伝え方や伝わり方

テーマ:
今日はチャコット勝どきスタジオで特別講座を指導致しました。

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楽しかったですね!またいらして下さい。
次回はゴールデンウィーク期間を予定しております。

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本日、勝どきスタジオの皆さんにお伝えしたことを改めて…




何かを習うときに、教師の伝え方や伝わり方次第でイメージがマイナスになることがあります。

たとえば「解剖学」

まだ教師になりたての頃、いわゆる解剖学的なバレエレッスンを売りにされていた方のセミナーに参加して、意気揚々としていたら…

先生
「バレエで必要なのは3点だけ!土踏まず、内腿、下っ腹。これだけ!ふくらはぎは一切使うな。膝も伸ばすな。大腿四頭筋なんか必要ない」

「ポールドブラとかは?頭の重みを支える筋肉は3点だけ?」

先生
「踊るのにもレッスンにも必要なのは3点だけ。それ以外は一切必要ない。」

「え?音楽は?」

先生
「そんなもの、必要ない!」

それ以来、解剖学的見地に立ったバレエクラスに関して嫌悪感を感じました。

その後、その教師の言うことを実践していた方達は皆、膝を悪くしたそうです。嫌悪感はさらに倍増…

そんななか

「大腿四頭筋?必要なときは必要です」
「ふくらはぎ?カーフエクササイズやります」

と唱える先生が登場してきました。ホッとしました。だってふくらはぎを全く使わなかったら踊れないですし、盛り上がる大腿四頭筋はともかく、それを100%使わないわけにはいかないし、使わないで踊るプロ、みたことない(笑)

もしかしたら、土踏まず、内腿、下っ腹だけ意識して、音楽を無視して踊れる方もいるのかも知れませんが、少なくともプロとして踊っていた私や、私の周りのプロの人たちはそうではなかった。しかし、教師になったばかりの私にしてみたら、自分が間違っていたのか?みたいな、ある種の絶望感しか感じられませんでした。

人は1人の医者や教師の指示に100%従う必要はない。もし従うのだとしたら、その医者や教師について問題点が解決されるなら従えばよくて、解決されるどころか悪くなるなら、助けや教えを請う必要はない…

そう、セカンドオピニオン。

解剖学に限らず、現在の私はバレエに限らず、ありとあらゆる面でセカンドオピニオンを求めています。変化したいし、改善したい。とどまりたくないし、伝え方を間違えたくない。

レッスン前にガンガンストレッチすることも、痛みを我慢してストレッチすれば身体が柔らかくなる、というのも

「それは間違いです!」

と唱えるひとは30年前には誰もいなかった。むしろ痛みを我慢すればいい、という風潮。それを実践してプロになった人がいたらみんな実践しますよね。長年そうしていた人もいたはず。

しかし、それは万人向けではなく、たまたまそのようにしていたらプロになった人もいた、ということ。

まだまだ勉強しなくてはいけませんが、いま伝えられる事は精一杯指導して、数年後にそれが否定されて新しい解釈が生まれて、その解釈でダンサーの技術が向上したとしたら…

私の培ったものは…捨てる勇気も必要だ、と思います。

情報のアップデート…頑張ります!

左右木健一

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