明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
一般的には「七草粥の日」として知られていますが、
本日は、五節句の一つであります。
『人日の節句』(じんじつ)であります。
人日とは、文字通り "人の日" の意味。
中国は前漢の時代、東方朔が記した占いの書には、
正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占って
その日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていました。
ですから、7日の人の日には邪気を祓うために、
七草(芹・薺・繁縷・仏の座・菘・蘿蔔・御形)の入った粥を食べ、一年の無病息災を祈ったそうです。
七草粥の風習は、平安中期頃に始まったとされるそうです。
日本では十五日の「小豆粥(あずきがゆ)」の影響により、
室町時代以降に汁物から粥へと変わった。
小豆粥には「米」「粟」「麦」「稗(ひえ)」「黍 (きび)」「小豆」「胡麻」などが入れられ、
「七種粥」と表記するのも小豆粥の影響と考えられている。
地方によって、多少異なりますが現在スーパー等で販売されている
七草は、セリ・ナズナ・ハコベラ・ホトケノザ・ゴギョウ・スズナ・スズシロが一般的です。
七草粥は、正月で疲れた胃を休ませるために食べるものとの認識ですよね。
いろいろ調べてみると、本当の意味と歴史が判明するものですね。
あなたも、身近にある当たり前を調べてみると、意外なことが判明するかもしれませんよ。
そこには、沢山の学びが存在することが多いように思います。
日々勉強ですね。
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