やっぱ赤だよなー赤。
赤のパンツに勝るもんはないんだよなー。
私は赤赤赤赤。漆黒の赤。もう黒だか赤だかよくわかんないくらいの赤のパンツを求めてさまよっていた。


だって聞いたんだもの。赤のパンツ着用→なんらかの不思議な力が働いて彼氏ができる→ウマー
って法則を小耳に挟んだんだもの。ていうか假屋崎省吾が言ってたんだもの!!赤のパンツで男が出来たって。
もう私目出た。かなりの助走つけて目が飛び出た。



その話を聞いてから一夜明け。
私の目は燃える闘魂。すごい勢いで赤のパンツを探しまくってた。
今までの私のパンツは白・ピンク・パールイエローとかそういうパステル系のパンツばっかはいてた。


しゃらくせー


そんな受身でどうする。彼氏欲しいならもっとやっちゃおうよー、勢い良く鮮血のような赤を身につけようよーう○こついてもあんま目立たないくらい濃い赤いっちゃおうよー
やっぱそういうのから世界のピースって生まれると思うんだよね!



蒼in下着売り場。


・・・・・・・


なんとなく居心地悪い。いやなんとなくでなくてかなり居心地悪い。

なんか今だに自分が変態に思えてしまうのはなぜ。
ほれ、男性の容姿を持っておられた頃が私にもあったわけで。
その頃って女性下着売り場ってやんごとなく聖地じゃない?なんていうか女しか絶対足を踏み入れてはならない聖域。


女性下着コーナーの前を通るときも男性は足早にうつむき加減で通り過ぎるのが定石。
「興味あるけどぜんぜん興味ないなんていうか逆説的な?いや興味あるへーこの子こんなおパンツはいてるんだいかんいかん俺は変態じゃねー」的な葛藤抱きつつ通り過ぎるじゃない?男どもは。


まぁ私はもちろん妙な下心とかなかったんだけど、男として育てられた分、やっぱ今だに女性下着売り場は足がすくむ。完全にストレンジャー。
だって聖域だもの。
「その者、赤きパンツを求めて、女性下着売り場に降り立つべし」ばばさまー!みたいなナウシカ気分。もうオームとか森に帰って?いい加減。



変な汗かきながら赤いパンツを探す私。
赤赤赤
たまにこれだ!って赤があっても、パンツだけで3980円とか。んなもん買えるか!パンツは一枚300円って相場が決まってんだろーが。安い赤パンツで彼氏をGET→ウマー
これが私ism


ないないないないないー!
赤いパンツはどうにも高い。あきらめかけた頃。
表のワゴンセールに山積みされたおパンツの一番上に赤が。私が求め続けた真っ赤なおぴゃんつ(嬉しすぎて噛んだ)が!

ふー
深呼吸してワゴンに近づく私。
そうそう。この色。この色で私も男GET。しかも298円。298!もうある意味もうめくるめく彼氏がいるバラ色のような毎日が。キムチ鍋とかちゃんこ鍋とか一人で食べなくていいのね。土日祭日とかなくなりますようにってのが一番の願いでなくていいのね。
あーゴッド!(あー神よ)



wanawana震える手でパンツを手に取ろうとした刹那。
私の目の隅がヤングボーイが歩いて来るのをキャッチした。何食わぬ顔でワゴンから目をそらして店内を覗き込む私。
もう完全に赤のパンツとかぜんぜん興味ないシー的な装い。春の装い。


だって考えて?ワゴンセールって大体店外でやっとるわけですわ。人通りとかすごいし。老若男女すごいし。
もうどいつもこいつも私がどんな色のパンツ買うのか凝視してるはず。
あーこの子こんな清純潔白な感じ(希望)なのに赤かー。結構ご盛んなんだな色々と。的なこと思われるに違うないし!

一人一人気絶させたい。「ごめん!」とか言って首の裏あたりに手刀入れたり、みぞおち辺りを殴りたい。気絶させたい。



私は何度か、
赤のパンツを手に取りそうになる→ヤングボーイ来襲→そ知らぬ春の装い→リーマン来襲→そ知らぬ初夏の装い→KD(神聖なる高校生男子)来襲→死にたい
を繰り返し、ようやく赤の298パンツを手に入れた。
もう「赤のパンツと私」って自叙伝書いたら確実にミリオン。下手したらビリオンセラーいくね、確実に。



そして。
現在赤のパンツ着用中。
音沙汰なし。彼氏出来そうな音沙汰まったくなし。いつ速報入るかいまかいまかと待ってるんだけど彼氏候補速報とかも全然入らない。


・・・・・
かりやざきしょーご出て来い!(変換もしたくないくらい腹立たしい)
やっぱ298円じゃ効果薄いのかなー。次は奮発して498円くらい出すぞ。出すぞ!


彼氏GET出来たらすぐさま報告します。その場でブログ更新します。おめでとうってコメント打つ準備して待つように。心して待つように。
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