしまう。これは仮に元々学校の体制に不満を持っていたのだとしても細かい事実の積み重ねが足りないと言わざるを得ない。

当時の帝政ドイツにおける社会の情勢や、人々の思想・風潮、イギリスとの関係、そういったことはもしかしたらドイツ人には当たり前なのかもしれないけど、日本人的には少し知識的なフォローが必要かもしれないな。ただ、そうは言ってもこのベタな展開は、俺が常日頃サッカーと言うスポーツに対して持っている想いと重なって結構心に迫ってくるものがあるのも一面の事実だったよ。$調布シネマガジン

サッカーと言うスポーツの持つ魅力は国の体制すら変えてしまう、それだけの魅力があるんだね。そしてその魅力が根付いたサッカー大国ドイツに今は日本の選手が多く所属している…。何だか時空を越えた壮大なドラマを観ているようじゃないか!ちなみにコッホ先生がドイツに渡ったのは1874年で、日本だと江藤新平の佐賀の乱とかが起こった年。100年後の日本サッカーはどうなっているのかな?

『コッホ先生と僕らの革命』公式サイト
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