不妊手術(去勢・避妊手術)の当日の流れをご紹介いたしますドクター


1朝9~9時半頃までに来院いただき、問診・身体検査・血液検査を行います
→検査項目:血球検査、血液化学検査、電解質、血液凝固検査(年齢によって検査項目が増えることがあります)

→異常が見つかった場合、手術を延期することがあります(検査代はご請求となります)


2異常がなければ、お預かりして点滴開始。手術に備えます。
米印点滴する


3午前の診察が終わってから、お昼の時間に手術をします。

→前投与薬(鎮静剤)を投与します
→酸素を吸わせます(酸素化)
→導入麻酔薬(静脈注射)を投与し、気管チューブを挿入し呼吸を確保しガス麻酔に移行します
→モニター(心電図、血圧、SPO2など)を取り付け、麻酔が安定したのを確認します
→術野の毛を刈ります(万が一の出血に備え、やや広めに刈ります)


1*避妊手術
→犬ではおへそから、猫ではおへそと骨盤の中間あたりを正中線に沿って数cm切ります。
→その後、卵巣と子宮を順番に、PDSという質の良い吸収糸を使って結紮します(縫合糸に対するアレルギーを減らすためです)。
米印2016年1月より、半導体レーザーによるシーリングという手法を用いる「体内に糸を使用しない不妊手術」に変更しました。これによりさらに安全性が高まります


→PDSにて閉腹、皮膚の縫合はナイロン糸で行い手術終了。


1*去勢手術
→犬では陰茎の根元あたりを数cm、猫では両陰嚢の中心を小さく切ります。
→犬では切開線から精巣を取り出し、精管と血管をモノフィラメントの吸収糸で結紮し、皮膚の縫合をナイロン糸で行い手術終了。
米印2016年1月より、半導体レーザーによるシーリングという手法を用いる「体内に糸を使用しない不妊手術」に変更しました。これによりさらに安全性が高まります

→猫では切開線から精巣を取り出し、自身の精管と血管同士を結びます。その後、陰嚢をぎゅーっとつまんで終了。糸は使いません。切開部は自然にくっつきます。

米印乳歯が抜け替わらず残っている場合は、一緒に抜歯します歯


4ガス麻酔を切り、覚醒を待ちます。顎反射が戻って来たら気管チューブを抜きます。


5麻酔からきちんと醒めたらお電話をします。その後も、様子を随時観察します。


6男の子は日帰り、女の子は1泊します。夜ご飯は食べられますし、ふつうに歩くこともできますよ音符





空の木では、安全で動物に優しい手術を心がけるべく、以下のことを実践しています星に願いを
1*全頭、血液検査
2*全頭、血液凝固検査(出血リスクを減らすため)
3*全頭、静脈点滴
4*全頭、鎮痛剤および鎮静剤を使用
5*全頭、質の良い吸収糸を使用



「若くて元気だから大丈夫」とタカをくくることなく、経済性を優先し安全性を疎かにするということはいたしません。
だからといって手術費用をあまり高価にすることなく、多くの方に不妊手術を受けていただけるような一般的な価格設定となっております。



「元気なコに手術をする」ということに抵抗を感じられる方は多いですし、私どもも万が一があってはならないと、不妊手術は非常に緊張する手術のひとつです。



不安を抱えていらっしゃる方は、まずご相談してください四つ葉




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