「恨み」の綺麗な晴らし方。その2。 | そよぎめぐみブログ

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私は大嫌いなことを始める派!




恨みを綺麗に晴らそうと思ったら、
大嫌いなことでも始めないと、
先には進めないんですね。と言うのも。

「人を許せない思い」の裏には、
「自分を許せない思い」もワンセット、
そんなケースがとっても多いんです。

この二つは、似ているけれど全然別で、
まずバラバラにほぐす必要があります。

でも「自分を許せない」ことには、
認めたくない気持ちが働くことが多くて、
なかなかスパッと出て来ないんですね。

例えば。

誰にも言わないで、と言ったことを、
話した相手が言いふらしたとします。
昨日まで平穏だった人間関係が、
一夜にして変化してしまったとしますね。

まず、言いふらした相手に対して、
ガンガン怒りが湧いて来ます。

でも、その怒りの裏では、
本当の弱みを言いふらすような相手に、
話をしてしまった自分を、責めてもいます。

薄々「話した自分も・・・」とは思いつつ、
「とにかく相手が悪い」気持ちでいっぱい。
泣いたり怒ったり困ったりで、
結局「あの人許せない」=恨みに落ち着いて。

でもね。

ずーっと相手を恨み、
仕返しを考えるだけで終わったり、
クヨクヨして過ごすの、もったいないですよね。

ましてや、本当に仕返しをして泥沼になんて、
ハマりたい人はそうそういないと思うんです。

ここで大切なのは。

自分自身を許せないのが一番つらいことだと、
このチャンスに気づいて欲しいんです。


抱えている恨みを、
意識して口に出してみて下さい。

「あの時ああしていれば」
「もっとこんな風にできたはずなのに」
「私が弱かったから」「甘かったから」

そんな風な言葉で出て来る部分が、
自分を責めている内容です。


何度も何度も口に出しているうちに、
ちょっと自分的押し問答の内容が変わります。

「今の私ならわかることでも、当時の私には
 それが精一杯だったんだから仕方ないよ」
「でも!」

いずれ、いくら後悔しても取り返しはつかないと、
どこかで一区切りつくタイミングが来ます。
「そう、当時の私には、仕方ないことだった」

ここでようやく「恨み」から
「自分を許せない気持ち」が取れて、
「艮」と言う強力パワーに輝きが出始めます。


後ろを見ても仕方ないと気持ちが切り替わり、
振り向きながらも、前を見られるようになる。
この前進の気持ちが「木」の要素です。

「艮」+「木」=「根」。

一旦、自分らしい根が張りだせば、
新しい養分になる経験や仕事が、
自然と集まってくるようになります。

そんな中、「相手を許せない」気持ちもまた、
徐々に「どうでもいいもの」に変わり始めます。

100%許せなくても、普段は思いださないとか、
たまに思いだしても、大して不愉快にならないとか、
確実に「過去の遺物」に変えていけるんですね。

ここまでくれば「艮」パワーはほぼ100%、
自分のものです。人生を変える程の強力さを、
全部自分のために使えます。


人に対して恨みを持ってしまった時。
考えてみて下さい。

自分の中に、許せない部分があるのかもしれない。

自分と向き合う時が、来たのかもしれない。

トラブルは、きっかけに過ぎないのかもしれない。

そんな悠長に考えてる暇なんて、
悔しくて悲しくて、なかなかないとは思うんですが。

つまらない言動で更に傷を広げてしまう前に、
この「辛抱」の先に何かあるのかも!と言う希望を、
必ず持ってみて下さい。

それが「人生に無駄なものなんて一つもない」の
真骨頂の一つだと、個人的には思っています☆

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