草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。


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 昨日、チワワちゃんの子宮蓄膿症の手術をしました。チワワちゃんの経過は順調です。

 子宮蓄膿症はそれほど珍しい病気ではありません。しかし、毎日あるような病気でもないのです。
不思議な事に、同じ手術が重なる事がよくあります。

 明日、ダックスちゃんの子宮蓄膿症の手術が入っていますが、今、ワイマラナーのリンちゃんが具合が悪いので連れてこられました。

 陰部からオリモノが出ていましたので、子宮蓄膿症の可能性が高いのです。子宮蓄膿症は、エコー検査で簡単に診断ができます。やはりリンちゃんは子宮蓄膿症で、点滴が始まりました。手術は明日です。

 このような事がよくあります。不思議ですね。




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 子宮蓄膿症は、不妊手術をしていないと、高齢になるとかなりの確率で発症します。

 不妊手術をする理由は、小さい時に卵巣を切除すると、高齢になってからの乳癌の発生率が低くなります。

 それと、卵巣が残っている犬は、高齢になると子宮の病気になりやすい事です。

 その為に、卵巣又は卵巣子宮摘出手術を行うのです。

 基本的に、卵巣さえ摘出すれば、子宮の病気にはなりませんので、私の病院では子宮に異常がなければ卵巣だけ摘出する手術を行います。

 夕方手術を行った小梅ちゃんは無事に回復しています。

よかったですね。




入院室に戻った、小梅ちゃんです。
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 夕方、一頭のチワワちゃんが来ました。

 陰部からオリモノのが出ていて、食欲が落ちているとの事でした。

 陰部から膿が出るのは、膀胱からか子宮からです。

 その子の名前は、小梅ちゃん、かわいいチワワの女の子です。不妊手術を受けていないこと、オリモノは膿でした。膀胱には尿がたまっていましたので、やはり子宮に膿がたまってしまう「子宮蓄膿症」です。

 早速、エコー検査、レントゲン、血液検査を行い、子宮蓄膿症と診断しました。

 治療方法は、外科的に、卵巣子宮を摘出します。手術をしないで抗生剤を投与すると、子宮内の細菌が急速に死滅しそれによるエンドトキシンショックを起こす可能性があり、まずは外科手術です。

 今日の午後の診察は大忙しです。勤務医5人のうち3人は休み、一人は午後から講習会に出席で、午後の獣医師は私ともう一人。5時前に他院から緊急のCT検査が入りました。

 CT検査は、昨日から後躯麻痺のシュナウザーです。椎間板ヘルニア疑いとの事でしたが、シュナウザーはヘルニアより「脊髄梗塞」が多い犬種です。

 CT検査では、ヘルニアではありませんでしたので、そのままMRI検査です。やはり脊髄梗塞で内科的治療です。今日は私の病院へ入院して、明日の午前中に主治医の先生の病院へ戻ることになりました。

 子宮蓄膿症の手術は終わり、今は点滴中です。

 さすがに、疲れたので少し寝たいと思います。    こて!





ほんとうに、とってもとってもかわいい小梅ちゃんです。麻酔導入前の写真です。








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