吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために


テーマ:

◎Kishita Koushi First Live At Blues Alley 


【木下航志・ブルース・アレー自己名義で初登場】

新社会人。

高校を卒業し、新社会人1年生になった木下航志くんの目黒ブルース・アレーライヴ。(航志くんは1989年5月8日生まれ、平成元年生まれの19歳) 彼がこのブルース・アレーのステージに初めて立ったのは、2005年6月26日のこと。『ソウル・サーチン』イヴェントのレイ・チャールズの回にゲストで登場した。それ以来、航志くんは『ソウル・サーチン』の「レギュラー・ゲスト」になり、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロス、アレサ・フランクリンと4回連続の出演となっている。また、ほかにフィリップ・ウーのライヴ、ブレンダ・ヴォーンのライヴでもゲストで登場している。そんな航志くんが自分名義のフル・ショウでブルース・アレーに初登場となった。そして立ち見もでるほどの超満員。ある意味、これもまた感無量だ。

今回のライヴのテーマは、『ドゥ・ザ・ソウル』。ソウル・ミュージックをやる、ということで、アンコール1曲以外すべてソウル系の作品になった。バックを支えるのは、最近の航志くんのピアノの先生、フィリップ・ウーが集めたバンド。メンバーは、ジェイ・スティックス(ドラムス)、キース・ウィリアムソン(ベース)、パット・プライアー(ギター)、そしてコーラスにブレンダ・ヴォーンとアンソニー・ベイリー。みなブラザーとシスター、まさにソウル・ショウにふさわしい強力なメンバーが集まっている。バックがみんなアフリカン・アメリカンなら、否が応でもソウルな雰囲気は伝わる。そして、披露される曲もこれまで彼自身のライヴやゲストで『ソウル・サーチン』などで歌い、着実にレパートリーとして増やしている作品が中心。

ところで、観客はやはり航志くんファンと見受けられる方々が多く、年齢層もけっこう高い。しかも女性ファンが多い。7割から8割が女性という感じがした。また、お子様連れもいらっしゃる。やはりNHK効果なのだろうか。で、そういう観客層を見ると、その人たちにこの「ソウル・ショウ」が伝わったのかというのがちょっと心配になった。

とはいっても、彼の誰にでも愛されるキャラクターは存分にでて、その魅力はMC(トーク)でかなりの観客の心をつかむ。やっぱり明るいからいいよね、彼は。

セカンド6曲目で、フィリップと一緒に書いたという新曲を初披露。また、唯一オリジナル日本語曲となったアンコールの「世界の果て」は、吉本100本映画の「キシタコウシ」のエンディング・テーマとなった作品だ。一般のお客さんは、彼がひとりで弾き語りで歌ったため、これに印象付けられた様子だ。

さてここまで来ると、そろそろ英語の発音・ディクションもさらに一歩高めなくてはならない時期に来ている感じがする。しかし、一方で裏声、高い声の歌い方が以前よりも力強くうまくなっているように感じた。また、彼がブレンダと一緒に歌うと、いつのまにか自然と航志くんのヴォーカルもソウルフルになる。たぶんブレンダが持つソウルのDNAが瞬時に航志くんにも乗り移るのだろう。「ワイルド・ホーセス」などの掛け合いでそうしたことが顕著だ。

「ワイルド・ホーセス」を終えて航志くんがおもしろいことを言った。「ブレンダは、本気を出すとほんとにすごいんです。これはライヴに来た人にしかわかりません。ブレンダとはなんかキャッチボールをしているような感じなんです」(笑) 



こうし&ブレンダ

それにしても、オリジナルを除いて全曲、彼が生まれる前の作品をこうして歌ってしまうのだから、やはり強力な19歳だ。こんなセットリスト(曲目)で、しかも、バックはみなブラックで(フィリップはちがうが、魂・プレイはブラック=(笑))やれるシンガーはそうそういない。そうそう、後半のフィリップのハモンドのオルガン・ソロはもうのりのりで最高だった。航志くんもあらゆることにチャレンジして、どんどん前に進んでいってほしい。

なお、木下航志くんのブルース・アレーでのライヴ、次回は2008年9月11日(木)に決定、さらにその次も12月に行うことが決まっている。大体3ヶ月に一度にやっていくような感じだ。




■ 過去記事

2004/04/30 (Fri)
Kishita Koushi: 14-Year-Old Genius, I’d Call Him "Little Koushi"
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040430.html
最初の出会いなどについて。

August 30, 2007
Kishita Kohshi Live At Shinagawa Church: Can I Get A Witness?
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200708/2007_08_30.html
(木下航志・過去記事一覧はここに)

■メンバー
木下航志 『Do The Soul!! vol.1』@BAJ on 8th June ’08
(Vo/Pf/Rhodes)木下航志 (Ds)JAY STIXX (G)PAT PRYOR (B)KEITH WILLIAMSON (Key)PHILIP WOO (Cho)BRENDA VAUGHN ANOTHONY BAILEY

■セットリスト 木下航志 ブルース・アレー
Setlist : Kishita Koushi @ Blues Alley, June 8th, 2008
[ ] denotes original artist

First set
Show started 18:39
01. Valdes In The Country [Donny Hathaway]
02. Summer Breeze [Seales & Crofts, Isley Brothers]
03. Stevie Wonder Medley:
Intro (I Wish) --; Isn’t She Lovely
04. Lately
05. You’re The Sunshine Of My Life
06. Wild Horses [Rolling Stones, Alicia Keys](with Brenda Vaughn)
07. Mess Around(Japanese Lyric Version) [Ray Charles]
Show ended 19:27

Second set
Show started 20.01
01. Everything Is Everything [Donny Hathaway]
02. Bridge Over Troubled Water [Simon & Garfunkel, Aretha Franklin]
03. Groovin’ [Rascals, Aretha Franklin]
04. What’cha Gonna Do For Me [Chaka Khan]
05. A Change Is Gonna Come [Sam Cooke]
06. We Got Rhythm [Kishita Koushi & Philip Woo] [new original song]
07. One Love [Bob Marley] -- People Get Ready [Curtis Mayfield]
08. Enc. You’ve Got A Friend [Carol King, James Taylor, Donny Hathaway] (with Brenda Vaughn)
Enc. What’s Going On [Marvin Gaye, Donny Hathaway, Chaka Khan]
Enc. Sekai No Hate [original]
Show ended 21:25

(2008年6月8日日曜、目黒ブルース・アレー=木下航志ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kishita, Koushi
2008-98
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