調布シネマガジン

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予告編を初めて観た時から絶対面白いと思ってたんだよね。やっぱとても良い作品だった!この作品、最近多い実話の映画化ってやつで、事故で首から下がマヒしてしまった大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)とその介護人となったスラム街の黒人青年ドリス(オマール・シー)の心の交流を温かく、ユーモアを交えて描き出したものなのです。

$調布シネマガジンとにかく主演の2人フランソワ・クリュゼとオマール・シーの演技が最高。特にラストのオマールの笑顔が忘れられないよ。首から下がマヒしてしまったと一口に言うけど、事故である日突然だっていうんだから、その苦しみたるやとても俺たちの想像を超えてるよね。しかもマヒはしてても70才までは生きられるほど健康って言うのはこれはある意味死ぬより酷かもしれない。


変な同情や気遣いはされたくないフィリップにとってドリスだけが自分を通常通り扱ってくれる人間なんだけど、それはドリスにいわゆる一般的な常識が無いだけでもあるし、あるいは彼が人の表面に囚われることなく内面と向き合う人間だったとも言えると思う。でもそう考えた時にふと思ったのは、これって障害関係ないんじゃないかってこと。

つまりフィリップは健常者だった時から周りに心から気を許せる友人が居なかったってことなんだよね。人と人が心から絆を結ぶ時には生まれも育ちも地位も名声もそしてもちろん肌の色も一切関係無いのは当然だけど、ドリスの存在で彼はそれに気付いたのだと思うんだ。きっとそれまでは障害を負ってなお健康な時と変わらないスタンスだったんだろうね。$調布シネマガジン

それで象徴的だったのがドリスがロックミュージックでダンスを披露すると、使用人たちがノリノリで踊りだすシーン。自分の気持ちを素直に表現する習慣がなかったフィリップにとって、それは自らの心を解き放つことの素晴らしさを認識した習慣だったようにも思えたよ。別に大感動して涙ボロボロって作品じゃないけど、久しぶりに心地よい気持ちで劇場を後にできた一作でした。

『最強のふたり』公式サイト
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