調布シネマガジン

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『ディア・ドクター』の西川美和監督作品。いや、さすがにこの監督はいい作品を作ってくるね。しかも主演が松たか子と阿部サダヲ。脇を固めるのも田中麗奈、鈴木砂羽、笑福亭鶴瓶ほか上手い俳優が揃ってるんだな、これが。何気にこの作品の前に『莫逆家族 バグギャクファミーリア』を観たもんだから、奇しくも阿部サダヲ2連発になったり(笑)

阿部サダヲと松たか子は貫也と里子という夫婦役。小料理屋を営んでるんだけど、ある日店を家事で燃やしちゃうのね。次の店を出そうにもお金がない、そんじゃどうすんべか…。そんなタイミングで貫也がやっちまったとある出来事をきっかけに、里子が大胆な変貌を遂げるのであります。この変わるきっかけのシーンはある意味作品の見所の一つ。

阿部サダヲのどこか気弱なイメージと、松たか子のどこかお嬢様なイメージが役に余りにもぴったりなんだよね。しかもこう言っちゃなんだが、松たか子がとびっきりの美人じゃないところがまた話に説得力をもたせるというか…(笑)でまあ、彼らは自分たちの夢を叶えるために、人の心の隙間に入り込んでその人の夢を心を喰いお金を得ようとするのよ。

でもね、結局その行動ってタイトル通り、自分たちの夢を相手に対してお金で売ってるのと同じなの。この矛盾した行動が彼ら自身の心に与える影響、それは夫婦の間に微妙な距離感と隙間風を吹かせることに。ぶっちゃけると、里子が計画して貫也に結婚詐欺をさせるのだけれど、女性監督だけあって相手の女性の心理描写には長けてたなぁと思ったな。

ところで松たか子は今年35歳なんだけど、若い頃より断然いい女になってるね。結構大胆なシーンも用意されているんだけど、これにはドキドキしちゃったよ(笑)しかも根がお嬢様だから冷たい表情をさせるとやたら上手いし、でも笑顔はめちゃ可愛い。まさに貫也に対するツンデレはお見事としか言いようがなかったなぁ…。
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