ロシアの動きから世界を見てみる
~反金貸しの潮流~


http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=311179


いわゆる団塊の世代から上は、ロシアに対して批判的だ。
年末年始、団塊世代の父親たちと会話してあらためて感じた。

彼らは概ね「ソ連時代は
ベールに包まれた反民主的な秘密国家だった。
何より北方領土問題(←裏切り行為との認識)がある。

あの国は何をしでかすかわからな い」と言う。

テレビや新聞に従順(=思考停止)と思うのだが、
結果として、彼らは、国際情勢をアメリカ優位とみなしている。

しかし、現実はどうか。「ロシア」の動きに注目して
ネット記事をピックアップしてみた。


『マレーシア機撃墜の情報戦でロシアに負けた米国』
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『シリアをロシアに任せる米国』
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『緊迫するウクライナ危機~情報戦で欧米に勝るプーチンのロシア~』
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『トランプ氏、「ダーイシュ(IS)」の真の創設者の名を明らかに』
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『イラン、サウジの処刑に猛反発 群衆が大使館襲撃』
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『ロシアが仲介に意欲 両外相を「モスクワに招く用意ある」』
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『チプラス首相「ギリシャは投資家の不当な要求には従わない」』
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プーチンの戦略が米国の上を行っていることは
上記の記事を流し読みするだけで明らかになる。

サウジのシーア派処刑は最近のことで、
なぜ・今、そうする必要があったのかは不明だ。

しかし、プーチンがその仲裁にいち早く乗り出すところを見ると、
金貸 しの策謀(=戦争誘発)が裏にあるのだろう。

サウジとイランの両国に通じるプーチンの呼びかけが、
国際的には説得力があるように思う。

ギリシャ、チプラスの発言も金貸しに反旗を翻すものだ。
昨年の経済危機の折に取り付けた支援の条件を
反故にする算段なのかもしれない。

後ろ盾がないと言えないものだろう。

国家vs国家という旧来の戦争様式は、
世論を味方に付ける相当の理由がない限り無理。
実質的にもはや成立し得ない。

そのため、金貸しは「テロとの戦い」をひねり出した。
が、自作自演は元から無理がある。
したがって、ボロが出っ放しだ。

その点、プーチンの戦略は、反金貸しで一貫している。
各国の主権を尊重するのも、反金貸しの現れだろう。

そのような指導者に対して、米国ケリーが擦り寄ることからして、
世界の潮流は反金貸しになびきつつあるのではないか。

・・・

まことに遺憾ながら、日本の団塊世代は、
根拠不明の固定観念ただそれだけのために、
世界情勢が見えない。

思考停止とはまことに恐ろしい、と思った年始だった。



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ロシアはその軍事力を甦らせた
~ニューヨークタイムズ評~

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=309703


[Sputnik日本]のサイトより「ニューヨークタイムズ
:ロシアはその軍事力を甦らせた(リンク)より御紹介します。

かつて、ソビエト連邦崩壊時のロシアの軍事力は、明らかに、ひどかった。
動かない戦車、飛べない戦闘機、故障の多い機器などロシアの軍事力は、
米国のそれに比してかなり劣っていると言われた。

しかし、近年、その力関係が変わってきたとのこと。
ニューヨークタイムズの評価をご覧いただければわかると思います。



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転載

米紙ニューヨークタイムズがロシア軍の増強ぶりを分析した。

同紙によれば、シリアの「イスラム国(IS)」拠点に対する
2週間にわたる空爆について、欧米 の特務機関および軍指導部は、
ロシア軍の変貌、その国外における作戦遂行能力を高く評価した。

ロシアは新兵器、戦術、
戦略をデモンストレーションしてみせたに等しい。

ロシア軍はこの2週間で、米国を筆頭とする有志連合が行なったと
同じだけの攻撃をIS拠点に対して行った。

ロシア空軍の作戦には、Su-34戦闘機や
カスピ海艦隊の船舶に搭載された

1400km超の効果範囲を誇るミサイル装置など、
実戦で初めて使用される兵器が参加している。

一部のアナリストによれば、
後者は米国のミサイルを凌ぐ性能を誇っている。

ロシア軍はソ連崩壊以来四半世紀にわたり、
装備は古び、汚職に蝕まれ、外国での行動能力をもたない、

取るに足りない軍隊として見られていたが、
今回のシリア作戦を契機に、各国高官やアナリストらは、
その実態をつぶさに見ることが出来た。

プーチン大統領も言っているように、
ロシアのシリア作戦はソ連崩壊後の軍事力がいかに回復し、

強化されたかを誇示する、
米国をはじめとする欧米諸国へのメッセージである。

ロシア軍のプロフェッショナリズムと
作戦遂行能力は大したものだ。

ロシアは主力部隊をラタキア付近の空軍基地に展開し、
3週間でヘリ・航空機50基を配備、戦車、装甲車、ミサイル、
砲台、兵員2000人を展開した。

米軍欧州軍のホッジェス将軍は述べている。
「膨大な軍事資源を非常に素早く遠方に運ぶ能力は常に驚きの的だ」。

ロシアのヘリ・航空機のシリアへの高速展開は印象的だったが、
ロシアは自らの軍事力のほんの一部しか使っていない。

攻撃は高精度ミサイルによる、
通常火力を使用している。

米軍のアフガンおよびイラクミッションに参加したデプトゥル元将軍によれば、
ロシアは今回の作戦から将来の軍事作戦のための教訓を引き出そうとしている。

そのことは次第に明らかになるだろう。
ニューヨークタイムズ紙は以上のように述べた。

2015年10月15日

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