吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために


テーマ:
【深町純、10月27日にサントリー・ホール出演へ】

濃密コスモスハチ

孤高の即興ピアニスト、深町純が今度の土曜日10月27日、サントリー・ホール・ブルー・ローズ(旧・小ホール)に登場、同ホールのスタインウェイを弾く。ここはサントリー・ホールの正面入口から入ってすぐ左側にあるホール。ホール入口の上に、つい最近開発され話題になったブルー・ローズ(青い薔薇)が一輪飾られている。天井も高く、木目の高級感あふれる格調高い会場で、そこに世界三大ピアノのひとつスタインウェイをいれ、即興演奏を行う。元々クラシック系の音を響かせるようにできているホールで、もちろんPA(アンプなど)なしで、十分「生音」が会場全体に響く。彼がサントリー・ホールに登場するのは今回が初めて。クラシックでもない、ジャズでもない、ポップでもない、イージーリスニングでもない。深町純独自の深町ミュージックというジャンル。果たしてあの豪華なホール、立派なピアノでどのような音が紡ぎだされるのか興味はつきない。

『深町純ピアノソロ即興演奏』
日時 2007年10月27日(土曜)開場19時、開演19時半
場所 サントリーホール・ブルーローズ(旧・小ホール)
チケット 5000円
問い合わせ先 POCOAPOCO 03-3425-7740
DNA 03-5413-6361

(深町さん本人のメッセージ)
「僕にとって初めてのサントリーホールです。
本当の即興演奏というものをお聴かせできればと願っています。
商業化された音楽でない、かつて僕達が「音楽」とよんでいたもの、
そんなものをお聴かせできればと思っています。」

(チケットはローソンチケットで取り扱っていましたが、公演1週間を切ったためにすでに取り扱い終了になりました。ただしFJsで販売しています。また、当日券が6時ごろからサントリー・ホールで発売されます)

今週木曜付け(10月25日付け)毎日新聞・夕刊の「楽庫」で深町さんインタヴュー、語録を中心にした記事を書いた。お時間ある方はごらんください。とはいっても、毎月深町さんが定例会で言っていることを、コンパクトにまとめただけなので、このソウル・サーチンの読者にはすでにおなじみの語録かもしれない。

さて、定例会第82回は、毎月最終月曜のものが翌週サントリー・ホールがあるために一週前倒しになった。それゆえか、若干淋しい感じの客入り。みんな来週に余力を溜め込んでいるのかな。(笑) CP80というヤマハの電子ピアノの音は、さまざまな表情を見せる。

恒例・御題拝借のときに、お客さんからもらったほんのちょっとしたメロディーから一曲を仕上げる遊びは、俳句を即興で作っていた時代とあい通じるものがある、といういつもの説を披露。そのときの例としてだしたのがこれ。俳人・加賀千代女が、○△□(まる・さんかく・しかく)をテーマに一句詠めと言われ作った俳句。

蚊帳のすみ 一つはづして 月見かな

な~るほど。蚊帳は四つ角、一つはずすと、三角に、そして、そこから月見をすれば月はマルだ。お見事。

また最近深町さんが読んで面白かったという本が『音楽と生活』(兼常清佐・著=かねつね・きよすけ=1885年~1957年=音楽学者・批評家、杉本秀太郎・編、岩波文庫=1992年発売)というもの。この本の中で兼常は「ピアニスト不要論」という説を展開している。

そこの話から発展してこう宣言した。「僕は、クラシックも弾かないし、ジャズ(という形態の音楽)もやらない。ブルースもやらない。僕は自分の音楽しかやらない。だから、お客さんが少ない。しょうがない! こういう図式なんだよ(笑)」 

さて、いよいよ今度の土曜日はファースト・クラスのグランド・ピアノで「自分の音楽だけ」の濃密な2時間だ。どんな奇跡が起こるのか、起こらないのか、それは演奏者本人にさえもわからない。シナリオのないドラマの幕が切って落とされる。純白のキャンヴァスには何色の絵が描かれるだろうか。サントリー・ホールで目撃者になってください。

■深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
■FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/
■Setlist: Fukamachi Jun #82 @ FJ’s, Yutenji, October 20, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 キーボードパーティー第82回(第5回)

First Set
show started 19:44
01. 2007年10月20日19時44分の作品 (12:19)
02. 2007年10月20日20時00分の作品 (11.13)
03. 2007年10月20日お題拝借作品1(3:22)
04. 2007年10月20日お題拝借作品2(2:22)
05. 2007年10月20日20時32分の作品 (14:08)
show ended 20:48

Second Set
show started 21:20
01. 2007年10月20日21時44分の作品 (8.45)
02. 2007年10月20日21時54分の作品(9.36)「時津風部屋」
03. 2007年10月20日22時03分の作品(8.16)
show ended 22:14

■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)

2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4  第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9  第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1   第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
2007年10月 第一部 67.81 第二部 49.29

(2007年10月20日土曜、祐天寺FJ’ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-136
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