+ 仕事が辛くてフラッシュバック (毒 | around the secret

+ 仕事が辛くてフラッシュバック (毒

 今日は辛かった。帰っても良いかな、叫ぼうかなと何度も思った。

 何ってったって職場で元ちとせと、鬼塚ちひろのCDがエンドレスでかかってたのだ。


 ・・・・・・あれ?字面にすると全然辛くないし、今思い返してもアノトキの辛さが甦って来ない。だけど辛かった。叫びたかった。いっそブレイクダンスでも踊りたいくらい。


 しかも3時ごろ折角CDが止まったかと思えば、次にかかってきたのも似たような職場には向かない歌で。


 余程親しい人でない限り、「嫌い」トークはしないようにしているので、口には出さず「聞こえない聞こえない」・・・と、頭の中で別の歌を大音量で流しつつも、昔のフラッシュバックが。


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 トシミツさんとゆーバツ1の友達が居て。こいつが私より年上なのに、いつも10代後半や20代前半の女の子と付き合っている。ココロに問題がありそうな子ばかりなのが、何となく付け込んでいるようでちょっとイヤだったのだが(あっ人の事言えねぇ!)、まぁ10代後半ならココロの問題も付き合う男も自己責任だろう。


 そのトシミツさん、「彼女がライブ出るから、ゴハンがてらに見に来ない~」と。

 危険な香りがしたが、ライブハウスなら煩いけど軽食も出来るし、トシミツさんには通販で買い物を頼んでいたので、取り敢えず場所はそのライブハウスでという事で約束をした。そしたら案の定。


 元ちとせ のような発声のバンドばかり5連続で出て来やがって。

 勿論元ちとせじゃないので、歌詞も幼稚で、声も裏返ってるだけ、何故か曲やプレイやフリはパンクが混じっていてとても痛々しい。

  「私は傷だらけ」「みんなはどうしてそんな無神経に生きていけるの」「私は社会の被害者」「世界は穢れてる」「私は狡い汚い」「呪われた運命」「死んだ方が良い」とゆー趣旨の下手な歌を延々と聴かされ。

 フと見回せばお客も何だかソフマップで、多分彼女たちの歌が上手かったなら、彼女らに沢山ファンが居たなら、きっと聞きに来なかったようなタイプで。


  別に良いんです彼女らと彼らは好きで利害関係も一致してやってる事なんですし、10も年上のワタクシがとやかく言う事じゃないです。私がその年頃に書いていた同人誌だって、同じ位に痛かったことでしょう。


 でも。そんな所に何故連れてきたのトシミツさん、これはイヤガラセですか私何かしましたか通販頼んだのがそんなに手間取らせましたか私の事が嫌いなんですかと私は本気で心の中のトシミツさんに何度も何度も問いかけ問いかけ。

 トシミツさん。私がそういうのを理解出来るほど大人じゃなくてユトリもなくて、そういうのに縁がなくない人種で同属嫌悪も混ってるって事も良く知ってる筈じゃん。ってっか、何で私こんな所に居るんだよトシミツさんの女癖が全ての原因じゃんトシミツお前が悪・・・・・・for($i = 0;  $i<私の耐性;  $i++ と思わせて$i--){・・・


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 ZABADAK というバンドがある。十二国記のEDや、マクロスなど、アニソンに縁のある、「人を選んで薦めないといけない」系のバンドだ。

 私は10年ほど前そのバンドが人生変わるほど好きだった(アニソンに縁があると知ったのは最近の事)。

 ZABADAKの曲も、今初めて聞いた(聞かされた)としたら、やっぱりツライのだろうか。ああ、こないだ引越しの折に吉野朔美を読んだら結構辛かった。そのノリで「今、サリンジャーを読んだら辛いんだろうか」と思い読んでみたら、止まらなくなったのでびっくりした。ビバリーヒルズ高校白書は面白いけど、もし田園調布高校白書なんてドラマがあったならツライだろうというのと同じだろうか。人種が違うから、別の生き物として見れるのだろうか。アリーマイラブもSATCも、舞台が日本だったら「会社にこんなん居たら」などと想像してしまい、耐えられなかっただろう。



 何でこんなにツライのだろう。所詮メジャー、商売的要素も強いというのに、なまじピュアっぽい曲を歌うからだろうか。何か引っかかるのだ。



 そしてリアル世界の双樹さんは、中島みゆきの「根雪」を心の中で大熱唱。

  「♪ 誰かあの歌を だ~れか~ やめさせて~ ♪ 」