毎度です minoli Destiny
TakaC です!
TakaC は レコーディングエンジニアとしてお仕事させてもらってますが、いつも、いろんなところで聴かれる質問があります。
「DAWってどれが一番いいんすかね?」
"ディー・エイ・ダブリュー"とか "ダウ" とか人によってその言い方も違うみたいですが、まずその前に 「DAWってなに?」って方に軽く説明しましょう。
"Digital Audio Workstation" の頭文字をとって DAW 。
「デジタルオーディオの作業場」とでも訳しておけばいいんですかね?
似た言葉に"DTM"ってのがありますが、コレはコンピュータで音楽を作ろうということが始まった当時から使われておりましてね。
当時のコンピュータで音楽というとほぼ「打ち込み」のことをさしていたといっても過言ではありませんが、そんな音楽制作がレコーディングスタジオでマルチトラックレコーダーで収録するに対して、机の上のPC使って音楽制作するところからDesk Top Music と言われ、その頭文字で DTMと呼んでます。
決して「ドエリャー・ツヨイ・モンスター」の略ではないのです。
...と それはさておきまして...
その後、コンピューター技術の進化に伴い、打ち込みの為のDTM作業に「録音」という作業が割って入ってきます。
音を収録する すなわち Audio Recording ですね。
そこから、音声の収録・編集ができるDTMソフトウエアのことを Digital Audio Workstation 「DAW」 と呼ぶようになったとさ。
そのDAWは現在、数えだしたらキリが無いくらい多くのソフトウエアが出てます。
以前から、4大DAWソフトと呼ばれていたソフトを挙げると
Digital Performer
Cubase
Logic
Pro Tools
ですかね。
先の3つは DTMソフト(打ち込みソフト)から オーディオ編集の機能を追加したソフトウエア。
ミュージシャンの中ではいずれも使用している人は多く、Digital Performer は打ち込みソフトのスタンダードとも言われていますし、Cubaseは現在楽器メーカーの巨人YAMAHAがハードウエアにバンドルしていることもあってか、バンドマンなどを中心に広がりを見せているようです。
特にLogicはオーディオサンプルの多いこと多いこと...。
直感でサンプル並べるだけでイメージが固まって、そこにMIDIで打ち込んでいったりギターやヴォーカルを追加していったりで、今までの音楽制作の流れ「最初に打ち込んでからそのあと録音する」という順序を塗り替えたソフトではないかと思います。
上記4つのうち ひとつだけその進化の過程が逆になっています。
そもそも、業務用としてスタジオで使われていたコンピューターによる音声編集機のソフトウエアが進化、そして並行して民生化し、MIDIの打ち込みを追加されて現在に至るのがProTools。
ProToolsを導入しているスタジオは全国の9割をゆうに超えるのではないでしょうか。
レコーディング・オーディオ編集では間違いなく業界標準でしょう。
他にも SONER、FLstudio、Ableton Live などなどなどなど....
強力な機能を持った個性的なDAWがたくさん!
そこで 冒頭の質問に戻るわけですが、
「DAWってどれが一番いいんすかね?」
soundhuman的には 「ProToolsを使ってくれるとうれしいです」 と返しますが、
ぶっちゃけ 何でもいいですw
自分で音楽制作する事にストレスを感じることなく作業ができて、自分が納得の行くものが作れるのであれば、どのDAWでもOKだと思います。
それでも、何で 「ProToolsを使ってくれるとうれしいです」 と言ったのかというと、
レコーディングスタジオとの互換性がシームレス(境界が無い)だからです。
ProToolsを使えば
「自宅でデモを作る」
「そのままスタジオでダビング作業」
「ダビングしたデータを自宅に持って帰る」
「持って帰ってきたデータを自宅で心行くまで編集」
「そして、またスタジオにデータを持っていく」
と 繰り返し スタジオ と 自宅 の行き来をすべてProToolsというフォーマットひとつでやり取りできてとても便利です。
もちろん ProToolsだけを使えというわけではありません。
周りにも 「Logic と ProTools 使ってます」 などいくつかのDAWを併用している方が多いです。
しかし Windows と Mac の互換性もあるし ProTools はホント境界線が無くて助かります。
なんか 話 長くなったな...