2005-11-29 21:25:08

+ バイティング ザ サン

テーマ:* 最近読んだ本。

 10代後半と20代前半、タニス・リーの本を大気のように呼吸して生きていた。


 元々ファンタジーが好きなのだ。夢物語としてのファンタジーより、象徴としてのファンタジーが好きだった。テーマや作者の世界観や考え方で築き上げられた、「計算された世界」。精神論で辻褄が合うのが気持ち良い。


 人間が死からも解き放たれた高度文明世界での話。全てが富み過ぎて働く必要もなく、通貨はコンピュータの支払い装置に向かって「有り難う」と言う時の精神エネルギー(随分と皮肉だ)。着替えるような感覚で体を取り替え、体の交換時期が待てない場合は自殺をして新しい体を手に入れる。出て来る人間は、何百歳にもなるのに退廃的で我慢が足りなく衝動的な子供ばかりだ。そんな話。



 リーを初めて読んだのは18の時。正月巫女のバイト中、深夜、人気のない境内で「アヴィリスの聖杯」を読んだ。日本昔話級に繰り返し聞かされたような物語が大量の形容詞に連ねられているのを陳腐に感じた。訳者にもよるのだろう。

 当時は気になった作家さんは2,3冊毎買い込んでいたので、ラストチャンスとばかりに読んだ「惑乱の公子 」。これで頭上3メートルまで填った。傍迷惑な狂気の王の話で、そもそも自分が狂っている。曲がったハサミで物を切るように、笑えるほど思う通りにいかない。望むように「だけは」ならない。

 今読んだらどう感じるかは分からないけれど、18の小娘にはリーの耽美文体で綴られたその滑稽さがとても美しく、むせ返るほどだった。


 リーは速筆の作家だが、日本のファンタジーブーム(バブル期)が去って暫くしてからは、訳書があまり出なくなってしまった。あれから10年経って読んだリーは、少しキレがなくなっている感はあるけれどテイストは好み。  ストーリー自体は、リーのお馴染みの神話系、天地創造の物語かと思えば、尻切れトンボな感じがした。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
2005-11-26 23:21:50

+ いっこ、減らそう。

テーマ:* 日記。

 職場から一つ貰い、バイト先から一つ、元々持ってる覚えやすい番号のが一つ(手放したくない)、住んでた所でそのキャリアが圏外だった時に新規購入したのが一つ。

 現在、携帯電話4台使いである。


 最初は「うわー私って遊び人のギャルみたいだー♪(偏見ですか)」「オミズみたいだー♪(これも偏見ですか)」と、両者一度はやってみたかった事なので何となく嬉しかったのだが、最近では面倒臭い。大体、顔を洗うだとか化粧をするだとかの”忙しい朝のルーチンワーク”に、携帯電話の点呼というのが加わるのだ。全部のメール・着信、電池残量、存在チェック(一個の時でも探してたのに)。

 シチュエーションによる、電源やマナーモードのON OFFも面倒。小心者なので、マナーモードにし忘れは殆どないのだけど、通常モードに復帰をよく忘れる。そして一台でも家に忘れた時は、何だか落ち着かない。


 ・・・・・駄目だマメじゃない私には向いてない。こういう作業には多分一番向いてない。実は面倒臭くなって既に1,2台の携帯チェックが疎かになってる。

 二股・三股も私にはもう、無理(もう?)。


 仕事で使う分は仕方ないとして、せめて自分使いの携帯は、一台、減らそうと検討中。早く来年末になって番号ポータビリティにならないかなぁ。

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2005-11-22 20:24:41

+ ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えまし

テーマ:* 観たもの。
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
 1972年。私が産まれた年の作品。タイトルや扱う内容の割には露出も殆どなく、現場もナシ。2005年に見ても、楽しめるのは流石。
 本格的にくだらなくて、おバカで、懐かしい笑いの作品。貞操帯だのSMだの獣姦だの女装趣味だのを出して来てもエロくならない程バカバカしく在りながら、それでも知性や品格を感じる。流石だウディ・アレン。
 最終話で精子に扮したウディ・アレンが外の世界に出るのを怖がりながらも出て行くシーンのヘタレっぷりが、やけに可愛くてココロ動かされた。生命に対するプリミティブな肯定というか、祝福みたいなものを感じた。流石だウディ・アレン。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-21 20:00:42

+ 通信教育が始まった

テーマ:* 日記。

  大丈夫かなぁ私。
 

子供の頃は夏休みの宿題やら、課題系、苦手だったんだ・・・・・・。
 大人になってからは少しは出来るようになったんだけど。

 双樹さん、今年の目標(本当は去年の目標だった)Oracleのレベルアップ。

 取り敢えず宣言します。


 2005年11月21日始動。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-11-20 09:22:48

+ ピーピー兄弟

テーマ:* 観たもの。
【DVD】 ピーピー兄弟 THE BLEEP BROTHERS

 ZABADAKという音楽グループのファンである。

 今でも活動は続けられているが、黄金時代が1989からの4年間と言われる、やや古いグループ。ライブのDVDを見たいなぁと思い、TSUTAYAディスカスで検索をかける。店舗には確実にないが、全てが集まるセントラルには、もしかしたらと思い。


 検索結果は一件。プロモやライブはなかったが、音楽担当をしたシネマのDVD。レビューでも、好評のようだし、借りてみる。


 ストリップ劇場の漫才コンビのお話。そこそこ真面目な漫才をしていたのだが全くウケず、ある日ヤケになってやったシモネタだらけの漫才がスカウトマンの目に止まり、デビュー。だけどテレビで放映されたのは、伏せ字の「ピー」 ばかりで、内容が全く分からない漫才。

 皮肉な事に内容が全く分からないということが視聴者の想像力を掻き立て、人気急上昇・・・・・という話。


 ピーしか聞こえない漫才に、視聴者が大ウケするというのもまぁ面白い発想だし、その発想のままどんどん展開してくれるのかなと思いきや、そこまでで。

 ファンタスティックなZABADAKのBGMだから、シュールな作りかと思えばそうでもない。ZABADAK(吉良知彦)テイストの音楽も感じられない。十二国記のEDなら最初の一小節で吉良曲って分かるのに。ラストのハッピーエンドの型も、無理矢理というかズレてるというか。

 

 土曜や平日のお昼間にやってるドラマみたいだったなぁ。あ~つまんなかった~。

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2005-11-15 21:04:13

+ ペアのワイングラス、片方割っちゃった。

テーマ:* 日記。

 料理中、サランラップがひっついて、転倒。縁が欠けてしまった。

 陶器製の、薄い軽いワイングラス。良い品なんだろうなと思いつつ、実はあまり好きではなかった。

 一瞬の事だったが「倒れるかな」と思った瞬間に、故意に手を止めず倒れるに任せてしまったような気もする。


 気に入らなかった理由は、初めて入った会社で社内表彰をされた時の景品だったから。

 ありがちだが私は社会人デビューした会社を、喧嘩辞めしている。そこの社長が議院選に出馬をした時に来た選挙応援要請も、かなり口汚く罵り断り、とにかくその会社に対しては幼さ見苦しさ全開の私だ。


 私は古い人間だから、会社を転々とするのは我慢が足りない証拠だと思い、辞めるまで7年我慢をした。

 今になって思うには、「環境を選ぶのも知恵」。周囲に変われと求めるより、ずっと早い。無駄な体力も時間も使わなくて済むし、しなくて良い苦労で身を汚す事も、ない。明らかに違う人種も居るのだ。


 ワイングラスのもう片方とは、縁に任せてそれなりに大事に使っていこう。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-14 21:38:00

+ 忘れない。

テーマ:* 日記。

 スクールがひとつ終わった。


 「しんどい」、「理解出来ていない事が積もっていく」、「予復習出来る時間が欲しい」といいつつも、それは自分の問題で。

 これはいつまで続くか分からないラッキーのひとつ。だから出来るだけ有効活用するのが私の義務。

 卒業試験は、実技が「そこ躓く所じゃないし。そこ、まだ問題じゃないし」という悲しいレベルで、筆記がかなり高得点。いつもの逆だ。

 私は苦手な事ほどこの傾向が強い。身につけるよりも力業の丸暗記で頑なに押し切るわけだ。宜しくない。


 義務教育の教師というのは私にとって凶職で、大人になってからの付き合いでも「やっぱ先生か」と思うことが多い。
 代わりと言っては何だがそれなりの稽古事の先生を崇拝してしまう癖が私にはある。もともとジャンルを問わず、オタク萌えが激しい私だ。そこに自分が身に付けたいと思う技術を、教えるほど習得してる人が集団で居るわけだ。猫にマタタビ。

 だからいつも学校を後にする時は「この人達と縁が切れてしまう」ということに大打撃を受けてしまう。私が優等生で居られる程度の学校に通っていた時は、仕事仲間や対等の立場として卒業後も付き合いを続けられたのだけど、最近は寧ろ劣等生。その上本職が忙しくて時間が裂けない。あーーあ。残念。


 とにかく終わったということ。時間というのは放っておくと光速で過ぎるもの。


 先生達、有り難うございました。ここでの事は、忘れません m(_"_)m

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-08 23:10:56

+ 盗作 【誰のための綾織】 飛鳥部勝則

テーマ:* 日記。

↓分かりやすい検証サイト↓

http://www.geocities.jp/flutter_of_earthbound_bird/


 故 三原順氏は、文字通り自分の命をかけて、作品を吐き出し続けた人だと思う。

 どれだけの共感が、救いが、真理が、思想が、あの中にあっただろう。多分、それを産み出した御本人の苦しみも想像を絶するものだった筈。だからこそ、あの三原順の世界があったわけで。

 盗った側は、それらがどういう強さで吐き出された文字だったか、分かってたのだろうか?


 同じ「水を一杯盗る」のでも、顔洗う時も蛇口開けっぱなしな日本家庭から盗る水の一杯と、砂漠で渇死寸前の人の手元から盗る水の一杯では重さが全く違うだろう。

 盗作は勿論悪い事。だけどその中でも、三原順の作品は、絶対に盗ってはいけないものだったと思う。タダのファン心理かも知れないが。

 

 一冊の本の中に、故 三原順氏の、文字の異様に多い13冊分の漫画のエピソードや比喩・表現がギッチリ詰まっていて、「はみだしっ子ダイジェスト」でも作りたかったのか?というレベル。

 「ちょっと似てるかも」「言われてみれば」のレベルではない。原文そのままな箇所もあり。


 その恥知らずさもびっくりだが、三原順ほどの個性は、パクると確実にバレるだろうという事も考えなかったのか? という辺りも、かなり痛い。 

 

 つい「三原順氏でなく、お前が死ねば良かったのに」なんて思ってしまった。

 せめてさ、悪い事したんだったら、ちゃんと謝れよ飛鳥部勝則。教育者だろうが。


 今日は毒吐きになって、ごめんなさい。


 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-07 00:03:54

+ 夜見る方の、夢の話

テーマ:* 日記。

 普段は見た夢を覚えていない私、何故か物凄く印象に残ったから、意味があるのかもと思い取り敢えずブログアップ and 文字にして残しておく。

    (どなたか夢判断or夢判断の詳しいサイト、教えて下さいとお願いなどもしてみたり。)


-----------------------------------------

 薄暗くて広い、コンクリートのたたきのユニットバス。湯船に浸かっている。バスは清潔で西洋風に見えない事も、ない。

 トイレとお風呂場がそれぞれ部屋の両端にあって、中間辺りの壁の一部が観葉植物の棚になっている。棚の周り50センチほどは壁がなく、棚の周囲から外に面している。外は、森というほどではないが、そこそこ緑だ。棚の反対がユニットバスの入り口。


 観葉植物の小さい鉢が沢山で、葉には埃ひとつなく育ちも良いので「うわーこれ、これから私が管理出来るのだろうか」と戸惑っている。元々そこは私の家ではなかったようだ。

 ちなみにリアルの私は、サボテン女だ。世話はするが植物慣れしてないのか、とにかく枯らす。今現在、世界一丈夫な植物というサンスペリアと格闘中だ。


 浴槽の縁に黒か濃い灰色の綺麗なネコが居る。その猫が私にとって敬語を使わなければいけないような存在で、私に何らかの縁があって、好意的なのも感じる(先祖の象徴だろうか)。

 「ここにはこんなに霊が居るのに、よく平気だね」というような事を言われる。先日の占いのせいで、どうか見えませんようにコンプレックスがあるので「私は恐がりで、見えてしまうと日常生活に支障を来します。人に見えないものが見えた所でそれを有効活用出来るほど頭も良くありません。どうか見えないままにしておいて下さい」とお願いをする。

 猫は何も答えないが、何故か「多分、これからの人生も怖い思いはしないだろう」という安心感は、ある。


 お風呂場から出たわけではないが、その家は、黒っぽい木造建築、広くて、手入れされた古い家のようだった。


 妙に安心感と懐かしさがあって自分的には気持ちよく目が覚めたので、吉兆だと良いなと思いつつ。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005-11-06 00:07:28

+ ザッセンハウスのミル

テーマ:* お買い物。

3

 前に務めていた病院の用度さんが、「俺の朝はコーヒーを曳いて、カフェオレを作るところから始まる・・・」と言っていた(ちなみに会話にアニメのセリフが時々入る人だった)。


 如何にも金持ちの坊ちゃんで、小洒落たシングルライフ送っている人だったが、毎朝自分でコーヒーを曳いてカフェオレを作るお洒落さは良いな と感心した。規則正しい小綺麗な生活が送れる類の育ちの良さは、大歓迎。


 土日の仕事が在宅になってから、部屋でくつろぐ時間が増えたので憧れのミルを購入。


 ミルといえば、友人のお父さんを思い出す。お父さんというよりお爺ちゃんといった風格の大学教授で、小学校低学年の私に、ミルでコーヒーを曳いて、サイフォンで煎れて出してくれるのを見て、「手間がかかることだなぁ」と思いつつも、薄暗い書斎と一緒くたに、憧れを感じた。


 カフェイン中毒に足を踏み入れた中学生時代以来(最近は一日2杯までに節制している)、きき紅茶が出来る程度に紅茶好きだったので、無意味にコーヒーを度外視していた。何となく泥のようで、野蛮な感じがした。


 それが紅茶で慣れた体にコーヒーのカフェインは良く効くような気がしたのと、ゴミが出ないインスタントコーヒーの手軽さから、社会人になると同時にコーヒーにシフト。


 ザッセンハウスの156SW 通常の茶色より、更に濃い色(濃い色が好き)。あの頃の教授のミルも似た形だった。私も教授の風格の数分の一くらい身につけてもいい歳だ。


 コーヒー豆用キャニスターを買って、グラインダーブラシを買って、これからが楽しい所。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。