待つこと半年、でも、デジタル一眼をほしいと思ってからでは3年以上も機を探っていた。


 何回、見積もりを取ったことだろ。D1、D2、D2X・・・、D70S。


 ボクの手元に来たデジ眼は、こいつだった。



D200


 初めてのデジ眼。期待と不安が入り乱れている。まだ、バッテリーもメモリーも入れていない。この画像を撮るために、出しただけ・・・。レンズがやたらと主張しているが、水路の対岸、木の上など、中距離のものをよく撮るので、ズームマクロ ED 70-180mm F4.5-5.6D をF100の時から使っている。


 中学3年生から一眼レフカメラを使いだした。オリンパスOM-1、20年以上の付き合いだった。家族で写真が撮れるようにと、10年前にニコンF601クォーツボディーを購入。でも、ここ一番の時には、OM-1を使った。とにかく、カメラを信頼しきっていた。どんなに無理だと思っても、反射的にシャッターを切れば、必ず、ボクがほしいものが、ほしい光の造形として写っていた。しかし、修理交換部品がなくなり、「次回の修理は無理」とのメーカーからの知らせに、OM-1はドライケースの展示品になった。F601では、ボクには不満だったので、7年ほど前にニコンF100を購入した。ここ一番のフィルム撮影には、ボクの技術と芸術性がF100にはついて行けなかった。持つほどに、コンプレックスを感じるカメラだ。サブカメラにデジカメのFinePix4700zを使っていたが、銀塩カメラにないデジカメのくせをいやというほど教えてもらった。ここ一番は、銀塩だなっと思っている。

 そんな気持ちと裏腹に、デジ眼がほしかった。持てば、また、コンプレックスに潰されることがわかっていながら・・・、ほしかった。

 F100で砂をかんでいるのだが、D200が手元に届いたので、OM-1への信頼と同等か、それ以上の信頼が置けるように付き合っていこうと思う。プロのカメラマンではないが、今日からこのカメラはボクの仕事道具の一つになるのだから。



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 ゲンジボタルが全国的に見られるようになった6月、予想通り、ホタルでの検索ヒットが多かった。群を抜いている。

 スクミリンゴガイも、ショッキングピンクの卵塊が目に付くようになると、「田んぼ」、「ピンク」、「タニシ」などで検索がかかってくる。

 ヒキノカサがコンスタントに見られるが、植物自体は、夏眠に入っている。また、秋になると葉っぱがでてくるだろう。
 アユモドキは、既に産卵期を迎えている。今からは、稚魚・幼魚の観察や、田んぼや水路の日干しなどで検索がかかるだろう。

 ダルマガエルは、今年、初めてこのブログで話題にしたのだが、トノサマガエルと対になって、ヒットしている。今後は、両生類として、話題にしていく予定だ。


 さて、昨日までの6月の検索キーワードのトップ・テンは、以下のような結果だ。



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   順位 キーワード      回数

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    1  ホタル         23

    2  スクミリンゴガイ   21

    2  岡山          21

    4  蛍            19

    5  ゲンジボタル     18

    6  ヒキノカサ       14

    7  ホタルの種類     12

    8  アユモドキ      10

    8  ダルマガエル     10

    8  画像          10

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   総検索数:1,003件



  7月になると、セミのシーズンが始まる。クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、そして、ミンミンゼミ・・・。セミのに声に負けないくらいブログもにぎやかにしていきたい。

クリ01 6月になると、時々、公園や山道で、プンとクリの花の臭いがする。死人のにおいといわれたり、精液の臭いといわれたりする。いい香りだと言う人にあったことはない。

 しかし、ボクには、ふるさとの離れの裏庭の初夏の香りが一番印象深い。この年になっても、この季節、香りがすると、中学時代、高校時代を思い出す。梅の香、サクラ吹雪、せみ時雨、紅葉やヒガンバナの紅など、四季に渡って、いろいろと楽しませてくれた裏庭だったが、ワクワクする夏を予感させるこの季節を印象付けるには、あまりにも強力だった。


 クリの花には、オシベとメシベがいっしょに存在しない。1本の木に存在するのだが、雄花と雌花が別のところにある。なので、クリの雄花は、離れていても見えるから、よく見たことがあったのだが、雌花をこの年になて、初めて見ることができた。土手の下にクリが生えていて、ちょうど目の高さに、雄花が満開の場所に行ったからだ。

クリの雄花  雄花は、白く、花穂にびっしりと着き、一斉に開花して、強烈な香りを放つ。クリの花が満開になると、遠く離れていても、木全体がしろくなるので、クリだと分かる。一見、風媒花のような形態だが、実は、この強烈な臭いに虫が誘われてやってくるらしく、雄花の周りには、虫が多い。クリは、虫媒花なのだ。虫に雄花の花粉を雌花に運んでもらって、受精し、クリの実を作るのだ。


クリの雌花  一方、雌花は、花穂の元に1つあるだけだ。この雌花を、ボクは初めて肉眼で見たのだ。感激もあったが、このかわいさに笑ってしまった。既に棘ができつつあったからだ。雌花はやがて総苞片が発達した棘をつけていわゆるイガとなるのだが、イガグリの赤ちゃんのような雌花が、やっぱり。かわい~。


 余談だが、クリは必ず三兄弟だ。未熟なものがいるにしても、三兄弟だ。これは、雌花の中に胚珠が3あるからで、4つや5つクリの実がいがのなかに入っていると、驚きである。


 それから、クリの実の中のイモ虫は、もう少ししたら、クリシギゾウムシのメスが、穴を開けて、産みつける。秋にクリを買ったり、貰ったり、クリ狩りに行って採った時には、既に、入ってるので、


「虫が入るから、早く食べよう」


ではなく、


「虫が大きくなって出てこないうちに、早く食べよう」


のほうが正解に近い気がする。食べるときには、大体、大きなイモ虫になっていて、クリの実と皮の間を、クリの実を食べながら、トンネルを掘っている。終齢幼虫になると、クリに穴を開けて、外に出てくる。そのまま、土の中にもぐって、越冬して、翌年の夏、蛹になって羽化する。


 いずれにしても、ホタルが終わり、クリの花の臭いが梅雨の雨に煙り、アユモドキの稚魚が観察できたら・・・


 いよいよ、セミのシーズンだ!


 空蝉プロジェクトは、4年目に突入する。