吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002


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■【アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ】

熱狂。
元アース・ウィンド&ファイアーの名ギタリストとして鳴らしたアル・マッケイ率いるオール・スターズの昨年(2008年)3月ブルーノート以来約1年1ヶ月ぶりの来日ライヴ。トランペット1人だけ変わっていたが、バンド編成は昨年同様のメンバー。昨年はピンチヒッターとしてライヴの前日に要請を受けたというオーサカ=モノレールの平石さんが、今回は3日前にオファーを受け、慣れた手つきで堂々とトロンボーンを吹いた。ビルボード、超満員。やはり、昔ながらのアース・ファンなのだろう。

昨年からも引き続き同メンバーで演奏をし続けているためか、サウンドもよりタイトに引き締まっているような印象を受けた。アース全盛期のセットリストが何よりも嬉しい。スロー・バラードの「リーズンズ」でのエド・ウィンのサックスとヴォーカル、ティムとの掛け合いから、さらに、サックスの熱い熱いソロも燃える。エドの血管が切れるのではないかと思わせられるほどの熱吹(ねっぷう)だ。

「リーズンズ」で少しテンポをゆっくりにした後の「イン・ザ・ストーン」から本編最後の「セプテンバー」までおよそ30分ノンストップは、何度聴いても、見ても、圧巻だ。ティムが歌う「ファンタジー」は、今やフィリップを凌駕するのではないかと思わせられるほど、力強い。さらに、ブラス・セクションが輝く「ジュピター」「ゲッタウェイ」、そして、「マジック・マインド」のたたみかけるシーンは最高だ。特に「マジック・マインド」のトランペット、サックス、トロンボーンのアタックの強い歯切れのいい演奏は聴く者をこれでもかと高揚させる。

本編が終ってティヴィアが叫んだ。「サンキュー、大阪!」 あれ? (笑) アンコールで戻ってきた彼はすぐさま、「お詫びいたします! 大阪ではなく、サンキュー、東京!」 アンコールは、「ブギワン」がなかったが、観客総立ちで両腕を天井に突き上げて楽しむ「レッツ・グルーヴ」。これを終えると汗だくのメンバーが全員手をつないで横一列となり、深々とお辞儀をする。ただそのとき、平石さんは、トランペットでオリジナル・フェニックス・ホーンのマイケル・ハリスが手をつないでくれないことに、ちょっと寂しい思いをしているそうだ。(笑) そういえば、平石さんのステージでの立ち位置は、そのマイケルより前。普通だったら、マイケルが前に来そうなのだが。それと、マイケルは平石さんに英語が通じなくてどうやらもどかしい思いをしているらしい。(笑)

アンコールのときにはバックのカーテンが開けられる。そこには今、話題のスポット、檜町公園の夜景が広がる。草彅(くさなぎ)剛の現場だ。草彅くんも、きっと現実からゲッタウェイ(逃避)したかったんだろう。

■アル・マッケイ関連・過去記事

March 21, 2008
Al McKay Allstars Live : Big Party Is Happening On The Stage
【アル・マッケイ・オールスターズ~ステージ上は大パーティー騒ぎ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_21.html
(前回来日ライヴ評)

同上英語版・アル・マッケイのウェッブ↓
http://www.almckay.com/reports.php?news_id=35&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth=

April 14, 2008
Some Times, A Piece Might Influenced Somebody
【時にひとつの文章が、誰かに影響を与えることもある】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_04_14.html


◎アース・ウインド・アンド・ファイアーの名ギタリスト、アル・マッケイの挑戦 (インタヴュー記事)
http://www.barks.jp/feature/?id=52241463

◎アル・マッケイ・オールスターズ・ライナーノーツ
『ライヴ・アット・マウント・フジ・ジャズ・フェスティバル2002』
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/mccay20030723.html

2003/06/12 (Thu)
Crash Between Maurice White And Al McKay
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200306/diary20030612.html

◎アース・ウインド&ファイアー『ライヴ・イン・リオ』(アル・マッケイ在籍のアースのライナーノーツ)
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/linernotes/earth20030326.html

January 19, 2006
Earth, Wind & Fire: Live At Budoukan, Why They Didn’t Play Encore Song?
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_01_19.html
(ここにアース関連・過去記事一覧)

■ メンバー

アル・マッケイ・オールスターズ AL McKAY ALLSTARS
2009年4月28日(火曜)~29日(水曜)@ビルボード・ライヴ東京

アル・マッケイ(ギター)Al McKay(g)
ティム・オーウェンズ(ヴォーカル)Tim Owens(vo) (ドレッドヘア、真ん中)
ディヴィア・デュケット(ヴォーカル)Devere Duckett(vo) (向かって右)
クロード・ウッズ(ヴォーカル) Claude Woods(vo) (帽子を被った向かって左)
マイケル・ハリス(トランペット)Michael Harris(tp) (ヴェテランのアフリカン・アメリカン。元フェニックス・ホーン)
スティーヴン・リード/Stephen Reid(Trumpet) (白人)
平石勝俊from オーサカ=モノレール(トロンボーン)Katsutoshi Hiraishi(tb) (ライアン・ポーターのピンチヒッター、日本でのセミ・レギュラー?)
エド・ウィン(サックス) Ed Wynne(sax)
ディ-ン・ガント(キーボード) Dean Gant(key) (手前、2段のキーボードを担当)
ベン・ダウリング(キーボード)Ben Dowling(key) (後ろの白人)
フレディー・フリューレン(ベース)Freddie Flewelen(b)
アーロン・ハガーティー(ドラムス)Aaron Haggerty(ds)
デイヴィッド・リーチ(パーカッション)David Leach(per)

■セットリスト アル・マッケイ・オールスターズ
Setlist : All McKay Allstars @ Billboard Live, Tokyo, April 28, 2009

Show started 21:33
00. Intro : “On The Way Up”
01. Serpentine Fire (1978)
02. Got To Get You Into My Life (1978)
03. Shining Star (1975)
04. After the Love Is Gone (1979)
05. Reasons (1975)
06. In The Stone (1979)
07. Fantasy (1978)
08. Jupiter (1977)
09. Getaway (1976)
10. Magic Mind (1977)
11. Let Your Feelings Show (1979)
12. Can’t Hide Love (1976)
13. That’s The Way Of The World (1975)
14. September (1978)
Enc. Let’s Groove (1981)
Show ended 22:52

(2009年4月28日火曜、ビルボード・ライヴ東京=アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>McKay, Al & All Stars
2009-33

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