ここで、そこで、いろんなところで

日々の生活の中で想う、エッセイ未満のことたち


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私は少しだけ、初女さんとお話をした。


私「先生の強さはどこから来るのですか?信仰ですか?」

初女さん「そうね、カトリックね」


私「先生は迷われたとき、どうされますか?」

初女さん「じっとしてるの。迷ってすすんでもふらふらするだけよ」

私「私は待つことがニガテなんですけど・・・」

初女さん「そのうちできるようになるのよ」


文字にしてしまうと、とても平坦なやりとりだけど、初女さんのふんわりと相手を包むようなまなざしを観ていると、愛情に包まれるような気がする。

私はこの会話だけで、涙が止まらなくなってしまった。


ご主人の死も、息子さんの死も、そうやって、静かに受け入れてこられたのだろう。

かなしみが過ぎるのを待って、じっとしていらっしゃったのだろう。

初女さんは静かでしなやかで強い方だ。


「先生も迷われるときがあるのですね」

私がたずねると、初女さんはだまって微笑んでいた。


一緒に行ったwaku姉さんと、自分たちが持っている本にサインをしてもらおうと、初女さんに差し出した。

初女さんは二人が持ってきた本をぱらぱらとめくりながら

「ごめんなさいね。

私はね、自分が書いた本はあんまり読まないのよ。だからこうやって見てしまうの」


そして「私は本を書くとなぜだか『生きる生きる』って書いているわねえ」

とおっしゃった。


私の本に書いてくださったのは

「人の言葉は芳しく」


初女さんは押し付けない。

ご本人も、創ってくださるご飯も、本の言葉も、すべてふんわりとしている。


でも、その姿勢が相手を受け入れるという「癒し」の大きな原点なのだと思った。

押し付けられないから、相手の方は自分自身の中に「生きる力」を見出すんだなあ・・・。


私は初女さんのお顔を拝見すると、泣いてばかりいた。

手を握っては泣き、お話をしては泣き、お別れするときも泣いた。


waku姉さんも泣いていた。


一緒にいると、言葉ではないものが伝わってくるのだ。


初女さんの「じっとしている」という話をある人にしたら、その人も

「今、じっと待っている」

と言った。


私も待とう。


明けない夜はないから。

過ぎ去らない嵐はないから。


待って少し強くなろう。


私が私らしくいるために。

私が私らしく生きるために。


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isukia


「イスキアはどなたがいらしてもいいんですよ」

去年の春、大府で開催された講演会の中で佐藤初女さんはそうおっしゃった。


そして、今回ご縁があって、森のイスキアに2泊できることになった。

宿泊者は10名。

いろんな場所から集まったみんな。

お友達4人でいらした方や一人参加の方たち。

私と一緒に行ったwaku姉さんは一泊で帰ったので、最終的には9名。

初女さんも交えて丸い食卓を囲んでみんなで食事をする。

これは二日目の朝ごはん。

毎回お膳には、たくさんのお皿が並ぶ。


syokuji


初女さんがふんわりとよそってくださったご飯はおいしい。

「お米粒が立っている」とはこのことかと思う。

お味噌汁も具沢山。


3日間で計5回、食事をいただいたけれど、同じものがまったく同じカタチで食卓に並ぶことがほとんどなかった。

たとえば、トマトは朝はそのまま皮をむいた状態、夕方のトマトはちょっとお砂糖を振って甘くしてあったり・・。

お昼に出たソーセージは、夜にはオムレツの中身に変身していたり・・・。

そんな違いを探すのも、また愉しいこと。


こんなに豊かな食材を、毎食いただいたのは本当に初めてなくらい、そのバリエーションには驚かされる。

そして、すべてのおかずに、何か一手間かかっている。

初女さんの愛情がこもっている。


hatumesan


10人で毎回いろんな話をした。

ほとんどが食に関する話。

初女さんはみんなの話を聞いてくださっている。

食卓が丸いから、みんなの顔がよく見えて、みんなが話の輪に入れる。


テレビもラジオもない日々。

たくさん食べて、たくさん話して、たくさん笑った。


何かワークショップをしたわけでもなく、ただ、ご飯をいただいて過ごした日々。

唯一の講習会は「おにぎりの結び方」。


最後の日の朝は、初女さんがお赤飯を炊いてくださった。

小豆もふっくらとしている。

初女さんは何もおっしゃらなかったけれど、私たちがこの世に存在していることを祝ってくださっているようだった。


それぞれ、いろんな思いでここにきて、ここで出会ったみんな。

特別に悩みを打ち明けあったり、相談をしたわけではないのに、みんな家族になり、別れるのがさびしかった。

ボランティアの方たちも本当のお母さんみたいだった。

別れ際にはひとりひとり手を握り合って、たくさんたくさん手を振った。


イスキアを後にする時、鐘が鳴り響き、私たちを送り出してくれた。

まるで新たな門出を祝福するかのように。


きっとみんなそれぞれの場所に帰り、日常に戻っていることだろう。

でも、あのイスキアで過ごした日々のおいしいぬくもりは、きっとみんなの中にあって、ささやかに新しい一歩を踏み出しているのだろう。


私も小さな一歩を踏み出そう。





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弘前に行ってきました。

できるだけお金を使いたくなかったので、新幹線で東京へ出て、夜行バスで行きました。


東京では岡本太郎さんの「明日の神話」とエルメスのギャラリーの「天上のシェリー」を観て来ました。


asu


明日の神話は、 37年ぶりに公開された岡本太郎さんの未発表の壁画です。

メキシコのホテルをこの壁画が飾る予定だったのが、開業直前にホテルのオーナーが破産、この壁画も行方不明になっていたのを、岡本敏子さんが発見し、修復されて、今汐留の日テレプラザで8月31日まで公開中です。


原爆の炸裂した瞬間の絵です。

いろんな感想があると思いますが、私はこの絵から、岡本太郎さん独特のバイタリティーとユーモアを感じました。


どんなに悲惨なことが起こっても、明日に向かってまた歩き出していける


太郎さんのそんなパワフルなメッセージも受け取りました。

岡本太郎さんのことをあまり知らない友人も、つたない私の写真を観て「力の出る絵だね」と言っていました。


明日の神話



また、メゾンエルメスで開催されている西野達さんのインスタレーションも観て来ました。

いやあ、すんばらしいです。

ギャラリーを越えてずんずんと階段を登り、さらに屋上に出て、鉄骨の足場を登っていくと・・・・!

え?

エルメスさん、こんなことしちゃっていいの?

って感じです。

また、西野さんの描いたイラストもサイコーです。

丁寧な店員さんたちが笑顔で迎えてくださいます。

これも31日まで。

ぜひご覧になってみてくださいね。

また、西野さんのインスタレーションは、愛知県立美術館でも現在ごらんになれます。

hermes

天上のシェリー


ユーモアは地球を救います。


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更新しましたといっても、ヒアアンドナウさんが、ヴィッセル夫妻のニュースレターを訳してくださったものをアップしただけなのですが・・・。

それも7月の終わりにいただいていたのに、すっかり怠っていた私。

ヴィッセル夫妻の言葉の好きな方、申し訳ございません。


このご夫妻の言葉は、抽象的なところがなく、それでいて暖かくて、私も大好き。


今回は「精神的な苦痛」についてです。


人生における痛みを成長の機会として受け入れること。


こう書くとムズカシイ話に思えるけれど、「困難に出会ったときは、自分と対話してごらん」ってことかな。

ちょっと立ち止まったり、振り返ったり、無駄に思える時間も、本当はとても大事。

そうすることで、自分にとって大切なものが見えたりするもの。


今日の「純情きらり」がまさにそんなカンジでしたね。

愛する人たちを次々と失って、主人公の桜子は生きる希望を失っていたけれど、自分にとって音楽がどんなに大事であるかに改めて気付き、それを支えにして、もう一度立ち直ろうとしていました。


私がつらかったとき、支えてくれたのは、家族であり、友達でした。

そして、「宙の鏡」という存在もとても大きかった。

この中での出会いもとても大きかった。

これがあったから、ブログやmixiへと繋がっていけました。

そして、今の私がここにいる。


だから、自分の原点として、このhpはまだまだ続けて行きたいと思っています。

相変わらずのペースですが、どうぞよろしゅうに。


ハートをシェアするvol.16

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ミナシマイ・・みんなおしまい。

徳山村の方言で、終わりのことをそう言う。


昨日、旧徳山地区へ行ってきた。

秋から水をためると聞いていたけれど、17日から交通規制をかけるため、戸入地区、門入地区への一般の立ち入りがほぼ不可能になる。

9月1日からは全面通行止めになる。


あわてて仕事を代ってもらい、友人に急いで連絡を取って、徳山村に向かう。


今回は戸入地区よりもずっと向こうの門入地区まで足を延ばす。

ここは土地が高いので、ダムには沈まない。

そこで、水資源機構に土地を売らずにまだ暮らしている人たちがいる。

ただ、ダムが完成すると、ここへの道が水没する。


kadonyu


虫取りをしている子供たちもいた。

川にはイモリもいる。

みんなのんびりと夏を楽しんでいる。


imori


戸入は2ヶ月前に入ったときよりも、工事が進んでいた。

以前神社があった場所は石段があったけれど、いまではそれも取り除かれている。

段々と人の暮らした跡が消え、何の変哲もない造成地へと変わっていく。

ただ、緑は前回ここへ来た時より一層深く目にしみる。



turibasi


今回、初めてつり橋を渡る。

キケンと書いてあってドキドキしたけれど、なんとか渡り切る。

最初で最後。

ひょっとしたら、私はこのつり橋を渡った最後の人間になったのかもしれない。


asi


川原に降りて、長靴を脱いで、川の中央にある丸い石に腰をおろす。

足を流れにつける。

ひんやりと気持ちがいい。

村の人たちも、こうやって足をつけて、暑い夏を涼んでいたのだろう。


せみや鳥の声。

緑のざわめき。

川のせせらぎ。


kawa


ただただ豊かな自然があるのみの何もない場所。

何もないからこそ美しい。


戸入を後にして、本郷地区へ。


ここへはたくさんの人たちがやってきていた。

以前に住んでいた方、私たちのようにゆかりはないけれど、一度ここをたずねてみたいと思った人たち。


以前あった「ふるさと」の石碑がなくなっている。

誰かが持っていってしまったのか?


syougakkou


鉄筋コンクリートであったため、取り壊しを免れた本郷小学校。

以前は中へも入れたらしいけれど、今は鉄板で覆われていて、中には入れない。

静かに時を待っている。


暑さに朦朧とする。

冷たいものが飲みたい。

友人が

「自動販売機はないのか~」と叫ぶ。


旧徳山村の散策を終えて、藤橋城のところで、休憩。

自動販売機はあるし、休憩所は冷房が効いている。

便利さに慣れてしまっている自分が哀しい。

私たちが、慣れ切った豊かさを満喫している陰で、生活を奪われていく人たちを想う。


「もっと早く、ここを知りたかったな」

友人がぽつりとつぶやいた。

もう2度とこの場所を訪れることはできない。


帰ってきて、写真を整理しながら、かなしみがこみ上げてきた。

もっとたくさんあの場所にいけばよかった。

そして、もっとたくさん増山さんから話を伺えばよかった。

嫌われても、うるさがられても、もっと話を聞いて、徳山のことをもっと残してあげたかった。

もっともっと・・・。


ミナシマイ。


徳山村の最後の夏が逝く。









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先日の記事を読んで、デジカメについていろいろとアドバイスをいただいたみなさま、ありがとうございました。


買いました!

デジカメ!

LIMIX FX01です!


camera これはケイタイ画像。


昨日名古屋に出た際に、カメラに詳しい友人にカメラ選びを手伝ってもらいました。

デジカメのことがまったくわからない私。

安くない買い物だし、前回定員さんのいいなりになってAPSの一眼レフで失敗をした苦い経験があるので、とりあえず、mixiでいただいた情報からLUMIX FX07という名前だけを記憶して名古屋駅前のBカメラへ。


私はドキドキしながらデジカメ売り場を観ていたんだけど、友人はざっと見渡して、LUMIX FX01を指差す。

友人「これでいいじゃん、これにしたら?」

これでいいじゃんって、まだ何にも見てないよ?

私「・・・え?ほかのカメラは?」

友人「だって、LUMIXがいいんでしょ?じゃあいいじゃん、コレいいよ」

私「・・・親身になってくれてます・・?」


LUMIXは情報としてあるだけで、それ以外でもオススメとかお買い得があれば、そちらにしてもいいんだから・・。


友人は一応LUMIXを手にとって少しいじって

友人「いいじゃん、やっぱりこれでいいじゃん」

いいじゃんって、え?

私「あの・・ホントに親身になってくれてます・・・?」


友人いわく

今はどこのメーカーでも、性能はいいので、そんなに大差はないのだそうだ。

しかも、私のように

「カンタンにきれいに写ってくれればそれでいい」

くらいの感覚であればなおさらどこでもかまわないとのこと。

まあ、デジカメ自体はカメラではなく、ビデオに近いものだから、ビデオとしてそれなりのものを出しているところだったら、大丈夫とのこと。

そして、Lサイズくらいの写真が撮れればよいのであれば、400万画素くらいで充分だそうだ。

600万画素あればポスターサイズの写真ぐらいまで対応できるとのこと。

今は平均的にどこも600万画素くらい出している。

友人「ポスターサイズになんて引き伸ばすこと、まずないでしょ?」

とおっしゃる。

私が資料としてもらっていたFX07はまだ発売されていないけれど750万画素あるらしい。

私にはそこまで必要ないと踏む。


友人「いいカメラだよ、コレ。手振れ防止はこのメーカー古いし、光学レンズだしライカだし」

私「ライカ・・・」

キャパが使っていたカメラね。(カメラオンチでもそれくらいは知っている)

ちょっとうれしい。


ということで、LIMIX FX01に決定。


そして、値引きのポイントで、サブ用のバッテリー(万が一バッテリーが無くなったときのため)と、512MBのSD(付属のSDは16MBで許容量が小さいので)を買う。

カメラケースは専用の高いのではなくて安いものを探す。


店員「キズ防止のレンズシールはどうされますか?」

ちらりと友人を見ると首を横に振る。

私「要りません」

店員「ポイントの2%で5年間保障期間が延びますけれど、どうされますか?」

また友人を見ると首を横に振る。

私「要りません」


レンズは自動的に閉じるようになっているし、カメラケースに入れておけば、まず傷がつくということはないらしい。

また、今のカメラは丈夫だし、もし壊れたとしても、どうせ保障では補えないような修理になっちゃうから、必要ないとのこと。


全部で4万ちょっとのお買い物。

カードだとポイントが2%つかないらしいけれど、背に腹は変えられない。

金利のつかない2回払いにしてもらう。


ついでに、写真1枚1MBくらいで充分だから、それ以上の設定は無駄、とのこと。


と、アレコレ聞いて、イソイソとおうちへ帰る。


glass

で、撮った画像がコレ。

アメブロは500KB以上の写真がアップできないということだから、ちょっと切り取って補正。


逆光補正も効いてるし、今のところはカンタンモードで充分なので、そのうちいろいろ遊ぶとします。


ということで、みなさまありがとうございました。


デジカメオンチの方、ちょっと参考になれば幸いです。


ちなみにこのグラスたちは舩木倭帆(ふなきしずほ)さんの20年前の作品。

ただいまアサヒビール大山山荘美術館で27日まで個展を開催中です。


ギャラリーでアルバイトをしていたとき、ギャラリーで個展をされて、その作品とお人柄に魅了されて買ったもの。

普段には使えないけれど、時々特別なときには活躍してくれています。


アサヒビール大山山荘美術館









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hana-1


また画像が悪くてスミマセン。

でも、どうしてもこれはアップしたかったのです。

ちょっと今回はがんばったのだ。


花材は、玉すだれ、パープルマジェスティ、グロリオーサの黄色。


丈が高いのがたますだれ。

途中の黒いのがパープルマジェスティ。

左右にひょろひょろと入っているのがグロリオーサ。

1Mの大きな作品となりました。


hana-2


剣山なしです。

道具は虫ぴんのみ。


黒い花器に水をたっぷり張ってあります。

暑いので、水の中からすっと立ち上がったものを生けたかったのです。


そして、決心しました。

ケイタイカメラでは限界です。

デジカメ買います。


どなたか、どこで買うのが一番安いか、今お勧めのコンパクトデジカメは何か教えてください。


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今、ブログ仲間のまーちゃんにリリー・フランキーさんの「東京タワー」を借りて読んでいる。

リリーさんは小倉の生まれ。

世代も私と近い。


その中でお母さんが「長崎の原爆は本当は小倉に落とすはずだった」とリリーさんに言うせりふがある。

「そうしたら、あんたは生まれてなかったかもしれんね」とお母さんはリリーさんに言う。


実は同じことを私も母に言われたことがある。

母は小倉と同じ北九州市の出身だ。

「小倉に原爆が落ちていたら、ママは死んでしまっていて、あなたは生まれていなかったかもよ」

と幼い日に言われた記憶がある。


その日から、原爆は私の中ではいつも奇妙なポジションにあった。

被爆をしているわけででもなく、でも、ひょっとしたら、私に直接的に大きく関わっていたかもしれないもの。


今日は広島に原爆が投下された日だ。

残念ながら、仕事の準備でばたばたしていて、記念式典の映像も途中までしか観れなかった。

黙祷もできなかった。


私が大阪の学生時代にアルバイトをしていた医院を切り盛りしていた女医先生は広島で被爆している。

女学生時代、広島に疎開していたのだ。

爆心地からは少し離れていたらしい。

学校の校舎の中で友達と一緒にいたら、外が赤く光り、ガラスに亀裂が入ったのが目に入り、とっさに教室の外へ飛び出した。

おかげで爆風による怪我を免れた。

その夜は、亡くなった人たちがたくさん校舎に運び込まれたのだそうだ。


お父様は爆心地に近い広島駅にいて、たまたまトイレに入っていて、奇跡的に助かった。


その経験が影響しているのかどうかわからないが、女先生は医者になった。

身体障害者の施設のために奔走する男先生に代わって、女先生は地域医療に貢献していた。

休みの日は男先生がやっている施設を応援に行き、ものすごく多忙な日々を過ごしていた。

女先生のお嬢さんと

「被爆者とは思えないほど元気」

といつも冗談のように話していた。

医者として、人間として、私が尊敬できる人の一人だ。


その先生からはがきが来た。

お中元のお礼に始まり、読み進めていると、

「今頃になって、広島での被爆がたたり、色々検査を受けました。仕事は予約制にして、ぼちぼちやっています。sumikoさんもご健康にご留意なさってお元気でお過ごしくださいませ」

とあった。


哀しいのか、悔しいのか、よくわからない気持ちが胸に広がる・・・。


61年も経っているじゃないか。

あんなにお元気だったじゃないか。

あんなに一生懸命、人を治そうとしていたじゃないか。


先生のはつらつとした笑顔を思い出すと泣きたくなった。


今度時間をつくって大阪に行こう。

先生に会いに行こう。


私はまだ、先生から教わりたいことがたくさんある。


ヒロシマ・ナガサキがまた私の中でポジションを求めて動き出す。






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8月3日は東海北陸の地域限定放送番組「金とく」の収録に行ってきました。

4日の8時から放送だったのですが、ご覧になった方はいらしたでしょうか?


場所はプラザウエーブ21。

東海地区の方なら、NHKの玄関脇の公開収録のスペースといえばわかっていただけるかな・・。


kintoku-1


スミマセン、相変わらずのケイタイ画像で写り悪いです・・・。


12時に集合して、師匠の指示にあわせて木や花たちを次々と生け込んでいきます。

奥に見えている緑は夏はぜとドウダンツツジ。それと白樺です。

夏ハゼもドウダンも2M近くあるものばかり。

手前のほわんと花らしきものはおみなえし、リンドウ、ワレモコウと夏ハゼの枝。


kintoku-2


2時間で生け終わり、細かいチェックをして一休憩。


そして3時からのリハーサルに立ち会いました。

この段階ではゲストはまだスタジオ入りしていません。

ここで、「手前の枝が長い」とか「タイトルに木が被りすぎている」とか注意を受けたり、

こちらとしては「ビデオの下のリンドウが映えないから、黄色のオミナエシを足そう」とか、

いろいろと手直しをします。


ゲストがいないのに、ゲスト役のNHKのスタッフがコメントを読んでいます。

後でタイムテーブルを見せてもらったのですが、セリフはほとんどアドリブなし。

それを、まるで今感じてしゃべっているかのように見せるのが、役者さんの腕なのだとみんなで関心しておりました。


kintoku-3


ここは司会者やゲストが囲むテーブルで、TVには写らない部分。

師匠のこだわりです。

しだとワレモコウとリンドウです。

でもライトであっという間にドライになってしまいます。


1時間ほど、4時過ぎにリハは終わり、5時会場、6時の収録までまた休憩。

TVは待ち時間が長いってこのことね・・・。


いざ、収録。

ゲストは城戸真亜子さんと宍戸開さん。

お二人とも、VTRが流れていて、画面に姿が映らないときでも表情を抜かない。

さすがです。


でも、私たちがあれこれと考えて入れた花たちも、バックの一部となっていて、モニターで見てみると、思った以上に枝の線も花の色もつぶれているもの。

TVで映っている私たちの作品は、ケイタイの写真とどっこいなくらいのものです。

TVって、すべてにおいてメリハリがないとだめなのね。

それでもスタジオに来てくださった方は、ちゃんと見てくださったかな。

今回のテーマは山だったので、夏山のイメージだったんだけど・・。


公開収録なので、私も現場の大きなモニターにはちらりと写っておりました。

でも、家でチェックをしてみるとウチのTVは画面が小さいので、顔のほっぺただけトカ、肩がチラリとか、お間抜けな映り方でした。

ま、突然最前列に座らされて、モニターに映っている顔があんまりにも変でビックリして、いただいた回答用の色画用紙で顔を隠してました。

ワイドモニターのお宅では映っていたのかも知れません。


収録は7時過ぎに終わり、すぐに撤収。

8時には片付け終わりました。

5時間だけの花たちは、みんなで分けて持って帰りました。

裏方さんたちも私たちと同じような時間に終了。

TVのスタッフってカコクなお仕事ね。


一日仕事。

終わったあとのビールはうまい!

久しぶりの体力仕事で、さすがに次の日まで疲れが取れませんでした。


でも、大きな花材で思いっきり生けるのは楽しい。

植物たちにパワーをいただいた一日でした。





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NHK総合金曜夜8:00からの東海地区限定番組「金とく」のバックに月1で私の師匠が花をいれています。

今回は4日に放送予定です。

私もお手伝いで参加します。

番組の収録にも参加しますので、客席の私がちらりと写るかもです。(だからなんやねん)

明日3日収録なので、どんな作品になるか私もわかりません。

お時間がある方はぜひご覧くださいませませ。

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