【連日のぶどう収穫&イチジクの葉】
暑さがひと段落した感じの静岡です
先週の土日は地獄の蒸し暑さでしたが、水曜日頃から夕方には涼しい風が吹きなかなか過ごしやすい感じです
ぶどうが大好評でして今日も収穫してみました。もともと鉢植えですし、今年は昨年に比べ花数も少なく花穂も小さかったので早生はもうすぐ終了です
昨年はお盆以後が極端な天候不順と長雨になりました。9月にベト病が発生したりで収穫後の体力回復をする前に葉が病気で落葉してしまったんです。当然貯蔵養分が少ないので冬に枯れ枝が出たり、春の芽吹きも悪く花穂も小さくなりました。
そこで、今年は試しに収穫と平行してお礼肥を仕掛けてみたいと考えています。例年は9月半ば頃からなんですが、葉が元気なうちにやってみたら効果大かな?と。
ただ、お礼肥で枝の遅伸びが始まると困るので葉色を見て、葉色が褪せてきている物(疲れの見える樹)から順次やっていこうと思います。
本日の収穫
『ハニーブラック』
『紅伊豆』
ここにシャインマスカットがあればなぁ〜3色勢揃いなんですが
このコラボレーションがたまりません
今夜もデザートはぶどうです
イチジク『桝井ドーフィン』
お盆が近くなり、続々と熟し始めました
こりゃ、防獣ネット急がないとだわ…
一つだけ割れて熟していたイチジクを収穫、糖度は17度となかなかの甘さ
さて、こちらはイチジク『ロードス』
今年も基部の葉が黄変して落葉しています。ロードスは毎年この症状が発生するんですが、マグネシウム欠乏症なんじゃないかと?
イチジクは成熟が近くなると果実にマグネシウムが転流します(イチジクはマグネシウムやカリウムといったミネラルが豊富です)
樹体のマグネシウムが不足していると基部葉のマグネシウムを果実に転流するので、マグネシウムは葉の緑(葉緑素)の素なので葉緑素が作れなくなった葉は黄変して落葉してしまう。といった理屈です
ただ、葉が落ちるのは余り好ましくないので、苦土石灰(MgとCa)を多めに入れるなどしたんですが今年も落葉していますよ
ロードスは桝井ドーフィンと比べてマグネシウムを沢山必要とするのでしょうか?
とりあえず、応急処置として今年は硫酸マグネシウムの葉面散布をしてみようと思います。
ぶどうやナスなどマグネシウム欠乏症が起きやすいものでは、硫酸マグネシウム1〜2%液の葉面散布が有効ですが、イチジクではどうなんでしょう?
1週間に1回を3週間ほど継続すると効果が現れるようですので、また効果をアップしますね。
『レモン』
ライム大のレモンになりましたまだまだ肥大は続きます。
プランター菜園のナス達
ゴロゴロしています、お盆が近いだけにナス達の早く採ってくれ〜という声が聞こえてきそうです…
あ…ミニトマトからもそんな声が…
水はしっかりあげますので、もう少し野菜庫を消費するまで待っててね…
よし!見なかったことにしよう
ブログの最後は今話題のハオルチアです
全国でハオルチアの窃盗団が暗躍していますね、なんでもお隣の国ではこれが高値で売買されているそうですよ。
残念ながら我が家のハオルチアはホームセンターで買った300円ほどのやつでして、盗まれるような10万〜100万円のハオルチアとは天と地の差があります(笑)
乾燥を好む多肉植物でして、南アフリカでは動物の餌とも聞きます。時々葉水をするくらいで大丈夫
独特な葉の模様や透明感、光に透かして見た時の美しさはなかなかの美術品、300円のハオルチアでも十分楽しめますよ。
それではまた〜