そらねこカフェ・店主ゆぎえみ・そらねこ会ブログ

そらねこ会は、『今ある命を大切に、不幸な命は増やさない』をコンセプトに活動している猫ボランティアチームです。


日々の思いを書いてます。


テーマ:
そらねこカフェ・店主ゆぎえみのブログ-2013061510250000.jpg




公園のすみっこで、ダンボール箱に入れられた15匹もの子猫がいました。


運悪く雨に降られ、箱は湿って歪んでいましたが、それでもそこから出られなかったのは、幾重にも巻かれたガムテープがあまりにしっかりしていたからでした。





どれくらいそのままになっていたのかわかりません。

衰弱して声も出ない子、最期の力を振り絞って鳴いてる子、15匹の状態はそれぞれでしたが、すべての子猫が風邪をこじらせて、子猫たちの目は、目ヤニでグチャグチャでした。




そこには人垣が出来てて、中には「かわいそう」「欲しい」という子供の声もあったようですが、汚らしいその姿になかなか手を出す人はいませんでした。



そして、公園の管理人さんがそのまま保健所に運ぼうとするところに、偶然通りかかったのが我が「そらねこ会」癒し系お嬢の富士さんでした。



彼女が人垣を分けて覗き込むと、まさにダンボール箱が閉じられるところでした。


本当は、少し迷ったそうです。


今でさえ、自宅で数匹保護して、里親探し中の彼女です。


そこへもってきて15匹の子猫。


こんなに沢山の子猫に一度に遭遇するのは、いくら猫に関わった生活をしているとはいえ、とても珍しいことですし、これから背負うものが、どれだけ大変なことか、とても良くわかっていましたから。


だけどやっぱり見捨てられなかった。


そして、その気持ちの裏には、一人じゃない、仲間がいるって思いが大きくあったのだと思っています。



『ひとまず15匹を自宅に引き取り、面倒をみはじめました』と、富士さんから報告を受けた私たちは正直驚きました。



いっぺんに状態の良くない子が15匹です。


しかし、みんなで探せば何とかなると思い、里親さん探しを始めました。




私たち、そらねこ会の里親さん探しは、無料の広告に掲載してもらったり、友人知人にメールでをして拡散してもらったりと、多くの力を借りて行います。



ペットショップに足を運ぶ方がいっぱいいる時代ですから、動物と一緒に暮らしたいと思っている人は沢山いるはず。


頑張るしかないし、これはやるっきゃないのです。







富士さんの保護した子猫たちはとても人慣れしていました。



野良猫に育てられた子猫は、いくら小さくても人に対する警戒心があり、なかなか捕まえることすらできません。



ですから今回のように、走り回る大きさになっていて、更に人に良く懐いた子猫が15匹も、まるで並べられたように入っていたということは、ギリギリまで人の手によって育てられたのだと考えられます。





数匹の雌猫を飼っていて、不妊手術をしていない人が親だけ残して、子猫だけを集めて捨てたのではないかと想像してしまいます。



どうして不妊手術をしないのか、それぞれの事情と考えがあるのかもしれませんが、不妊去勢手術はするべきだと、私たちは強く思っています。


今度は秋風の吹く頃、同じかそれ以上の数の子猫を同じように処分するだろうダンボールの落とし主に憤りを感じます。



不妊去勢手術をしない方の多くは、必然的に多頭飼いをしています。


まだまだ子猫だと思っていたら生まれてしまった。


そして手術は可愛そうでできないから、生まれたら捨ててくるか、目の開かないうちに殺してしまうと言います。




矛盾としてるとしか思えませんが、少しだけ気持ちがわからないわけではありません。




捕まらなかったり、病院に運ぶ術がなかったり、アクションを起こすことが面倒だったり、まだまだ日本では不妊去勢手術が浸透しきってないことを実感しますが、これは変えていかなければいけない。

もしも賛否両論があったとしても、時代が変わり、生活習慣が変わり、自然もこれだけ変わった今、共存のためにも必要不可欠であると思い、不妊去勢手術をすること、これだけは譲ることができません。



ただ、ある意味、人間のエゴを通すのですから、敬意を持って安全に最善を尽くして手術を進めていきたいです。



そして悲惨な状況を回避するためにも、どうしてこれほどまでに必要なのか、もっときちんと知って理解してもらえるよう啓蒙啓発活動も頑張りたいと思っています。


そうしなければいつまでたってもいたちごっこ。


増やす人がいて、捨てられ、辛い目に遭う子が減りません。



誰かに保護されたとしたら、それはとても運の良いことで嬉しいことです。


だけど保護されない子猫(成猫もそうですが)が人に追われて追われてだんだん弱っていく子たちの悲惨さは想像を越える程、切ないものです。

知っているだけにそれは本当に悲しいです。



だからそれを知ってる人は、見捨てられないのかも知れないし、それを知ってる人が、そんな子たちの里親さんになろうと名乗り出てくださるのだと思います。

私たちが頑張れるのは、そんな里親さんたちとの、あったかい出会いがあるからです。



しかし里親さんとの出会い、譲渡までの労力はとてつもなく大きいものです。
本当に、沢山のパワーが入ります。

時々、子猫を保護し、かといって飼うことはできないと相談されることがありますが、その方たちのお気持ちが嫌という程わかります。


本当に不安だと思います。


そんな時は、そのまま保護していただいていてて、私たちも協力させていただきながら里親さんを探していただきます。

本当に大変だと思います。
本当に不安だと思います。



けれど頑張って一匹でも決まった時、保護された方の安堵と喜びは大変なものです。




一匹、また一匹と決まっていく時、心からほっとされ、喜ばれているお気持ちが伝わってきて、私たちもとても嬉しいです。

だって気持ちはみんな同じですから。





おかげさまで、富士さんの保護した猫たちも、優しい里親さんの元に少しずつもらわれ始めました。

いつもそうですが、ひとり、またひとりと、手を挙げてくださる里親さんに、私たちは救われていきます。



ただ、なるべく良い状態でお渡ししても、環境が変わればまた風邪の症状が出たり、最初の検査では見つからなかった耳ダニが出たり、保菌していたものによる症状が出たりすることがあります。


どんなに厳密に調べ検査しても、何といっても小さな小さな子猫です。


何があるかわからないのが現状ですから、譲渡の時そんなこともお話して、子猫の時から一緒に暮らすメリットと、起こりうる要素を説明してから里親になっていただくようにしています。




特に親猫からの免疫力のなくなる頃、昨日まで元気に飛び回っていたのに、ガクッと具合の悪くなることがあります。


これは私たちが沢山経験をさせてもらって、最近ようやく受け入れられるようになったことです。




子猫にはトラブルがいっぱいあります。

だから、かかりつけの信頼できる獣医さんを見つけていただくこともお願いしています。



子猫にはトラブルがいっぱいあります。


でもそれは仕方のないこと。


子猫たちは小さな体で精一杯生きようとして、最後の最後まで頑張ってくれます。



それでもダメな特もあります。




最初の頃、私たちは「何で?何で?」と焦りました。


「調べてもらったのに、どうして虫がいたの?」



「何でもなかったのにどうして急に下痢をするの?」




「あの時平気だったのに」




「昨日は元気だったのに。。。」





私たちは里親さんからの連絡にパニックになり、また私たちの姿勢に、里親さんを不安にさせ、不快にさせてしまっていたかもしれません。




子猫の一日は人間の1ヶ月くらいなのに。


子猫は急変する。



ちっちゃい体に完璧なんてないのは当たり前。


ちっちゃい体に絶対大丈夫なんてない。


それも全部含めて子猫であって、愛らしく儚げで、だけど生きようとするどん欲さに溢れている。


それが子猫なのに・・・・。



検査をしてから譲渡をしたのに、具合の悪くなる子が相次いで、私たちは精神的に本当に参ってしまった時期がありました。


その時も、私たちを助けてくださったのは里親さんでした。




大切な命。
始まったばかりの命。

いろんなことがあって当たり前の生きてる命。


子猫という小さな命の譲渡の持つ意味、子猫というかわいいものと暮らすことの喜びばかりを話して、リスクをまったく説明できていなかった私たちを立ち返らせて、更に救ってくださっメールでした。

キリキリと八方塞がりでいた私たちを諭してくださっているかのようでした。




里子として、私たちから受け入れてくださった子猫の可愛らしい猫鍋写真と一緒にくださったメールです。



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2匹ともだいぶ元気になりましたよ!!

昨日は小さいほうが風邪がひどくて元気がなく、食欲もなかったので、2匹とも病院に連れていって見てもらいました。

小さいほうは、風邪と耳ダニと結膜炎で、点滴と注射をしてもらいました�
大きいほうは、耳ダニと結膜炎で、薬だけもらいました。


小さいほうだけ今日も点滴と注射をしてもらい、食事もしたので、もう大丈夫そうですグッド!ニコニコ




前に飼っていた、ペットショップで買った猫も、家に連れてきたときに耳ダニと真菌と下痢だったので、どうしても赤ちゃんのときは病気にかかりやすいのですね。

様子を見てちゃんと病院に連れていくので心配しないでくださいね�




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猫ってね、
頑張って生きようとする子猫時代の沢山のトラブルを超えて、これでもかってくらい思い付くイタズラをいっぱいして、いろんなことがあって数年すると、不思議とのんびりといつの間にか寄り添ってくれている存在になるものですよね。



いつか必ずくるサヨナラの時、ありがとうって言えたら、一緒に暮らした猫も里親さんも本当に幸せだと思います。





これからも山あり谷ありのそらねこ会ですが、沢山の仲間や優しい里親さんに助けられながら頑張っていきたいと思っています。


もちろん、私たちも楽しみながら。。。


だから、これからもずっとずっと応援してください。




ドキドキ






いつも長い文章で

しつこくて



ごめんねwww




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