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怒りの感情はあなたにとって大切なメッセージ!

怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメント
怒りの感情こそ大切にあつかってほしい・・・。

 

こんばんは。

久しぶりにブログを書きます。

アンガーマネジメントを皆さんに伝えています佐藤恵子です。

今日は、6月に神奈川県海老名市学校保健委員会で大きな講演会を主催してくださり、そこへ参加くださった先生がさらに、勤務校でアンガーマネジメント講演会を!とお話をする機会を頂きました。

先生方も保護者も一緒に学ぶアンガーマネジメント、いいですね。

私の研修・講演会のキーワードは”気づき”です。

何への気づきか?

それは自分への気づきです。

自分のことを知ろうとしないで、相手のことはわかりません。

「まず、自分のための時間にしてください。」と伝えます。

でも、自分のことを知り、理解するようになると、不思議に相手のことがわかるようになります。

時には、自分の心の壁にぶちあたります。

でも、その壁の向こうに何か見えるかもしれないじゃないですか。

だから、私が伝えるアンガーマネジメントは”自分を知る、自己理解”からスタートなんです。



最後に講演会に参加くださって皆様から素敵な花束をいただきました。

とても嬉しかった、そして皆様の温かい気持ちが伝わってきました。

お花の横には私の大切にしている母子の像があります。

私の原点です。

「伝えてください、お母さんの気持ち・・・かけがえのない命へ」

今日はとても素敵な一日でした。

大好きなワインが美味しいですね。

From Kei
アンガーマネジメントジャパンの佐藤恵子です。

この度、遠見書房から出版されています『子どもの心と学校臨床 第15号 2016年8月』の中で、執筆する機会をいただきました。

連載の中で学校をめぐる問題と対応ということで、私は「アンガーマネジメント授業の導入と実践 -いじめ・暴力・不登校・自殺へのアプローチ」をテーマに執筆いたしました。



アンガーマネジメントとは何か

アンガーマネジメントが学校教育の中に必要だと思ったのはどうしてか

そして、東京都の公立中学校で導入している2校を取り上げて、アンガーマネジメントを授業に導入したことで、生徒や教員にどのような変化があったのかを書きました。

生徒はもとより、教員自身が「自分にとって必要だった」

「自分自身がアンガーマネジメントを知ったことでらくになった」という回答がありました。

先生方も毎日、本当に多忙です。

イライラだってしますよね。

でも、アンガーマネジメントを知ることで

先生方も気持ちが少しらくになるのです。

先生の心からまたは、体から発する(雰囲)気は、生徒にもわかります。

実は、先生方のメンタルヘルスのためにもアンガーマネジメントを知っていただきたいのです!!

私は、先生方がアンガーマネジメントの授業をやる時、授業参観に行きます。

先生一人一人がとても工夫をこらしてアンガーマネジメント授業をやっています。

それを見ているだけでも、「なるほど~」と思います。

アンガーマネジメントを授業に導入するまでの流れや学校現場で必要だと感じる私の考えを書きました。

スクールカウンセラー、養護教諭、教育相談をご担当されている先生方にはとても参考になると思います。

とにかく生徒と関わっている方には読んでいただきたいです。

もちろん、私以外の論文もです。

遠見書房さんからは、1冊無料で発送するとのことです。

是非、お手にとって読んでください!



怒りのコントロール法をお伝えするアンガーマネジメントジャパンの佐藤恵子です。

7月23日(土)、24日(日)に稲城市立アイプラザにおいて、第1回アンガーマネジメント実践リーダーコースの研修会が開催されました。

皆さんは、基礎研修(2日間)、応用研修1(2日間)、応用研修2(2日間)を経て、自分の職域でアンガーマネジメントを伝えたい思いを胸にこの2日間を過ごしました。


1日目の午前中は、アンガーマネジメントを伝えたい思いを一人5分語っていただきました。

午前中後半では、アンガーマネジメントを実践していく上での心の姿勢を私の思いを含めてお話いたしました。



午後からは、今までの基礎研修等の内容と違い、自分が講師となった時に何を伝えていくかなどを考え、実践できるプログラムを入れました。

実際に今まで学んだことの中での疑問点や伝える上でどう伝えたらよいのかなどをグループで話し合いました。

午後から翌日の1日は、まさしく実践プログラムです。

参加者は、教員、精神保健福祉士、キャリアカウンセラー、臨床心理士、スクールカウンセラーの皆さんで、自分の職域に伝えたいモチベーションが高く、本当に熱く語り、話し合いが進みました。



上の写真は、パワーポイントの詳しい解説や教示に対して話し合い、理解が難しい点や疑問点をグループで話し合っているところです。

こうして、さらにアンガーマネジメントを自分のものにし、他者に伝えていきます。



ただスキルを学ぶだけではなく、自分と向き合いながらこの半年間、1年半を過ごし実践リーダーになった皆さんが、様々な場所でアンガーマネジメントを伝えていくことを期待しています。

アンガーマネジメントジャパンでは、基礎研修を受けた方から、勉強会に参加できます。

また、実践リーダーになった方は、リーダーフォローアップ研修が開催されるので、そこでも自己研鑽を積んでいきます。

アンガーマネジメントジャパンでは、教育や臨床心理学分野の研究者と共に小学生向けや中学生向けのテキスト開発にも力を入れています。

いじめ・暴力・不登校等の問題にも対応できるアンガーマネジメントを伝えるために研究を続けていきたいと思います。

一人でも多くの方がアンガーマネジメントを伝える「伝え手」になってくださることを願っています。

また、誰でも参加できる短時間のワークショップも企画し、気軽にアンガーマネジメントを体験してほしいと考えています。

これからもアンガーマネジメントジャパンをどうぞ宜しくお願いいたします。

佐藤恵子
久しぶりにブログを書きます。

怒りの感情のコントロール法をお伝えしているカウンセラー佐藤恵子です。

毎日、忙しく飛び回っていて、ふと気づくとお部屋は書類だらけ、本だらけ・・・

「あ~、これではアンガー状態になってしまう」

そして、こんな所へ行ってきました。

まさしく、気分転換です!



ただ、ただ、何も考えないで、鳥のさえずりを聞き、息子達や娘が作ってくれた食事を食べ・・・そして語り合う。



私は皆さんにアンガーマネジメントをお伝えしているのに、忙しくて自分を大事にする時間がなかったなぁ、と思いました。

まず、自分を労わることが、周りの人をもハッピーになっていくのでね。

そんなわけで、今回はこんな大きなテントを息子が購入しました。




いっぱい語って、いっぱい寝て、鳥のさえずりで目が覚めました。

そして、ピザ生地を伸ばして、手作りのピザで朝食。




テレビ、パソコン、仕事、電話が何もない2日間でした。

多忙な毎日だからこそ、こういう時間がとても幸せだと感じるし、またこういう時間を持つことで毎日を送れるのかもしれません。

「ご機嫌」になる事を考えるだけでもご機嫌になりますが、実際に動くことでさらに脳が健康になる感じがします。

大事にしていきましょう。

自分の時間を。

今日も一日良い日になりますように。

From Kei
怒りの感情のメッセージを大切にしている佐藤恵子です。

昨日、アンガーマネジメント授業を取り入れて5年目になる渋谷区立松濤中学校でPTA主催のアンガーマネジメント研修会がありました。

PTA企画の研修会も同じく5年目になります。

毎回、保護者の皆様は熱心に参加してくださいます。



お子様が在学している間、毎年参加してくださる保護者の方もいらっしゃいます。

今回は1年生の保護者の方が多く、本当に笑いありの2時間でした。

途中で起きたプロジェクターエピソードで会場が盛り上がりました。



どんなエピソードかというと・・・

アンガーマネジメントの技法の一つに「タイムアウト」というのがあります。

その場を離れて頭を冷やすという技法です。

つまりイライラする刺激から離れるのです。

プロジェクター君は、ヒートアップしてぷっつんと電源を切ってしまいました。

「もう僕は休むー」と。

でも、会場からは「あ~、タイムアウトだー!!」と余裕の笑い。

講師の私も保護者もみんな、大笑いでした。

プロジェクター君、頭を冷やし、5分後に帰ってきてくれました(笑)。



渋谷区松濤中学校は、英語重点校です。

その他に、「アンガーマネジメントを取り入れたことで地域からも評価が高いです」と校長先生からお話をお聞きました。

アンガーマネジメントが学校、生徒、保護者や地域に根付いてきたことを実感しました。

アンガーマネジメントが全国に広がるといいなぁ、と思っています。

From Kei