lavaの創作ストーリー用ブログ

lavaの創作ストーリーを小説化したものを載せていこうと思います。

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お久し振りです。lavaです。
お待ちかね…ですね、LAVARATORY8つ目のストーリー、PENTASTONESのスタートです。
3年前にPVを作成して以来、焦らしに焦らしたストーリーです(笑)本当にお待たせしました。
序でに振り返っておくと、3年前、当作品にて私の『うごくメモ帳』での活動が見納め(笑)になったと言われる動画です↓
未だ棒人間仕様だった時代のものですが…(懐かしい…)
3年というギャップを超えてちょっと色んな事情がありまして、登場キャラを当初の予定から変更になる部分が少なからずあるかと思います。
PVには出てたのにあのキャラクター出てない!?何で!?みたいな事があっても…見過ごして☆
ところで、今回の小説と同時に、このPENTASTONESのテーマ曲である『モノクロ戦争』のfullバージョンを投稿させて頂きました!↓
SoundCloud
YouTube
shortバージョンを投稿してから実に丁度1年…
遂に完成しました、『モノクロ戦争』!
是非こちらの方も拝聴頂ければなと思います。
勿論少なからずこの曲も本編と関係してきます。
ボカロPとしてのlava…熔岩Pも宜しくお願い致します。
さてさて、このPENTASTONESですが…今回は5色の軍が各軍に保持されているアイテムを巡り、争奪戦を繰り広げるストーリーです。
主人公は初登場、ラッシュ。
人並みより少しは運動もでき頭脳も働くイケメンさんです。
今回もこれまでに登場したキャラが沢山出てきます。
このストーリーでは、争奪戦の裏に隠れた陰謀…
争奪戦が仕組まれた理由、発端を見つけ出すのが鍵となりますね。
そしてはたまた黒幕は誰なのか…
今迄のストーリー内容も少し関わってきます。
「さぁ皆で飛び出せ」今日も争奪戦。
「さぁ和解し進め」今日からは仲間さ。
真実を繫ぐ鍵を奪い、刻まれし記憶を嘆き叫んで。
真実を繫ぐ意思を…刻まれし過去を…
Let's fight!



PENTASTONES 序章

「ふぅ~よく寝た!」
気持ちのいい朝だ。
夏ももう終わりに近付くが、一日の始まりから容赦ない日差しが注ぎ込んでくる。
しかしこのご時世、エアコンとかいった電化製品が一家には必ずあり、外気温なんかに左右されずに室内を快適に過ごす事ができる。
生憎、狭い我が家には、そんな優れたものなんか置いておらず、一台の扇風機をフル稼働させて暑さを凌ぐ。
着替えを済ませたら簡単に冷蔵庫にあるもので朝食を作って済ませ、冷たい麦茶を口に注ぎ込む。
…さて、今日は休み、姉貴と出掛ける予定だ。

準備を整え、家を出発する。
この村、前重村はその昔、畑の豊作を願って名付けられた村だそうで、多くの農家が農業を営んでいる。
その当時は農民の数や収穫も思わしくなく、農家同士での関係も良くなかったとか。
まだ産まれてもいなかった俺、ラッシュは当然その当時の事を知らないが、現在ではその全てが快方へ向かい、俺自身もこの村が好きで、大学を卒業しても尚、この村に住み続けて今では農家の初心者といったところだ。
今日は簡単に水やりだけ済ませて、電車を乗り継いで出掛けに行く。
一緒に出掛けに行く一つ上の姉貴は、大学に入ってからこの村を出て都会の方で一人暮らし。
今では格闘技に弟子を持ち、教えつつも本職と両立しているという。
時々連絡を交わす事はあるが、会うのは久し振りだ。
…そう、この近辺では今現在でも抗争が絶えない事もあり、武力をつけた者が多い。
姉貴は特に武力に優れており、俺も多少は剣術を得ている。
今迄にその武力が役に立った事はあまりないが…
こんな平和な村でこれからもその武力を行使する事は無いだろう。
しかし…俺の畑に向かっているその時だった。
「何っ…!?」
突然、向こうの方で爆発音が轟くのが聞こえた。
それも一度ではない。
何度も連続していて、目で確認する事もできる。
「な、何があったんだ!?」
「分からぬ…急にあっちの方から、ドカーンと凄い音が…」
周囲にいる村の人も驚き、ざわつく。
その間にも爆発は鳴り止まない。
「…一体、何が起こっているんだ…」
いてもたってもいられず、俺は走り出した。

「…な…何だこれは…」
爆発のした方へ向かうと…時既に遅し、
村は荒れ果て、瓦礫と作物の山だった。
「うっ…」
「うわぁ!?」
呻き声がしたのは、足元だった。
頭のてっぺんから、爪先まで、血塗れだ。
「だ…大丈夫ですか…!?…一体、一体何が…」
「…逃げ…ろ…」
絞り出したような掠れた声で、その男は告げた。
「…ぐ…っ…」
「そ、そんな…」
かと思うと、力尽き、意識を失い、もう口を聞く事もなかった。
「…何だよ、出て来ねぇじゃん。」
「そう慌てるな…じきに顔を出すさ…」
上の方から何か聞こえる…
「…そこか…!」
見上げた先は砂埃。
その姿を目にする事はできない。
「…ん?何かいる…」
「見た事のねぇ奴じゃねぇか…」
視界が、晴れる。
今にも崩れそうな住宅の上に立つ姿、
それは二人共に顔に黒い模様を目立たせて此方を見ていた。
手には…黒い玉。
それが爆弾だろうか。
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「何だぁ?此奴は?」
背の低い方が言う。
「お前達、何者だ!」
「…二次白軍の者じゃないな、これは。」
俺の叫びも無視して、今度は背の高い方が呟いた。
「おい、此奴関係無さそうだし、殺っていいか?」
「おう。」
武器が、無い!
危ない!
目の前に黒い玉が投げられる。
殺られる…!
「おう、大丈夫かラッシュ…!」
声を掛けられ、目を開ける。
「セフト!」
「まさかと思って駆けつけたが、お前がもう来てたとはな…」
彼の武器である鎌を構え、盾になってくれていた。
彼の名はセフト、一番の親友だ。
鎌を振って態勢を立て直す。
「あれは…さては、二次白軍のセフトだな。」
「ふんっ!遂にお出ましか…!」
背の低い方は、嬉しそうにそう言う。
「あの顔の特徴からして、奴等はクロスジーン…奴等、石を狙いに来てんだ…」
「石…?」
じっと目の前の敵を睨むセフト。
鎌をしっかり握り構える。
「来るぞ…!」
「あぁ…」
再び爆弾が放られる。
その軌道に合わせ、セフトは鎌を大きく振る。
すると爆弾は軌道を変え、近くの住宅の瓦礫に落ちる。
そして爆発…
「くっ…」
すると突然、爆風で飛ばされたのか俺の足元に何かが飛び、地面に突き刺さった。
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「日本刀…!」
「しめた、ラッシュ、それはイクスサンダーの剣だ!使え!」
「おう!」
その日本刀を抜き出し、早速構える。
上を見上げ、しっかりと敵の姿を目に焼き付ける。
「彼奴…武器を手にしやがった!」
「…殺るならさっさと終わらせるぞ。」
「当たり前だ!」
再び爆弾が投げられる。
それも一つや二つではない。
「ラッシュ!」
「あぁ」
瞬間的に目の前は砂埃に包まれる。
奴等の武器は放り投げられる爆弾だけ…
何故だか、背の低い方が持っている剣は使われていない。
兎にも角にも、爆弾の軌道と爆発に気を配れれば…
とは言っても、土だらけの地の所為で、砂埃が舞うのは免れない。
それでも、目と耳をフル稼働させる。
「うっ!」
至近距離に爆弾が投げられる。
「おいおいおい殺っちゃうぜ彼奴」
「大した事ねぇな…」
敵側の会話が辛うじて聞こえる。
「ラッシュ!無事か!?」
セフトの叫びが響く。
「あ、あぁ何とか…!」
その直後だった。
またも爆発音が耳を劈く。
…それも、さっきよりも近い所で。
「ぐわぁっ!?」
「ラッシュ…!?」

…俺は、意識を失った。



………

「ラッシュ!」
「…!?」
セフトに声を掛けられ、俺は目覚めた。
「…気付いたか。」
「ここは…」
辺りを見回すと、そこは…
「な…何だこれ…」
見渡す限り瓦礫の山…
傷だらけな作物や踏み潰された作物…
夥しい血痕…
荒廃した村があった。
「…お前が気を失った後、お前を物陰に避難させたんだ。その後も何とか俺が奴等と対峙したものの、そんな抗いも無駄で…すまない。」
「…くっ」
あの後もずっとセフトは戦い続けてくれていたんだ。
たった一人でこの村を守るために…
「…いや、どう考えても悪いのはあの二人だ。あんなにずっと平和に暮らしていた村を…一瞬でこんなに…」
「…あぁ…"眩耀の石"が目的だったにしたって…これはやり過ぎだ…」
「…なぁ…さっきも気になってたが、その石って…?」
「そうだったな…詳しく話そう。」
改まってセフトは此方を向く。
「奴等も口にしていたと思うが、俺は二次白軍という軍に入っていて…同じような軍が、今は全部で5つある。そのそれぞれが統一した色を持っているんだ。」
「色…?」
「あぁ、俺達はその名の通り、白…そして他にも、黒、赤、青、そしてさっきの奴等がクロスジーンっていうんだ。」
「そのクロスジーンって…」
「きっとお前も耳にした事があるだろう。略称として"CG"と表される事もあり、綴りはCross Gene。白と黒の混血種で、嘗ては人種差別の標的とされ奴隷にされていた種だ。今ではそんな面影は見られないが…」
「…あぁ、ちょっとだけ聞いた事はあったな。身体全体に白と黒が混在してる特徴があって、顔にもそんな模様が…」
「あぁそうだ。そして今この5つの軍がそれぞれの色の石を守っている。つい最近になって、その5つを全て手にする事で何か物凄い力が手に入るとかって噂が流れ始め…そこからはもう争奪戦だ。」
…情況は大体分かった。
「それで…お前のとこの軍が持っているのが、"眩耀の石"って訳か…」
「その通り…飲み込みが早いな。」
「…そんな争奪戦が理由で…俺達の村をこんなに…くそっ!」
悔しい。
今まで生活してきたこの村を…
大切な人生を…
一瞬にして潰したあの二人も…
抗えなかった俺の無力さも。
俺は、砕け散りそうなほど歯を軋った。
「そうだ!」
「…へ?」
「そうだよ!お前も俺達の軍に入ればいい!お前は力もあるし、そうすればまた奴等に会えるチャンスも、恨みを晴らすチャンスもある!どうだ、良いだろ!?」
「えっ…あ、あぁ…」
圧倒されるがままに、有耶無耶に答える。
…だが確かに、一理ある。
「よし、決まりだ!そしたら早速明日、一緒にボスの所へ行くぞ!準備を整えて来てくれ!」
「お、おう…わ、分かった。」
成り行きで了承してしまったが…本当に良いのか…?
…俺達も、あの二人みたいに武力行使で徒に何かを傷つけてしまうんじゃないか…?
しかしこのまま、知らん振りをして後ろを向いて逃げ去る事も出来ない…
…兎も角、明日を待とう…

続く。
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