今月のお題は『女のココにムッとくる』です。

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責任を持ちたがらない女にムッとする。

たとえば職場で。
会議の場で「沈黙は金」とばかりに発言しない。
何も意見がなかったとしても「特にありません」でもなんでもいい、何らかの反応があって然るべきだと、私は思っている。しかし、参加者の多くはむっつりと口を閉ざし、我関せずといった顔をしている。沈黙に耐えられない気弱でチワワな私は、とりあえず思いついたすっごくどうでもいいことを口にしてお茶を濁し、なんとなくその場を取り繕う。
会議が終わったあと、終始無言だった同僚から「ねーあの人が言っていたアレ、よくわかんないんだけど……」なんて言われたりすると「じゃ、その場で聞けよ!!」と思ってしまう。

たとえばランチ。
「今日どこに行く~?」「どうする~」「どうしよ~」「え~なんでもいい~」
この不毛な会話!!自分から提案されることはなく、疑問に対して疑問が返ってくるキャッチボール。
ここでも私はやはりしびれを切らして言ってしまう。
「さっぱり系なら和食の○○、こってり系なら中華の○○かイタリアンの○○、メニューが豊富なカフェ○○、さあどこにする?」

どんな些細なことでもそう。女は常に誰かのせい、何かのせいにしたがる。後悔や反省することなく、自分が責任を持たなくてもいいように言い訳を欲しがっているのだ。
決定の過程に身をおいていたにも関わらず、「だって、あの人が決めたから」「あの人が行きたいって言ったから」。

自分が率先して動かなくても、待っていれば誰かがやってくれる。自分がやるよりも、得意とする誰かにやってもらった方が、物事はうまくいく、そんな風に思っているのだろう。
でも、誰もがやりたいわけじゃないし、得意だと思っているわけじゃない。仕方なくやっていることだって、いっぱいある。

「どうぞ」「どうぞ」と譲り合っているうちに「じゃ私が!」と手を挙げてくれる誰かを待っているんだろうか。
そんなとき、私はいつも上島竜平的にひらりと出てしまう。貧乏クジをひいているのかもしれないけど、うまくすればおいしいポジションになれるという下心も手伝って。

そして、いざ失敗したときには、決まってこう思う。
「だって、誰もやらなかったから!!」

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