なんて、ブログタイトルを少々アレンジして言ってみたり。

というかゲーム日記付けるのも久々…いろいろ変わったのですが…サボり癖はどうにもできませんなぁ。。。

 

 

それはともかく。本当に今はマザーに連隊戦にあっちこっち行ってます。

 

マザー緊急は、前半ライドロイドに乗り、アクションRPGのはずがシューティングゲームのように。

正直言って苦手です。

上手く曲がれない…マザーから離れるとダメージを喰らうので壁とかぶつかると曲がれない私は一撃必殺です。これは☆13のドロップは望めません。

が、コレクトファイルはあるのでそこで…幸い内容も簡単で、私の頑張り次第で35に出来そうです。

期間も4月までと長めですしね。。。。

せめてソーマのモノは更新させたいところ…良くてミツタダ…頑張りしだいでヒズミも…

どうも、前半戦でやる気がそがれる…けど、あーだーこーだ言ってもこれは自分の腕なので…ね。

 

あとはチームに入らせていただいたり…

RPチームないかなー…と。探していたら興味の惹かれる紹介文に出会い、本当に数か月悩んだ末に声をかけさせていただきました。

早速、TRPGやクリスマスパーティなど…前のチームでは出来なかった事を体験させてもらってます。

…あまりチームにはいい思い出がないけれど、これは自分の選んだものだから。

あまり迷惑をかけないように楽しくやっていけばいいなぁ…と思います。

 

さて、連隊戦。

その前に、大坂城地下イベントとか小烏丸鍛刀チャレンジとか秘宝の里イベントもありましたが…

簡単に言えば、大坂城は無事100階まで降り、宮田幸季さんボイスの短刀君を得、鍛刀には失敗し、里は6万集めて小烏丸さんゲットしました。

大坂城の包丁藤四郎君はおやつと…人妻が大好きな短刀君。

人妻ぁ!?と少しびっくりしましたが、それ以外ではおやつ大好きな甘えん坊って感じですかね?藤四郎の中でも一番末っ子感が…

小烏丸さんの声は保志総一朗さんと、私をこの世界にどっぷりハマらせた声の方…

保志さんといえば穏やかさのある声…SEEDのキラとか、熱血漢の声…戦国BASARAの真田幸村とかよく耳にしますが。

あまり聞かない、艶めかしいお声に、変な私の声が…いやはや良いお声だ。((ノェ`*)っ))タシタシ

しかし、宮田さんに保志さんと…少々ネオでロマンスを思い出しますね。これで、高橋直純さんとか来れば…バンケツでは担当されているんですよね。高橋さん。

 

そして、現在の連隊戦。

昨年は源氏兄弟を目指して頑張っていましたが…今年は。

ついに

 

大包平!!

 

登場ですよ…刀の中の最高傑作、天下五剣の童子切と並び日本刀の東西の両横綱と称される大包平がついに…です。

さすが最高傑作、御年魂も10万と、過去玉集めイベントの中で最も多いです。

我が本丸ではただいま3万が目に見えようかとしているところ…

これ、期間内に終えることができるのでしょうかと、少々不安になってます。。。

でも、鶯さんのために審神者は頑張るのです。

大包平さん何気に好みのお姿ですし!どんな声で、どんな性格なのか楽しみです。

ちなみに、お声は小野友樹さん…私が頭にポンと浮かぶのは某バスケの火神だけれど…うーんどんなお声になってるんでしょうね…ワクワクです。

途中、鍛刀イベントがあったソハヤも報酬にあり、稀に大典太さんもドロップ。

どちらとも入手済みなのでまっすぐ10万を目指します、と思いつつ進んだからか、大典太さんが来ましたけれど…2振りまでは残しとく審神者なので丁重にロックさせていただきます…

 

 

そんなこんなで、年末年始は連隊戦中心に。

これが今年最後かもしれませんね。SSは載せるかもしれませんが…

覗いてくださっている方がいれば今年も、ありがとうございました。

また、来年も何かあればゆっくりと綴らせていただきますので。よろしくお願いします。

では、良いお年を。。。

 

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窓を覗けば、きらきらと輝くイルミネーション。

その光に導かれるように、嬉しそうに笑う男女二人が歩いている。

 

まぁ、僕がいなければ。

ここに住んでいるお二人さんも、そうなっているはずだった…んだけど。

 

「…言いたいことは分かるよ?けど、せっかくのお誘い。断るわけにもいかないよね?」

 

困った顔で見つめる先は、ぶっすりと顔をしかめる弟。

恐らく、練りに練った二人きりのプランを作っていたのだろう。足元にはぐしゃぐしゃになった紙が落ちている。

ここの家主君と弟はいわゆる恋人というやつで。

大事な人と過ごすこの日を、逃す手はない…けれど…

僕という邪魔者が現れた事で、考えていたものがガラガラと壊れてしまったということだ。

けれど、僕にとってあの子は弟同然。

可愛い弟のお願いに、断る兄なんていないだろう?

 

「ただいま。こんばんは、三忠さん」

 

いつの間にか帰ってきた家主君に、挨拶をかわし微笑みかける。

そして、次に聞こえたのはチャイムの音。

 

「…一人多い」

 

家主君に迎え入れられて、姿を現したのは女の子。

まっすぐな黒い艶やかな髪に灰がかった鶯色の不思議な色の瞳。

背が家主君とそんなに変わらないせいか、姉妹に見えて…可愛らしいな。と笑みを漏らしてしまう。

目が合えば。ぷいと逸らされて家主君の後ろに隠れてしまった。

 

「怖がらせてしまったかな?僕は、相馬三忠。肖人の従兄弟にあたるよ」

 

よろしく。と極力怖がらせないように背を合わせて、笑みを作り手を差し出す。

あ、はい…と小さい声が聞こえて手を重ねてくれた。

でも警戒心は未だ解けず…まぁ、当たり前か。

 

「…あぁ、俺の…俺の…」

 

プランが完全に崩れて、がっくりと頭を垂れる弟の姿にどうしようかと。

まぁまぁ…となだめようとすれば、きっと睨まれてしまった。

 

「これからもまた、一緒に過ごせるといいな…アヤさんと三忠さんと…るみちゃんで」

 

普段通り?の兄弟喧嘩になりそうになるが、家主君の優しい言葉で僕達は、ぴたりと体を止める。

この時、どんな顔をしていたのか分からないけれど。

きっと…誰も…僕も知らない顔をしていたんだろうな。

 

しかし…

 

「一緒に…か…」

 

良い子だなと改めて思う。

でも、そうやって言えるのは。僕が、何故ここにいるか。何故、ここに来ているのか…知らないから。

でも、それを実行するつもりはない。すれば、弟が悲しむから。

今の弟を…肖人を、守りたい。笑っていて欲しいと思うのも兄の願いだ。

でも、自分に笑いかけてくれるわけじゃない…笑いかけるのは、いつも…

 

「ありがとう…でもね?」

 

家主君へ歩み寄り、ふふ…と笑い、目を合わせる。

 

「君は、もうちょっと危機感持ったほうが良いかも、ね?」

 

頬へ手を添え、もっと顔を近づかせてみる。

じっと見つめてみると、榛色の綺麗な瞳に、僕の瞳の色が混ろうとしている。すこしもったいないな…。

そう思うくらいに綺麗だ。たぶん、この瞳に肖人は…

 

ムギュ

 

そう思った瞬間、無意識に頬を抓っていた。

家主君から、変な声が聞こえて。こちらは、声を上げて笑ってしまう。

 

「おお、柔らかいねぇ…あはは、お餅みたいだなぁー。あ、そうだ。お餅、どれくらい食べるかな?斎君も肖人も食べるだろう?あ、君も…」


どうだろう?と言葉を続けようとしたが、背後から漂う殺気に止められてしまった。

 

「いやぁ、可愛い子にはつい…肖人だってそうするだろう?」

「お前、やって良い事と悪い事がっ!!!」

 

帰れ!と連れていかれる玄関先。
はいはい…と手荷物を持ち、そのまま投げ出さそうになる。

が、我に返った家主君に「まってまって!」と言われて。追い出されずに済む。

 

これが、僕たちにとっての日常茶飯事。

楽しい…と思うのは僕だけだろうか?

 

あの子の言うように。このままの時間が続けばいいと思う。

こうやって、皆で卓を囲い笑い合う。

過去の僕ならば、出来なかった事をやれるのは、素直に嬉しい。

 

 

そのために、これからずっと僕は邪魔者でいよう。

聖夜に舞い降りる神が、もしいるのなら。見逃してほしい。

 

それが、僕にとっても二人にとっても良い事だろうから。

 

 

=========

恐らく、兄弟喧嘩からのイツキ君の(天然な)宥めが日常茶飯事になっているんじゃないかと思いつつ書いてみたこちらサイドのクリスマスSSです。

というか、幼馴染ちゃんが若干空気気味で申し訳ない…こんな盛大な悪戯をするお兄さんですが、ぜひとも仲良くしていただきたいです。

二人の仲を引き裂くつもりはまったくございません!断じて!

いつかは三忠と幼馴染ちゃんのSSとか…もしかしたら。色々なお着替えができるかもしれないと聞き楽しみな背後なのでした。

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墨色が言った。

 

俺は、雲一つない澄み渡った青空のように綺麗だと。

いつでも…いつまでも見ていたいと。

愛おしい、愛おしい…とずっと、この青を見上げていた。

 

でも、その色を映すのは俺じゃない。

好きよ、大好き…と、囁かれていても。俺はその色じゃない。

 

鳶色が言った。

 

俺は夕暮れ時のように昏く、見たいものが、闇に溶けてしまうと。

私は、青空が見たいの!あぁ…どんどんあの綺麗な青が見えなくなっていく…!

返して…あの人を返して!と叫びながら、この紫を見上げていた。

 

あぁ、これが本来の俺なのに。

返して…返して…と、泣きじゃくられていても。それを俺は持っていない。

 

あぁ…

誰も俺を見てくれない。

躑躅色も、漆黒も…

誰も、誰も…

俺色を綺麗だと。

俺を、欲してくれない。

 

誰か、欲しいと言ってくれ。

欲しい…欲しいと…

美しいとも、気味が悪いと言われるこの俺を

 

誰か…

だれか…

ダレカ…

 

「その輝きを、僕だけのものにしたかった…」

 

そう言ったのは榛色で。

その言葉だけで、言いようのない幸福感に体が包み込まれる。

 

あぁ…いるんだ。

この忌み嫌われた色を好きだと言ってくれる色が。

綺麗だと言ってくれる色が。

榛色をじっと見つめた。大地のような柔らかい茶色が俺を見る。

 

茶色の中に緑が見えた。これからいろいろな花が咲き始めるんだろうか?

俺が、紫がそこに咲いても良いのだろうか…?

 

でも、自分のものにしたいと望むのあらば。

 

「いいぜ、この瞳…何なら全部、アンタにくれてやるよ」

 

いっその事、この紫を消し去るように。

 

全部、全部…アンタの色に染め上げてくれ。

 

もっと近くで…と手を伸ばし頬を寄せる。

そのまま、一つになるように…俺は榛色を抱き寄せた。

 

 

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しゅうーりょー!

 

またまた相方様の素敵SSに感化されて、私も書いてみました。

そもそもツイッターBotでアメジストネタがあって、ちょこっと呟いてみたら…いやはや、有難うございます有難うございます。

まぁ、アメジストはどこへやら。色ネタになっていますが…まぁ、細かいことは気にするな。と、うちの鶯が言ってました、うん。

 

久々の二人きり…このまま幸せになって欲しいですなぁ…

もちろん、従兄弟なあやつも。

今は、肖人一辺倒なのでこの先、ずんずん言ってくれる、来てくれるお方がいればワンチャン?

まぁ、二人を見守る仲介人立場でも良いかなぁ…と思いますけどね。

自分は誰も愛せないから…せめて大好きな弟達が幸せであれば、それでいい。

みたいな。

 

もう一つ、もう二度と結婚しないと誓う意味で白い喪服を着るというツイを見てすぐさま三忠を想像した背後なのでした…

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14日まで続く戦力拡充計画。

今回はイベント任務付きということでちょこちょこ頑張ってはいます。

いるんですが…

 

逸れる資源マス…

疲労する刀剣男士達…

それに構わず、出陣させる審神者…

 

そこはかとなく。某投稿SNSでよく見るブラックな感じが否めない…。

赤疲労とかありますけど、よくあるブラウザゲーにあるスタミナ制限というのはないようなものですからちょっと意地になったりして行かせてみたり…。

こういう時頭冷やさないと、どこかで誰かが折れるかもしれませんしね。

本当、気を付けよう。

 

まぁ、メインは。

各ステージに稀に手に入る刀剣男士達。

2の夜戦ステージは明石国行、3には不動行光。

そして、4には我らが貞ちゃんこと太鼓鐘貞宗となっています。

 

7-2で絶賛捜索中の貞ちゃんが手に入るとなればやるしかないでしょう!

 

極短刀と今まであまり戦に出させられなかった人達を集め、もちろん隊長は光忠さんで。

ぐーるぐーると周回していました。

 

ねんがんの貞ちゃんをてにいれたぞ!_

 

タブレットで王子様とユメクイ退治しつつやってましたらふらりと。

たぶん、そっちに夢中なってたから。なんでしょうけれど…恐るべし物欲センサー…

 

早速、隊長にしてツンツンしてたんですが…

うん、可愛いなぁ…(n*´ω`*n)

薬研とは違う男らしさを感じられます。

ぐいぐい引っ張ってくれるような、頼もしさも…良いです。

でもやっぱり、見た目年相応な感じもして。大俱利伽羅にのせられて倍以上に働いたり、鶴丸さんのいたずらに加担したり。

誰かがいたずらに引っかかって、光忠さんに怒られたりしてるんだろうなぁ…

回想で見た、小夜ちゃんの言う通り、光忠さんがいないときっとフリーダムに動いてるんだろうなw

 

とまぁ、メインはあらかた片付いて。

残るは撃破数とマス埋めのみとなっております。

しかし、上に書いた通りなかなかに埋まらないんですよね…_(:3」∠)_モウダメジャナイカナ

まだ10日あるので挑戦はしてみますが…手紙1枚は欲しいなぁ…

前田くんが遅れ遅れになっているので。

今日、薬研くんが極実装になりましたが…もうちょっと考えさせてね。

 

いつか来る、初期刀極のため…蜂須賀さんのために一式は残しおきたい審神者なのでした。

 

このイベントが終わったら、7-3かな。

亀甲さんは気長に探します…7-2や今回ので神経使いすぎてへろへろなんです。

極のレベルがてら…頑張ろうかなと思います。

 

と言いつつ。11月くらいまで手入れ0時間キャンペーンなので…まだ禍々しながらやってるかもしれません…何だかんだ言って欲しいのが本音ですw

ガンと背中を打った。

その痛みに一瞬息が詰まる。

 

「三忠」

 

僕を呼ぶ。

その声は怒りとか、悲しみ…色々な感情が入り混じり、僕に降りかかる。

 

「答えろ、三忠…」

 

声の主の視線は、床に落ちた僕の携帯電話。

さっきまである通話に使用されていた…けれどもうとっくに切れている。

一向に答えない僕にしびれを切らしたのか、携帯に向けられた視線は僕へと移動して。

また、名前を呼び…これも何回問いかけられたかわからない質問を投げかけられた。

 

「さっきの…あの人なのか?」

 

 

 

 

 

ゆっくりと過ぎる午後のおやつ時。

今日、家主は大学。

久しぶりに弟と過ごす時間だった。「和菓子だよ。あの子は何が好きなんだろうね?」なんて、盛り上げようとはした…けど。

弟はムッスリとしたまま…「これとかいんじゃねーの?」とか答えてはくれているのが救いだと自分に言い聞かせる。

 

(まぁ、仕方ないよね…)

 

うん、仕方ないんだ。

過去にやった事、やってしまった事…それを否定するつもりはない。

あの時、どれほど傷付けたか十分に分かってるんだ。

 

「ねぇ…」

 

と、声をかけようとした矢先に鳴りだした携帯電話。

りりりと数回のコール後ぷつりと切れる。

この鳴らし方は分かる。

今、最も話したくない相手だ。しかし…今出ないと。

 

「…出たほうがいいんじゃねーの。相手、急な用事だったら大変だろ」

 

出ようか出まいか躊躇していると、団子を食べながら電話に出ることを薦められる。

俺の事は気にするな…ということだと思う。

まぁ、電話の相手が分かっていないから言えることなのだけれど…。

ふと見ると、すでに家主の分は取り分けられていて。一種類ずつ、すべて綺麗にお皿に盛られていた。

 

(相変わらずの甘々だなあ…)

 

なんて、くすりと笑った後。ごめんね?と一応断りを入れて。

相手に聞かれないよう、玄関のほうへ向かいリダイアルボタンを押した。

 

数回のコール…その後に聞こえたのは。

近しい間柄なのに、ひどく愛想がない。聞く人によっては機械的に聞こえるかもしれない声が僕の名を読んだ。

 

「こんにちは、お加減いかが…」

「定期報告を」

 

最近は、体調面も精神面も安定していると聞いたけれど…相変わらず、本当にそうなのか?と疑いたくなる物言いだ。

ましてや“実の息子”にその言い方はないだろう。と突っ込みたくはなるけれど…。

 

「…幸四郎氏と接触。しかし依然、肖人…透弥さんの居所は掴んでません。なかなかに策士なお爺ちゃんで、何かを隠してるのは分かってるのだけれど…」

 

前回の報告よりほんのちょっぴりと進んだような言い方で報告する。

実態は、まったくもって進んでない…進める気もない。それ以前に、幸四郎氏とは手を組み、肖人を守っている。

 

(今の生き方が良いと思うしね。肖人とっても…多分、僕にとっても…)

 

あの時、老人に言われたことを思い出しつつ。

一通り報告を終えると、何も返しもなく通話が終わる。

母親と息子の会話なんてない。まるで依頼人と請負人の間柄。

まぁ、僕にとっても。そのほうがやりやすくはあるけれど。

 

(今更、親子和気あいあい。なんて、気味が悪いし…)

 

一息ついて、部屋に戻ろうと歩き出そうとした…ら。

 

 

 

「…どこから?」

「爺ちゃんの名前が聞こえた。やっぱりあの人も…俺を父親と重ねてるんだな」

 

自嘲気味に笑う彼。

彼は二度、同じ関係を体験している…。

2人の女性に父親の影を重ね合わされている…。一人の女性は、彼にとって大事な存在だけれども。

自分として…“相馬肖人”として見てもらえないのはどれだけ辛いだろう。

どれだけ、悲しいだろう。

 

「痛い…」

 

背中の痛みが徐々に全体ヘと侵食され、思わず呟いてしまった。

その呟きに動じず、逆に癇に障ったのか更に睨みが鋭くなる。

それはまるで…

 

「犯罪者と警察官みたいだねぇ…事情聴取だ」

「ふざけるな」

「分かってる」

 

ふぅ…と大きく息を吐いて、携帯を拾う。

相手が見たいであろう場面を出すために、操作する指は酷く震えて自分のものじゃないみたいだ。

ようやっと出せたのを確認すると、何事もないかのよう…に装い差し出す。

 

見せた画面を移す瞳は。

驚愕を映し。

次に悔しさと悲しみを映す。

 

力強く握り締めた手は。

僕に襲いかかる。

衝撃に備えようと、目を瞑った。が、寸前に止まった。

僕の目の前で、腕が力なく垂れ落ちる

 

「…やっぱり」

 

降りかかる声はさっきよりか細げで…

僕の胸を締め付ける。

 

「アンタは息子だな…俺の大事な者を皆、奪い取る」

「言っても信じないと思うけれど、僕はそんなつもりは…」

 

「うるさい!」

 

ないという言葉をかき消すように、涙声の怒号が響く。

 

「あの時みたいに…俺の大事のモノを、人を!アンタ達親子は皆奪ってくんだ!

なんでだよ!俺は…俺は…!!」

 

喚き声と嗚咽が交互に聞こえる。

過去。僕や母親が、彼や彼の母親にしてしまった事は謝っても謝りきれない事。

言葉という刃で切りつけ、心を裂いた。

彼の家族を壊してしまった原因を作ってしまったのは紛れもなく僕達だ。

けど、けど…ね?

 

「ねぇ、聞いて。僕は、今の君が好きなんだ。斎君や幸四郎さんのおかげだよね。

僕の知ってる君は…いつも無表情、だけど悲しそうで…感情を見せない子だった。

それが今では…嬉しいなら笑ってくれる、怒ってるならしかめっ面…正直驚いた。と、同時に嬉しかった」

 

ふふ…と笑みを零す僕に、彼は睨みをきかせる。

そう、その顔…そんな表情(かお)が出来るようになったんだね。

 

「…僕は、あの人の相馬 翠の息子だ。けど…味方じゃない

君の味方だよ、肖人。いや、いたかった。かな」

 

それと…

 

「あの時は…ごめんなさい」

 

そう一言だけ告げて。

僕は立ち上がり、玄関先へ向かう。

 

もうここには来られないだろう。

何時もより重い音を立てて閉じる扉に、もたれかかり息を吐く。

 

「あっはは…はは…」

 

なぜだろう悲しいのに…笑いしか出ない。

一滴も流れてこない自分の様に、また笑いがこみ上げてきた。

 

良いんだ、これで。

あの子が幸せであれば。

僕が奪ってしまった分返さないと。

 

けど…何でだろう?

あの子達の幸せを願えば願うほど

 

寂しいと思うのは…

願わくば、もっと側にいたかったと思うのは。

 

なんでだろう…?

 

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今年最後の更新がコレってどうなの!!&長いわ!!

一回は兄弟ギスギスしたお話が書きたいなぁ…と思ったものがこちらです。

仲直りはいつか書きたいなぁ…と思いつつもネタが降りてくれば…です。

なので時期関係は敢えて設定しておりません。今よりも過去かもしれませんし、未来かもしれません。

なのでもし今後、何か書いてくださるのであれば気にせず自由にしちゃってください!>私信