昨日の午後に夫宛に届いた封筒。
それは今日の大統領選挙の投票に関するとても大切な案内。
封筒の外側には「URGENT(緊急)」て印字されてるけどさ、選挙の前日に届くってどんな手際なんよ?
中を開くと、入っているお手紙はこれ。
赤線引いてあるとこは宛先で、うちとこの住所。最後にはETATS-UNISつまりUNITED STATESて書かれてある。
夫に尋ねたら、フランス本国から郵送されてきてるとのこと。
…。
領事館が発送したらええんちゃうんかね?
領事館にごそっと封筒を送り、領事館で送付したら郵送代が安く付きそうなもんですけど、そんなケチな話とはちゃうんかな。
どのみち封筒内の情報はすべて夫はウェブで確認できる言うてました。
投票場所はバーバンク市で、うちとこから結構遠いやん。
前の選挙ん時は、たしか割りと近いとこで投票できたようなはずやのに。ガソリン代かかるやん。
夫は朝から息子を連れて投票に行き、息子のサッカー試合前ウォームアップの開始ギリギリに帰宅したわ(゚ー゚;
で、投票案内の他に入っていたのが、なんか楽しい。
すべての候補者の二つ折りパンフ。
有力候補である4人のんだけご紹介。
左から、ル・ペン、フィヨン、マクロン、メランション。
(みんな ン で終わってるね、ん。)
フィヨンのを開いてみたら、こんな感じ。
ル・ペンのは、こんな感じ。
なんでモン・サン・ミッシェルの写真があるんか不明やけど綺麗なんで許す?
これらを見て、日本の選挙もこれくらいわかりやすく候補者に意見をまとめさせて、公平に紹介したらええのにと思った。
うちはできるだけ投票に行ってたけど、どいつもこいつも似たり寄ったりの抽象的な美辞麗句ばっかり並べた抜作ぞろいって感じで、誰に投票したらええのか非常に悩んだもんです。
“私はこう考えている”
“だからこんな風にしたい”
とハッキリ主張するフランスの選挙は、こなれてますな。
で、なんか笑うんが、これ。
投票用紙。
すでに名前が印字されてますやん〜。
夫に「投票場所で自分で記載したらアカンの?」と質問したら「それはOKやけど、僕の字は読みづらいから印字されてるんを使うわ」とのこと。
あぁ…せやな。
日本人みたいに書道の概念が無い国やもんな…(哀)
って、おめーら字の練習しろ。日ペンの美子ちゃんフランス進出する?
夫の予想では、スキャンダルから復活してきたフィヨンとル・ペンが最初の選挙で勝つんやないか、と。
最初の投票で誰も過半数を確保できへんかった場合は、トップ2人のみで2回めの投票となる。
フランス人は過激なんを嫌うから(ほんま?)、極右のル・ペンが大統領にならんように、極右以外で連合して対抗して、フィヨンあたりが落とし所で決まるんちゃうか?とのこと(マクロン39歳は若すぎ?とみてるけどどやろね)。
日本ではあんまり関心を持たれてへんようなフランスの大統領選挙。
夫が夜な夜なチェックするフランスのTV番組は、もちろん候補者達による討論会。すごい熱いよ。
先日阿呆のISによるシャンゼリゼ通りでテロ事件が発生したばかり。これが投票に影響をどんなけ与えるんか与えないんか。
極右のうちとしては、極右のル・ペンに大統領になってもらいたいもんです
っちゅーかさ、ル・ペンの主張程度で極右認定って、どんなけフランスの国内外メディアは極左やねん
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