ここで、そこで、いろんなところで

日々の生活の中で想う、エッセイ未満のことたち


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野村親子の狂言が観賞できるということで行ってきた。


萬斎さんはTVでもご活躍。

お父上の万作さんは初めて。


狂言は今までに何度か観賞したことがある。

初体験は高校の時。

高校に狂言師の方がいらしてくださった。

その時の演目は「附子(ぶす)」。

高校生でもわかりやすい話に、伝統芸能の垣根はうんと低くなった。


今回の演目は万作さんが「萩大名」、萬斎さんが「小傘」


なんと丁寧な笑い話だろう。

ずっこけたり、トボケたり、笑う場面は新喜劇と一緒でも、その所作の一つ一つに練られた美しさがある。


萬斎さんの狂言も勢いがあって面白かったけど、万作さんの豊かな表情とこまやかな所作にすっかり魅了されてしまった。

さすが人間国宝。


詳しい方が、流派によって同じ演目でも演じ方が違うのだと教えて下さった。


爽やかな秋風とともに、爽やかな笑いでしめくくった秋の一日。


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ぐずぐずしていたら、もうすぐ会期終了。

ということで、あわてて日帰りで行ってきた。


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絶対に観たかったのはクリスチャン・マークレーの「The Clock」。

今現在流れている時間と上映されているスクリーンの時間が一緒に移行する。

なんとも不思議な感覚。

一分の間にたくさんの出来事が起こる。

拉致されたり、ジュースをコップに注いだり、キスしたり、時計を壊したり、考え込んだり、バスに乗っていたり・・。

知っている俳優さんたち、知っている映画がたくさん出てくる。

私が確実にわかったのは「80日間世界一周」と「刑事コロンボ」

ヒッチコックっぽいのもあったし、場面や俳優さんから映画を想像するのも楽しい。

この作品を観ている私も、そしてスクリーンの中で演技している俳優さんたちも同じ時間を共有している楽しさ。

そして、一分、一秒の中で、こんなにたくさんのドラマがあって、人生があるってなんだか素敵。


イエッペ・ハインの体験型の作品も楽しい。

誰かが椅子に座って体感しようとすると、みんなが集まってくる。

ちょっぴり恥ずかしい瞬間。
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岩崎貴宏さんは繊細で小さな作品が主だけれど、今回はそのささやかな感じをそのままに、空間を大きくとり込んだ作品に仕上がっていてとってもキュート。

みんなで作品のありかを探しあっていて、見つけた時はちょっと自慢。
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うれしかったのは久しぶりの泉平のいなりずし!

なぜか新港ピアのカフェにおいてあった。

一時期お店もなくなって、デパートからも撤退していたけれど、今では復活しているみたい。

思わず買ってしまった。

今でも横浜球場で売ってるんだね。

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テーマはテーマとして、アートに遊んだ楽しい一日。


よこはまトリエンナーレ


http://118.151.165.140/

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番組が終わった後、ちょっとの間、現実に戻ってこれなかった。

今でもその余韻は残っている。


曽根崎心中は私が観たことのある唯一の文楽。

初めてその演目を観た時、その情感こもった人形の美しさにすっかり参ってしまった。

最後の心中の場面では、覚悟を決めたお初の凛とした姿に涙が溢れて仕方がなかった。

死ぬことでしか成就されない切ない恋の物語。


文楽の人形は、人形であることを超越していて、別世界にいざなってくれる。


杉本文楽はオリジナルにこだわり、今まで割愛されてきた場面も盛り込まれているし、演出もこれまでの文楽にない仕掛けも取り入れている。

番組では杉本文楽のエッセンスしか観ることはできなかったけれど、それだけでも、この舞台に臨む杉本さんや文楽を支える人達の意気込みがtvの画面を通してビシビシと伝わってきた。

これを生で体験できなかったのは本当に残念。


でも、あの広い会場で、しかも花道での心中場面は、席によっては観にくかっただろうし、あのお初の最後の美しい表情もちゃんと観ることはむずかしかったんじゃないだろうか・・?


とはいえ、鳥居や仏像の本物の重圧感や、そぎ落とされた演出は、より一層物語のコアな部分を引き出していて、見事。

通常の文楽ではあっさりとしている心中場面がオリジナル通りに長く語られる。

生々しいはずの死の場面が美へと昇華されていて、その世界に引き込まれてしまった。


杉本博司さんという卓越した美意識を持った方の作品に触れることのできる幸せ。


同じ時代を生きってよかったな。

アートを好きでよかったな。

日本人でよかったな。


しみじみと感じた時間。



この世の名残 夜も名残

~杉本博司が挑む「曽根崎心中」オリジナル~

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1016.html

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