サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(南風武術倶楽部)のブログ

気持ちよく生きるためのライフスタイルとしての南派拳法(カンフー)蔡李佛拳とエスクリマ(フィリピン武術)アルニス・デ・アバニコを横浜、湘南で練習しています。グループレッスンは\2500プライベートレッスン\7000です。お問い合わせはこちらです。southmartial@yahoo.co.jp

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 思わぬことになってしまいましたが、そもそもの今回の調査目標は五祖拳でした。

 それがフィリピンにてクンタオ(拳道)という武術になっていると聞いていたからです。

 五祖拳は、鶴拳はじめ、太祖拳、羅漢拳、猴拳などの五派が総合された南派拳法で、北で編纂された少林拳の南進の歴史をそのまま意味している門派です。

 エスクリマと蔡李佛拳をする者として、その実態を調査したかったのです。

 しかし、現地でクンタオは見つけることが出来ず、また五祖拳も見つかりませんでした。

 代わりに、そこをもう一飛び越えてフィリピン武術内中国武術的なラプンティ・アルニスと遭遇できました。

 それまで知りもしなかった、まったくの新発見をすることが出来、これを持ち帰ることが出来たのは大きな喜びです。

 そしてさらに新たなる発掘物として、モンゴシというラプンティの徒手の部のフィリピン式カンフーの存在が見つかりました。

 フィリピンはいまだ言語統一が進んでおらず、手に入りやすい武術書などは発行されていないようです。書店では輸入品の英語の本が多くの棚をしめていました。

 このため、調査はフィールド・ワークが主体にならざるを得ません。

 とりあえず私はここまでを獲得しました。

 少林拳やフィリピン武術、またインドネシア武術などへの、更なる研究者が現れてこれを引き継いでくれることを望みます。

 日本の武術界のみならず、アジアの武術における研究の大きな進展がみられ、それらの武術の美点がより多くの必要としている人の手に届くことを望みます。

 いまの武術界は、あまりにも自己流や創作が増えすぎていて、歴史によって熟成されてきた人類の遺産が見失われつつあるように思います。

 もちろんそれらが護身術やビジネスなどで劇的な功利性を示すとは思っていないのですが、歴史の最先端に居る現代人として、保護して未来に送ることができたらと思っています。

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 練功に有効な鉄環が入りました。

 一般の通販だと一つ3800円から4000円ほどするようですが、一つ2500円で販売いたします。

 ご希望の方は連絡ください。

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 12月18日の日曜日、山下公園にてアルニスの練習を行いたいと思います。

 時間は朝の10時からとなります。

 よろしければご参加ください。

 雨天時は中止となります。

 お問合せ、お申込みはこのブログのアドレスまでお気軽にどうぞ。

 現地でのレッスンは、たいていダンスホール・レゲエやレゲトンなど、アーバン・ラテンが流れています。

 20代の頃に私が学んだのと同じ環境で、いまでも愛している音楽ジャンルの世界です。

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 本日の練習で、うちの筆頭学生さんがラプンティ・アルニスを初体験したのですが、彼も私と同じく、もともとモダンなどのエスクリマを割と熱心にやっていた人間です。

 そのため、ラプンティ・アルニスと言う超独特なエスクリマをモダンの視点から研究する会のような様相を呈しました。

 それぞれ別のエスクリマもしているため、数流派との比較検討です。

 結果、ラプンティはそーとー厄介なシステムではないかという見当が付きました。

 現代式の、モダン・アーニスやペキティ・ティルシャ・カリは、かなり広範囲的に技術を再統合した大変に良質なシステムだと思います。

 あれもできるこれもできる、昔はこんなのをやっていたし、最近はこういうのもできた、と、次々といろんな技を教えてもらえました。

 しかし、ラプンティはよくも悪くも必勝パターンに持ち込むことしかしないのです。

 始まりはどんな形だったとしても、そこから必ず勝てる作戦に引きずり込みます。

 たとえるならグレーシー柔術のような感じです。

 確かにそうすりゃかなり勝てるだろうけども、ちょっと露骨すぎゃしないかい、と二人でいささか途方にくれたほどです。

 なので結局は多様性ではなくて地力の高さがよりどころとなり、結果ひたすらタイヤを叩いてサヤウをしまくることになります。

 もしかして、これはちょっとつまらないスタイルなのでは……と思ってしまいました。

 これを面白くするには……どうすればいいのだろう……。

 正直、ケソンで一緒に練習をしていた現地の人たちがなぜやっていたのかはわかりませんでした。

 あるいは、いまだ日本と比べれば治安が悪いとも言えるフィリピンでは、リアルな護身術としてのニーズがあるのかもしれません。あらかじめ、棒を持っている……護身術……? 

 いや、そうではなくて、棒状の物ならなんでも手近な物で活用できるというケース・スタディなのかもしれません。

 と、言うのもこれが中国武術をルーツに持つものだと言うところから考えた場合、日用品を兵器として用いると言う発想が普遍的にあるからです。 

 そのように、一見しては武器には見えない兵器を暗器と言ったりもします。

 たとえば箸であったり、筆であったりします。

 うちには鉄笛や傘と言ったものが伝わっています。

 更には、鉄扇という物まであります。

 この鉄扇、つまり鉄の骨の入った扇子ですね。扇子をスペイン語でアバニコと言います。

 ラプンティ・アルニスの正式名称はラプンティ・アルニス・デ・アバニコ。

 その独特の近距離用の打ち方を、アバニコ・ストライクと言いますが、これ、あるいは本当に鉄扇術から来たとしてもおかしくありません。

 おそらくはたいていのエスクリマにアバニコ・ストライクはあると思われますが、ラプンティではほとんどの攻撃がアバニコです。

 むしろ、アバニコじゃなき攻撃を「ロングレンジ」と呼んで特別視しているほどです。

 そのためか、構えや立ち方そのものが他派とはまるで違っています。

 私は練習にカメラを持ち込んで動画を撮らしてもらっていたのですが、練習仲間(BROと言う)たちは「ちゃんと撮れたか? 確認してみろ」とカメラを覗き込んできます。

 確認しようと操作していると、サムネイルに入っている昔の私の練習風景などを観て「モダンだ」「モダンだ」とうなずいています。それくらい、小さな画面でちょっと見ただけで現代式の物とは違うヴィジュアルをしています。

 時にその時のBroたちの反応の感じが、柳生の里の朝鮮出兵経験者の老人たちが江戸の剣術を見て「今できじゃ」「腰高じゃのう」などと言っているような感じで、妙にスタジオ・ジブリのアニメでもみているような面白さがありました。

 ここで思い出したのですが、私は柳生の剣をいくらかかじった時期があります。

 その時に、これはエスクリマに似ているなと思っていたのですが、あながちラプンティに関してはまったくつながっている可能性が無いとは言えないのです。

 と言うのも、以前に書いた記事にあるように、スペイン時代のフィリピンにはすでに数百年も前からの中華系移民がいて、本土との貿易をおこなっていました。

 また、江戸期には日本の侍も多々寄港しており、日本人村もありました。

 彼等は貿易とはいう物の、その実態は海賊です。中国武術には南船北馬という謂いがありますが、南派拳法というのは海賊の武術の要素があります。

 日本人の海賊、あるいは日本人の海賊のスタイルを模した中華系の海賊を、倭寇と言います。

 この倭寇に伝わっていたのが、柳生の剣だと言われています。

 もともとは柳生剣士の朝鮮の役の時に使われた刀術を、中国側が研究して同様の刀術を創始したのです。

 この中華製の日本刀術を、朝鮮柳生……とは言わずに苗刀術と言います。

 理由は二つあり、一つには刀の形が稲の穂のような尖り方をしていたということ。もう一つは、中華帝国の伝承では四川で稲作をしていた苗族という民族が東方に移民したものが日本人だと言われていたからです。

 この柳生の剣は私の先生が曰く「柳生は細かい」という感じで、手元の操作で刃をクルクル返すというアバニコのような手法も多用されます。

 また、真向に足の甲まで切っておいてから真上に返ってくるラプンティが得意とする手法も逆風の太刀と言って伝わっています。

 いずれにせよ、もろに海賊武術のヴァイブスがラプンティにはあります。

 このように独特すぎる物が、どのようなニーズで現代のフィリピンに残っているのかはいまだよくわからないのですが、日本においてはその価値をこれからよく検討し、楽しみ方を創造してゆきたいと思います。

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 本日、初のラプンティ・アルニス・デ・アバニコの練習会が終わりました。

 午前と午後のそれぞれの練習会でカンフーをしながらやっただけでしたが。

 とはいえ、しっかり教わった通りの基礎を行ったので、今後の展開のためにも非常によい経験となりました。

 午後の練習ではちょうどモダンのアーニスの経験者が居たのですが、帰りの飛行機の中で創作したのではないかとの疑惑を持たれました(笑)。

 そのくらい、いわゆるアーニス、フィリピン武術のイメージとは違います。

 本当に中国武術そのものなのです。

 ちょっと自分で説明していて恥ずかしいくらい、明らかに中国武術です。

 いつもやってるカンフーが棒持っただけじゃないか。いさぎの悪い。そこまでして売れたいのかというくらい、立ち方、歩き方一つ一つがカンフーと同じです。

 同じくカンフーの要素が強いアーニスでは、日本でも比較的普及しているピキティ・ティルシャ・カリなどはウィンチュンから取り込んでいる物がかなりありましたが、こちらは福建拳法ではありません。同じ南派の中でもコテコテの広東系南拳がもろに取り込まれています。

 そのために、私がカンフー・マスターだから教わった物が濁ってカンフー色になってしまったのではないかと疑問を持たれても仕方ないくらいでした。

 しかし、私もいままで様々な武術や格闘技を学んできましたが、基本的に混ぜてきてはいません。

 今回のも、本当に習った通りに講義したのですが、まったくカンフーだったのです。いやホントだって!

 実際、学生さんも来る前にユーチューブで確認してくれてたのですが驚いていました。

 そして実際に体験してなおビックリです。

 グランド・マスタルがコン・プー(カンフー)から伝わったんだと言うだけあって、元から平馬系広東武術が土台にある。

 そうやって教わった通りに手渡してきましたよ。

 いまいる皆さんからすると南進の経緯をたどる経緯になりましたが、これから来てくれる生徒さんからすると、私と同じでアルニスを学んでから、そのルーツを学ぶという旅をすることもあるでしょう。

 きっと素晴らしく面白い経験になるはずです。

 草創期の日本の中国武術道場では、中国武術と日本古武術を併修できるところが多かったようですが、これからはシカラン系アーニスとテコンドーを学べる道場が出来たり、パナントゥカン(ダーティ・ボクシング)系アーニスとボクシングが学べるところが出来てゆくかもしれません。

 土台があるほど、そこから派生した技術はよくなると思います。

 実に楽しみな話です。

 そんな訳で明日は、湘南クラスでの朝からの練習会になります。

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