草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。


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 ダックスフンドの「ミドちゃん」、昨日の朝に腰がふらつくようになったお連れになったのですが、まだ歩行できたので、内科治療にすることにしてお家に帰りました。

 

 しかし、夜中に症状が悪化したため連れてこられました。

 

 CT検査の結果、突出した椎間板物質が大きかったので手術になりました。

 

 この手術は、普通は勤務医の先生がするのですが、どんな手術でもあまりしないでいると下手になります。

 

 なので、今日は私が手術をしました。忙しかったので、手術助手はなしで、一人の手術でした。

 

 椎間板ヘルニアの手術は、椎間板物質がサクサクと取れて症状は良くなるので、おもしろい(不謹慎ですが)手術です。

 

 私の病院では、一般外科ができるようになる3年目には、私が助手に入ってこの手術はさせています。

 

 会得してしまえば、大型犬の避妊手術よりは簡単です。

 

 

 

 

 

 

ミドちゃん、可愛い子です。

 

 

 

 

 

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 わんちゃんの頚部椎間板ヘルニアについては、何回かブログでも書きました。

 

 首の骨は7個あり、第1頸椎と第2頸椎の間は椎間板はありませんので、2〜7で5箇所、稀に第7頸椎と第1頸椎の間の椎間板ヘルニアも起こすことがあります。合計6箇所に椎間板ヘルニアが起こる可能性があるのです。

 

 今日手術をした子は、5月の終わりころからだんだん前足も後ろ足もフラフラするようになり、6月4日に四肢麻痺になったそうです。

 

 他院での検査の結果は、頚部椎間板ヘルニアで、そのまま内科的な治療が続いていました。

 

 今日私の病院へおいでになり、診察をしてみると、前足も後ろ足も反射は無くなっており、完全な四肢麻痺です。

 

 頚部椎間板ヘルニアは、頚部痛だけのこともありますが、椎間板の突出が大きい場合には四肢の麻痺が出ます。

 

 手術の適応は、四肢麻痺の場合と、2週間以上続く重度の頚部痛の場合で、CTまたはMRIで突出した椎間板が確認された場合です。

 

 その子の名前は「チキちゃん」、6歳のチワワの男の子です。

 

 そのまま入院になり、CT検査の後手術でした。

 

 

 

 

手術前の「チキちゃん」横になったままです。

 

 

 

 

 

 

 

夕方のチキちゃん、前足は立てるようになりました。よかったですね!

 

 

 

 

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 先日立てなくなって長野から連れてこられた、ラブラドールの「ラッキー君」。

 

 経過は順調で、今日退院予定だったのですが、3日前に傷口の感染がありもうしばらく入院になりました。

 

 クリスマスは新潟にいることになりました。

 

 

 

 

 

 

今朝の「ラッキー君」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 今日はプードルちゃんの首の椎間板ヘルニアの手術でした。

 

 数日前から首をすくめてうまく動けなくなりました。

 

 2日前に来院され、頸部椎間板ヘルニアが強く疑われたためそのまま入院となり、今日の午後からCT検査を行いました。

 

 結果は、数カ所の頸部椎間板ヘルニアがあり、第2頸椎と第3頸椎の間と第3頸椎と第4頸椎の間の椎間板ヘルニアが今回の病変と思われたため、そのまま手術となりました。

 

 昨日手術をした、ラブラドールの「ラッキー君」、まだふらつきますが立てるようになり歩くこともできるようになりました。

 

 食事もしてくれるので、このまま順調に回復してくれると思います。

 

 

 

 

 

 

夕方のラッキー君です。

 

 

 

 

少しふらつきますが、歩くことができるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 今日は、ダックスちゃんの椎間板ヘルニアの手術でした。

 椎間板ヘルニアの手術は、特別なことがなければ、勤務医さんが執刀します。

 今日は、敦井先生がお休みだったので、執刀は佐藤先生です。

 問題もなく手術ができるようになっていますので、任せているのですが、今日のダックスちゃんは、超レアケースだったのです。

 CTで椎間板ヘルニアの起こしている場所は特定できているので、あとは、普通どうりに手術を進め、突出した椎間板物質を取り除くだけです。

 しかし、今日は突出した椎間板物質があるはずのところになかったのです。

 そのような時は、術中CT検査で状態がどうなっているかを調べます。

 術中CT検査でも、骨を開けたところに、しっかりと椎間板物質が写っています。しかし、実際には脊髄の下には何もないのです。

 考えられるのは、硬膜内に椎間物質が入り込んでいることです。

 脊髄は硬膜に包まれています。椎間板ヘルニアは、突出した椎間板物質が脊髄を包んでいる硬膜の下に出ているのですが、ごく稀に、硬膜内に入り込んでいることがあるのです。

 数例の症例報告で、硬膜内椎間板ヘルニアがあるのは知っていました。

 しかし、私は過去300例以上の椎間板ヘルニアの手術をしてきましたが、硬膜内のヘルニアは今回が初めてです。

 術中CTで硬膜内ヘルニアとの確信がついたので、あとはやることは決まっています。

 硬膜切開をして、硬膜内の椎間板物質を取り除くのです。

 執刀はそのまま佐藤先生で、無事終了でした。

 いつもやっている手術でも、時々レアなケースがあり、それに対応できるかどうかも大事なことです。

 




 
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 20日ほど前に、頚部痛で入院したフレンチブルの「アトム君」その日はアトム君の他に2頭の首のヘルニアの子が入院していました。

 アトム君は右前足の麻痺と頚部痛で、歩くことはできましたので、その日は内科的な治療になりました。

 次の日には、すっかりよくなり退院したのですが、先週また痛みのために入院となりました。

 症状は痛みだけなのですが、繰り返すために麻酔下でのCT検査を行ったところ、かなり大きな椎間板ヘルニアがあることが分かったのです。

 幸いなことに、椎間板物質が柔らかいために症状が軽く出ているだけです。

 しかし、これほど大きなヘルニアはそのままよくなることはなく、時間が経つと今は柔らかい物質が、消しゴムのように硬くなり硬膜と癒着してきます。

 アトム君はそのまま手術となりました。

 そして1週間後の今日退院です。




 




CT検査で、大きな圧迫があることがわかりました。




















すっかりよくなり、上を向くことができるようになりました。よかったですね!










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 不思議なことに、同じ病気が続きます。

 今日はヘルニアの日だったようです。

 昨日のお昼にチワワの「テンテンちゃん」が、急に後ろ足が立てなくなったとのことで来院されました。

 考えられる疾患は、椎間板ヘルニアと脊髄梗塞です。

 チワワちゃんは首のヘルニアは起こるのですが、腰のヘルニアは少ない犬種です。

 テンテンちゃんは、7歳になる女の子です。昨日は手術が押していてテンテンちゃんはまだ深部痛覚があったので、昨日はCT検査はしませんでした。

 そして今日の午後1番の検査になりました。

 椎間板ヘルニアは造影のCT検査でわかります。テンテンちゃんは椎間板ヘルニアではありませんでした。

 CTで椎間板ヘルニアが否定された場合には、MRI検査に移ります。
 
 MRI検査の結果は、テンテンちゃん病気は、脊髄梗塞でした。

 脊髄梗塞は、内科的な治療で8割は回復してきます。テンテンちゃんはしばらく入院です。









検査が終わってICUに入っている「テンテンちゃん」です。




 昨日の夜に入院した、フレンチブルの「アトム君」、急に首が痛くなり、前足の反射が鈍くなっていました。

 診察では、かなりの頸部痛があり、前足の反射が悪いことから、「頸部椎間板ヘルニア」が疑われました。

 そのまま入院して、内科的治療を行ったところ、今朝のアトム君は前足の反射も正常に近くなり、頸部痛は取れていました。

 今日の検査の予定でしたが、症状が良くなってきたので内科的治療で少し入院予定です。












アトム君、痛みも取れてよかったです。



 昨日、チワワ君が2週間前から、だんだん立てなくなったので、明日連れて行きますと電話がありました。

 その子の名前は「カルピス君」、13歳半になる男の子です。

 やはり疑われるのは首のヘルニアでした。まだ歩けますが、かなりの頸部痛と、右前足は麻痺をしています。

 高齢ですが、残りの人生をこのまま過ごすのはかなりの負担になるため、午後から検査で必要なら手術の予定で入院となりました。

 CT検査の結果は、頸部椎間板ヘルニアでした。

 そのまま手術室に移動して、敦井先生が手術です。










無事手術が終わったカルピスちゃん。



 今日はお昼近くに市内の動物病院から、椎間板ヘルニア疑いのダックス君の検査と手術依頼がありました。

 手術はタイトな予定でしたが、3番目の検査に入れることになり、検査の結果は「腰部椎間板ヘルニア」で、そのまま手術室に移動して、佐藤先生が手術を行いました。

 カルピス君も、ダックス君も、問題なく手術は終わり、ダックス君は明日主治医の先生の病院へ帰ります。

 今日は、みんな無事に終わってよかったです。

 さあ、3Dプリンターで、頭蓋骨ができるのを楽しみに、お酒のみまぁ~す。

 ぺこり!

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 8月に、首の椎間板ヘルニアの手術をした、ダックスの「サンタちゃん」。

 今日はトリミングでした。

 おかえりになるときに、やっとトリミングにおいでになっていることに気がついたのですが、サンタちゃんのお家は、会津若松です。

 術後初めてのトリミングだったので、わざわざ遠方から連れてきてくれたのです。

 サンタちゃんの首のヘルニアは、極端に横に飛び出していたため、普通は腹側から行うのですが、背側からの手術になったのです。

 でも、サンタちゃんはすっかり良くなり、走り回っています。

 ただ、手術のときに頚部の毛をバリカンで刈るのですが、毛がまだ生えそろっていません。



 



サンタちゃん、もうすぐ毛も生え揃うと思います。よかったですね。









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 昨日の午後に1本の電話がありました。会津若松の方なのですが、8月初めからダックス君が首を痛がっているようなのでかかりつけの病院で診察を受けたそうです。

 しかし改善がなく、別の病院(今日おうかがいしたのですが、仙台の病院だそうです)に2週間入院し内科治療を受けて帰ってきたとのことでした。

 でも症状は良くなっていなく、ネットで私の病院を調べていただきお電話をいただきました。

 症状からは、頸部椎間板ヘルニアが強く疑われます。

 そして、今日の午前中に会津若松からダックス君を連れてこられました。

 その子の名前は、「サンタちゃん」6歳になる男の子です。首が痛く頭を上に上げることができません。

 午後から麻酔をかけてCT検査です。やはりものすごい圧迫が頸部にありました。

 椎間板ヘルニアの手術法は「ベントラルスロット」なのですが、サンタちゃんの椎間板ヘルニアは左横に大きく飛び出ていて、ベントラルスロットではうまく圧迫している物質を取り除くことができないのです。

 サンタちゃんの手術は、頸部背側の骨を削って椎間板物質を取り除く方法で行いました。

 手術は無事に終わり、今はICUで点滴中です。









僕、首が痛いです。





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 昨日の夜遅く、1本の電話があり、1日前からダックスちゃんが後ろ足が立たなくなったとのことでした。

 まだ、痛みは感じるようでしたので、今日の午前中に来院をお願いしました。

 今日の朝に連れてこられ、椎間板ヘルニアが強く疑われたため、そのまま入院しました。

 今日はもう1件他院様からの検査依頼があり、ダックス君の椎間板ヘルニア疑いでした。

 午前中の診察が終わるとすぐに、麻酔下での造影CTを行い、やはりかなりの圧迫を伴った椎間板ヘルニアでした。

 その子は、主治医の先生が迎えに来て、今日手術が行われたと思います。

 その検査の後に、朝こられたダックスちゃんのCT検査をし、椎間板ヘルニアでしたので、そのまま手術となりました。

 夕方の診察で、2週間前に後躯麻痺で椎間板ヘルニアの手術を行ったダックスの「華ちゃん」が退院後の診察においでになりました。

 もう走れるようになっていました。普通の手術は2週間ではもう抜糸をするのですが、ダックスちゃんの背中は力を入れるとテンションが傷にかかるので、私の病院では3週間後に抜糸です。

 退院の時には、腰のヘルニアの場合には、洋服を着せてお返しします。それは背中に大きな傷があるために、飼い主様の不安が増すように思い、傷を隠すように洋服を着せてあげるのです。

 華ちゃんの飼い主様は、洋服を着せてお返ししたことが大変嬉しかったそうです。

 それで、ヘルニアの子たちはたくさんいると思いますので、これを使ってくださいと、生地からご自分で作られた「ダックスちゃん用洋服」をいただいたのです。

 市販のものものよりしっかりつ作られた洋服です。

 今日手術した子が退院の時に、着てもらおうと思います。

 本当にありがとうございました。  ぺこり!







走れるようになった、華ちゃん。








いただいた洋服です。




 夕方、2週間ほど前に首のヘルニアの手術をしたダックスの「マロンちゃん」が抜糸に連れてこられました。

 マロンちゃんは、麻痺はありませんでしたが、激しい首の痛みが1月に始まり、一度落ち着いたのですが再度3週間ほど痛みが続いているとのことで村上市から連れてこられました。

 CT検査の結果は、かなりの圧迫があるヘルニアで、そのまま手術となったのです。

 もう痛みもすっかりなくなり、良かったです。









抜糸前のマロンちゃん。緊張しています。







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