アトピー性皮膚炎からの復活 | 空の木ブログ

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空の木犬猫病院の日々のできごとや、身近なお役立ち情報をのせていきます。

慢性皮膚病でお困りだったこちらのお嬢さわんしば犬ノーマル

1年半前の初診時のお写真です。ほっそり見えるのは脱毛のせいでした。
この時は5歳ですが、もう1歳の頃から皮膚病で悩んでいたとのことです。






体の毛もだいぶ薄くて…




脱毛と赤みで、痛々しいあんよ…




内側も。




おしりの毛も薄くて…




全体的に痒みもひどかったお嬢さわんしば犬悲しい
美肌を取り戻すべく、飼い主さまと一丸となって治療に取り組みました!!





問診、身体検査所見、皮膚検査を行った結果「アトピー性皮膚炎」が強く疑われたので、その治療をしていきますドクター


まずはじめに、
1*2次感染を避けるための抗生物質と薬用シャンプー、ノミ駆除(いなくても)、そして今回は初回からステロイドを使用しました。

2*反応がよかったため、ステロイドからシクロスポリンに切り替えて行きました。


シクロスポリンと整腸剤(副作用予防のため)のみで、2ヶ月経つ頃にはすっかりきれいな皮膚になりましたキラキラ




現在のお嬢さわんしば犬うっとり

ふわもこ~Wハート



あんよも…


みちがえたじゃあ~りませんかてへ




おしりもふわっふわ上げ上げ




現在は
11日おきにシクロスポリンと整腸剤
1定期的な薬用シャンプーshampoo*
3細菌がみとめられる皮膚症状がでたら抗生物質(夏場に2回ほど処方)
でコントロールしていますDr




だいたい月1回通院していただいておりますアーメン




シクロスポリンはなかなか高価なおくすりですが、ステロイド剤を長く使うより副作用の面でも効果の面でも良い結果を出してくれていますくすり




とはいえ、通っていただくのも、毎日おくすりを飲ませるのも、飼い主さまのご協力と努力があればこそパチパチ




これからも美肌を保てるよう、よろしくお願いいたしますshokopon




皮膚病の治療にくじけそうな方へ鉛筆

皮膚の治療は長丁場です。
結果がでるまでに時間がかかることも多いですし、良くなったとしても再発しやすく、ずっとお付き合いしていくことも多い病気です。
そんなとき、このお嬢さわんのビフォーアフターを思い出して、少しでも励みになれば幸いです四つ葉