2017-06-11 08:12:12

桜井幸子先生 WS Day 2

テーマ:ブログ
桜井幸子先生のWS 2日目。

本日も長々綴らせてください!

ガラ公演のリハーサルのために仙台に来てくれた宮川新大くんも、指導者コースに参加してくれました!

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Day 1 ではバーレッスンの内容を細かく指導して頂き、この日はセンターレッスンを。

バーレッスンの延長上というのは勿論ですが、センターレッスンを指導することの難しさを先生方と感じる2時間でした。

遠方からお越しの先生方、ありがとうございました!

日本ではついつい「ボキャブラリーを増やさないと」と複雑なアンシェヌマンを組んだりすることが多く、私自身も20年前に指導を始めた頃はまだ現役だったが故に、ついついバレエ団で毎日受けているレッスンを簡単にしたような内容を指導したりしていました。

しかし…これでは駄目なのだ、というのをここ数年、感じていました。なぜなら海外の先生いわく

「日本人はよく動けるけど、内脚だし、ポジションが定まっていないし、正しくない」

と言われ続けて、それがなかなか改善されないから。

何が正しくないのか…どのように指導すべきか…

ずっと模索していたなか、答えは意外と身近に、しかも私の古巣にあった…

そう、ユニバーサルバレエの付属中高の仙和芸術学校。

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この劇場でずっと踊らせて頂き、その舞台経験値がどれだけ自分に役立ったか…

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16歳だった自分にたくさんのチャンスを与えてくれた場所。

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そこで再会したのが、さっきゃんこと桜井幸子先生。仙和芸術学校で指導していることは聞いていましたが、いまをときめく韓国から海外に羽ばたいた韓国のダンサーたちを陰で育てあげてきたのが桜井先生だと知ったのは、ついこの間のことでした。

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昨年の韓国滞在から、私の価値観がガラッと変わってしまい、今まで指導してきた内容を一新。

ワガノワメソッドというよりは、仙和芸術学校で指導されてきたワガノワメソッド、と言うべきなのか…正しく表現できないのですが、とにかく東洋人の骨格でもワガノワメソッドは指導法によっては習得は可能なのだ、という答えが仙和にあった。これは私にとっては救いでした!

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私が指導法を変えて約一年…その一年を経過して桜井先生にいらしていただいた事は、非常に意味がありました。

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桜井先生にはスタジオに残って頂き…

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リハーサルを見て頂きました。

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奈々の踊る「ラ・シルフィード」も、茉琳の踊るウヴェショルツ作品も、ワガノワメソッドではないです。しかし…明らかに2人の踊り方が変わりました!

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以前ロシア人の先生から

「なぜ日本はメソッドをミックスするんだ?」

と聞かれたので

「だって色んなレパートリーに対応できないでしょ?」

と答えたら、その先生が

「私達ロシア人たちが習うのはワガノワメソッドだけ。だけど見てごらん。フォーサイスだってキリアンだってベジャールだって何でも踊れるでしょう?それはベースがあるからだろう?」

と言われたことを思い出しました。

ユニバーサルバレエが現在得意とするレパートリーがナチョ・ドゥアト、オハッド・ナハリン、ハンス・ファン・マネンなど、ワガノワメソッドのワの字もないようなレパートリー。しかし団員たちは皆、ベースにワガノワメソッドがあります。

メソッドのミックスが悪いわけではなく、ベースがないのにミックスしてはいけないのだ、と改めて感じます。

人間の手のひらは2つしかない。まして子供の手のひらは小さい。そんな小さな子供たちにあれもこれも指導していては、結局将来何にもならない…習い事を幼少期にあれこれ習わされてきて

「結局、なんにも残っていません」

という大人は山ほどいる、と聞きます。それに似ている。習い事が多いのは悪くないですが、結果的に何も残らないなら、厳選すべきではないでしょうか?

だから、と言って私がこれから毎日日本で徹底的にワガノワメソッドを追求できるか、と言われたら…

指導者コースにいらしていただいた先生方も、皆、同じ悩みを抱えています。

結局は日本はバレエが「趣味」の域から脱出できない。韓国のように舞踊科のある大学進学の為なら、バレエがお受験に直結もするし、コンクールに参加するのも進学に有利だったり、男性なら兵役を免れるとか…そんな決定的な理由が、日本には見当たりません。だから家族の理解も得られない…海外で活躍するまで登りつめるためには家族の理解は必須。しかしバレエという芸術を理解できなかったり、劇場に通ってバレエを鑑賞することに賛同してくれない家庭に生まれてきた子供たちは…かわいそうです。

しかし、逆を言えば、そんななかでも戦いながらコツコツ頑張ってきたからこそ、日本からダンサーが育っている…それを支えるのは街中の個人のバレエ教室ですが、もしその個人の指導する方法が間違っていたとしたら…絶対に間違ってはいけないし、妥協してはいけない、たとえ週1の習い事だったとしても…

20年目にして、まだまだ模索中ではありますが、希望の光は見えてきました。

桜井先生、新大くん、素敵な時間をありがとうございました!

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いまからガラ公演の写真撮影と、スタッフ下見です。頑張ります!

左右木健一




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