前回までのあらすじ
交差点で車に轢かれて
救急車で病院に行き
翌朝交番まで自転車を回収しに行った。
右足だけで自転車を漕ぎ隣駅の病院まで向かう。
妙にペダルがいつもより重いと感じたが、
この時はまだ車輪が両方パンクしていることに気がつかず、
右足だけで漕いでいるためだと思っていた。
病院に着き昨晩渡された診断書のようなものを
外科の受付に渡す。
そこまで時間もかからずに診察室へ呼ばれる。
入ってすぐ靴を脱いで足の診察
圧されたり、コツンと叩かれたりした。痛い
外科医から見てもレントゲンに骨の異常は見られないらしく
打撲と診断
全治2週間でその間運動（バイト含む）は禁止
シップと痛み止めは昨晩処方された5日分で充分とのこと
ただ、どうしても痛みを我慢できない時のみ使用すること
シップは1度貼ったあと次のを連続して貼らずに
2～3時間のインターバルを置くこと。
というルールを課せられた。
シップは常時貼っていると肌がかぶれてしまうらしい。
会計では保険会社との連絡を取るステップを踏み、
払うどころか昨晩払ったお金が返ってきた。
当初1万円を請求されたが、
足りなかったのでタクシー代＋αを考慮した5000円を手元に残し、
2000円を払っていたのであった。
家に帰ると加害者の女性から電話が来た。
昨晩電話がかかってきた時に
「明日自転車を回収し、病院に行く」ということを伝えていたので
その様子が気になっていたらしい。
自転車は漕いでると変な音がすることがあること、
怪我は骨に異常はなく、全治2週間であることを伝える。
泣きそうな声で謝罪をされ、
「起こってしまったことは仕方ないし、
（誠意が見えてちゃんと賠償金をもらえるならば）いいですよ。」と返答
お見舞いに伺いたいとのことだったので3日後なら日中ずっと家にいると伝えた。
やっとこの時に名前を聞き取ることに成功した。
その後保険会社からも連絡が来た。
病院へ行ったこと
怪我が全治2週間であり、これから病院へ行く予定はないことを伝えた。
送った書類の中に同意書なるものが2枚あり、
それを送られなければなんかいろいろできないらしいので
送られてきたらすぐ返送して欲しいらしい。
あと被害の請求書とかもあるらしい。
今回の件を事件ではなく、事故として処理させてくれないかと相談を受けた。
事件にすると加害者被害者双方に捜査が入ったり、
現場検証だのなんだの面倒なことになり、
書く書類も増えるらしい。
面倒なことはできるだけ避けたかったし、
慰謝料は事件扱いと同額支払われるとのことで
警察には事故として処理してもらうことになった。
事件性があったらちゃんと事件として処理すると良いかもしれない。
その日は他に何も起こらず終了