特許庁のHPで平成23年度弁理士試験統計が更新されています。

平成23年度弁理士試験統計

短答受験者数6215人で、90.3%の出席率であるから、
欠席を含めると短答受験者数7062人である。

弁理士試験の総受験者が8645人いるので、
短答免除組1583人いることになる。

短答免除組のうち、論文免除組は250人くらいいるから
1300人くらいが2次試験から参加することになる。

昨年の論文必須試験の受験者人数が3093人なので、
今年も3000人論文試験を受験できるように短答試験の合格者
を出すとすると、3000-1300=1700人が短答合格者数である。

これを受験者数6215で割って100をかけると、27%の合格率となる。
昨年の合格率を13.7%だから、それと比べると2倍くらいの合格率が予想される。
これは、短答試験免除制度が始まった平成20年の短答試験の合格率29.6%
に近い数値である。

このように考えると、今年の短答試験合格のボーダーラインの点数が
下がるような気がします。