ここで、そこで、いろんなところで

日々の生活の中で想う、エッセイ未満のことたち


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夕方には金沢入り。

晩御飯のあと、お散歩がてらに21世紀美術館へ。

市民ギャラリーは夜の10時まで開館しているので、夜の美術館を堪能。



ここで、そこで、いろんなところで

人もまばらでしんと静まり返っている。


夜のタレルは初めて。

誰もいない広い空間をゆったりと独占。

大きく空いた天井から闇が降ってくる。


ここで、そこで、いろんなところで


野外のオラファーも光を放ってとてもきれい。



ここで、そこで、いろんなところで

人の気配のない美術館。

日中には聞こえない建物の声を感じる。

なんだか不思議の国に迷い込んだようで現実ではないみたい。



昼中の美術館は、一転して賑やか。

「月曜日だから空いてるかも・・」

という二人のもくろみはあっけなくはずれ。


企画展は「ヤン・ファーブル×船越桂」

私はヤン・ファーブルはちょっとダメ。

鳥好きなので、フクロウの死者の首の展示室は走るように退散。

きっと西洋文化(特に宗教)にもっと精通していたら違う観点から観れたのだろう。

ルーブルでの展覧会はきっと面白かったんだろうな・・。


船越さんの作品はいつも通りの雰囲気で、安心。

生と死と性が混じり合い、作品に内包されている。

遠いまなざしの彫刻たち。



昼間のタレルは青空。

前回来た時は冬。

雨のち晴れだった。

来るたびに表情が違う。


直島、妻有、金沢。

それぞれのタレルの空。

いろんな思い出が詰まっている。


金沢はやっぱり泊まらなくちゃ。

夜の21世紀美術館、ただそれだけでも絶対に行く価値アリ。

と私の独断と偏見。


金沢21世紀美術館

http://www.kanazawa21.jp/

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いやあ、本当に楽しい旅だった。

帰ってきたくなかったし・・。


行きはバス、帰りは青春18きっぷという貧乏旅ながら、食べ物はおいしかったし、美術館はサイコーに楽しかったし。


行きのバスではトンネルの火災報知機の誤作動で40分ほど動かないアクシデント!

でも運転手さんが頑張ってくれて、富山に着いたのは10分遅れだった。


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入善駅からタクシーに乗って発電所美術館へ。


タクシーの運転手さんは気さくな楽しい人。

美術館にはほとんど興味がなさそう。

「そのスジでは有名な方々が展覧会を開いてるんですよ」

と言っても

「ほおお・・」

ってカンジ。

そののんびり感がまた楽しい。


美術館は元発電所だけあってどっしりとした趣がある。


ヤノベさんの作品はyoutubeやツイッターで散々予習していたけれど、それでもやっぱりすご~い迫力。

大きなカメがひっくり返るのを待っている間のワクワク感がたまらない。

「こんなにドキドキしたのは本当に久しぶり」

とは一緒に行った友達の弁。


リヤカーに乗って白石さんのかわいい虹もちゃんと体験してきた。


ワークショップ会場をのぞいたら、大放電の時に使われた作品がまだおいてあった。


富山での滞在時間は短かったけど、山と海がきれいで、風が心地よくて、とってもいいところだった。


今度行ったら喫茶「HABA」でまったりしたいな。



発電所美術館

http://www.town.nyuzen.toyama.jp/nizayama/shisetsu.jsp







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ベルリンで集められた鞄たち。

その鞄は、先の大戦も、ベルリンの壁も、体験してきたものたちなのかもしれないと思う。


鞄につめられた思い出たち。

たくさんの人の想いが詰まった鞄で創られた壁。

ずっしりと重い。


鞄は中身と外を区切る壁。


私たちの身体は皮膚という壁で覆われている。

その壁を無尽に埋め尽くす血管。

私たちの中に張り巡らされた血のドレス。


ビデオの中の塩田さんは血管のような細いチューブを身に纏う。



ケンジタキギャラリー

http://www.kenjitaki.com/pages/intro1_j.html





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なんだかんだと言いながら、ついに始まった。


お祭りだから楽しまなくちゃ。


西野さんの作品も期間限定ながら観れるみたいだし。

http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts/-tatzu-nishi.html



ここで、そこで、いろんなところで


昨日設置場所に行ったら、なにやら工事をしているように見えたけど、あれは夕方からの設置に向けての準備だったのね。


ツイッターでいろんな情報も入ってくるし、便利便利。


さて、何回遊びに行けるかな。



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あいちトリエンナーレ2010

http://aichitriennale.jp/





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わざわざ大阪まで行った価値は充分あった。

横浜を観ていないので比較できないけれど、会場構成も凝っていたし、おもしろかった。


「断面の世代」ってまさに今の日本を上手に切っている。

ヴェネチアの日本館に選ばれるのも納得できる。


束芋さんの作品は私にとってはものすごく女性を意識させる。

彼女の作品を観ていると、やわらかい残酷さとか優しいグロテスクさとかがじんわりと響いてくる。

女性らしい視点というか、切り口というか、自分の皮膚の外ではなく、内側で共感できるような感覚・・・。


最近、特に女系育ちの作家さんたちに共感することが多いなあ・・。

(映画「カケラ」の安藤モモコさんも姉妹だし、山田詠美さんも確か3姉妹じゃなかったっけ?)


《BLOW》は作品の中に入って体感。

私も泡の一部になった。



同時開催の横尾忠則さんの作品は圧巻。

時代をリードしてきた人だとしみじみと感じる。


デヴィッド・リンチ展。

私、リンチはやっぱり駄目でした。

以前に映画2本観て、ダメなのは分かっていたけれど・・。

でもリンチファンには貴重なフィルムもあったしきっと楽しめると思いマス。



国立国際美術館

http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html


ちなみに・・・。

暑かったので、大阪駅からリーガ・ロイヤル・ホテル行きのバスに乗ってズルしました。

帰りはループバス「ふらら」で淀屋橋まで出て心斎橋のコム・デ・ギャルソンのリンチ展へ。


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自分にとっていい映画は、終わった後に余韻が残るもの。


「息もできない」もそんな映画だった。


主人公のサンフンは、父親の暴力が原因で妹と母を失う。

そして彼自身、誰かれ構わず暴力をふるう。

暴力でしか自分を表現できない。


金の取り立てで殴る。

むかつく相手を殴る。

唾がかかって文句を言った女子高生ヨニを殴る。

出所してきた父親を殴る。


自分の人生を歪ませた父親

「そんな親でも生きていた方がいいのか?」

と先輩のマンシクに喰ってかかる。


自分が殴った女に言う

「おまえは殴られっぱなしでいいのか?」

殴られるだけだった母親に問いかけるように。


ヨニも父親の暴力に耐えている。

母親はもめごとに巻き込まれてヤクザにさされて殺されている。


そんな二人が出会い、自分たちが似た境遇で、同じようなものを求めていることに気付く。


暴力の中に垣間見えるサンフンの優しさ。

弱音を吐かないヨニのいじらしさ。


漢江で二人で泣くシーンは本当に切ない。


殴ったり唾をはいたり汚い言葉でののしったり。

美しい映像ではないのに心を揺さぶられるのは、彼らが心の底で何を求めているかがとてもストレートに伝わってくるから。


誰も家族から逃れることはできない。

何の悩みもなく子供時代を過ごした人間のほうが少ないのでは・・。

家族の悩みは深い。

先日観た「プレシャス」ともテーマが重なる。


主演のヤン・イクチュンは監督、脚本、制作、編集のすべてを一人でやったそうだ。

自分自身が家族との間で悩みを抱えていたため、この映画をつくる決心をしたのだという。

「物語はフィクションでも、映画の中の感情に1%の嘘もない」

とのこと。


hpのインタビューの写真は、サンフンとは違い優しい目をした青年だった。


息もできない

http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/index.html






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