現在、全国で10人に1人強の人が一人暮らしの現実。チャンスですか?ピンチですか? | 住宅系クライアントが95%のソーシャルマーケッター☆藤田和美のブログ 役立つ住宅の情報やSNSの使い方をアップ♬

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SNSは現代のビジネスにとって不可欠。会社の大小や資金のあるなしに関わらず誰もが活用できる素晴らしい時代。
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「時代の変化をしっかり見ていると、今必要とされているものがわかる。」

 必要とされているものを創りだすこと、

 それが「選ばれる近道」。

 ビジネスシナリオコンサルタントのナイトこと藤田和美です☆

 
 昨日、人口の話を書いたんですよね。
 毎年24万4000人が減っていってて、
 それが一つの都市が消滅するくらいのことなんだって。

 今日考えたいのは「1人世帯」
 大家族から核家族へ、そして現代は核家族から1人世帯へ。
 どんどん変化している。

 少し古いデータだけど、具体的数字を見てみると、
 1980年の単身世帯数は711万世帯であったが、
  2010年には1678万世帯となり、2.4倍増加。
 総人口に占める一人暮らしの割合も
   1980年の6.1%から2010年には13.1%となり、
   現在、全国で10人に1人強の人が一人暮らし。
    *みずほ情報総研より引用
 
 
 わかりやすく2010年と2030年の予測をグラフ化すると
 こんな感じになる。
 (女性の下のグラフは2010年の表記になっているけど2030年の間違い)男女別・年齢階層別にみた単身世帯数

 これからもっともっと1人世帯、1人暮らしの人が増えていく。
 数字を見ると顕著だよね。

 「人口が減って、1人暮らしの人が増える」

 これを自分のビジネスに落とし込めるか。
 波はゆっくりと押し寄せているようで、
 着実に足下の砂をさらっていってる。

 自分のビジネスモデルが、
 この変えがたい現実とちゃんと向き合っているか。
 そのための策は練っているか。
 考える必要がある。


 でも、悲観するべきことではなく、
 変化に敏感で先に手を打っていく会社やお店にとっては、
 変化こそチャンス。


 そうそう、こないだ1人世帯を想定した面白いものを見つけた。

 

 

 大阪市内にある光洋さんの売り場では、
 単身者用の小分けパッケージが、すごく充実している。
 お寿司もネタが2貫ずつひとつのパッケージ。
 好きなネタを自分で選んでチョイスできる。

 サンドイッチもご覧の通り。
 いくつも一つのパッケージになっていたら
 同じ種類のものを食べなくちゃいけないもんね。

 総菜の大きなスペースをとって、小分けパッケージが売られていた。

 もちろん、ビジネス街にあるのでビジネスマン向けとも言えるけど、
 食品のパッケージも、どんどん小分け、1人用が売れていく。
 だって、統計を見ると明らかだから。

 これから増えていくターゲットが、
 「夕食を買うならこの店だよね」って言ってる声が聞こえるみたいだ。

 私もそのうち単身者の仲間入り。
 そのときには近くのスーパーはこうであってほしいなんて思ってる。

 
 いろんなニュースが流れてる。
 調べれば、たくさんの裏付けになる資料がネット上にある。
 私たちは恵まれた環境下でビジネスをしているんだ。

 しっかり活用してビジネスに活かしていこう。