京都新聞電子版 って、結構、自然のことが豊富に記事になっているので、ちょくちょく見ている。地元新聞には科学欄がないのでちょっと困っている。以前は、共同通信の科学欄がリンクされていたんだけど・・・。


 そんなことはさておき・・・。



 記事 (京都新聞電子版:河川に野生化した外来種オオサンショウウオと同属 )によると、京大の先生が全国各地の天然記念物のオオサンショウウオの生息地を調査していて、関西の河川で、オオサンショウウオと異なるDNAのチュウゴクオオサンショウウオが発見されたとのこと。オオサンショウウオがたくさんいるところで、チュウゴクオオサンショウウオが発見されたそうだ。


 繁殖行動をしていたということだそうで、これは下手すると、オオサンショウウオ(天延記念物)とチュウゴクオオサンショウウオ(外来種)の雑種が現れるかも・・・。この雑種って、きっと、DNA鑑定しないとわからないのだろうから、もし駆除するとなると、大変そうだね。

 数年前に、逃げ出したタイワンザルとニホンザルとの雑種が増え出したので、尻尾の形態の違いを手がかりに駆除したと言うニュースがあったことを思い出したよ。


 オカヤマ県の中部や北部の川にも、オオサンショウウオの生息地は何箇所もあるから、県の自然保護課も対応が大変かもしれないな~。