ホタルのグラフ2006 やっとこさ、5月18日に舞い始めた水路のゲンジボタルたちだが、その後は順調に羽化が進み、毎晩、楽しませてくれる。オスがシーズンの前半に多く、後半にメスが多くなるという傾向は、今年も変らないようだが、前半のメスの数が、幾分か多いように思う。「だからどうした」ということはないのだが、シーズンが終了してから、今年の発生に関して、ゆっくりと解析をすることにしよう。

 岡山県南部のゲンジボタルは6月中旬くらいまでは見ることができるだろうが、ここ地元のゲンジボタルは、今週末が楽しめると思う。先週の土曜日には、地元公民館のホタル観察会が行われた。そこそこの数が舞ってくれたので、良かった。今週末は地元の町内会が観察会を行うそうだ。晴れれば盛会になるだろう。


ホタルのグラフ2005 さて、右のグラフは、2005年度のホタルの確認数の推移だけど、これを見ると、やっぱりオスの数が少ないね。さて、性比はどうなるんだろ?

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 GWが終わり、ゲンジボタルが舞い始めると、夜のフィールドワークが始まる。連日、日を越しそうになる。昼は、ゲンジボタルのデータ整理、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の調査がある。なかなか、ブログが更新できない。でも、こんなブログを読みにきていただけることに感謝している。

 初見の方が、どのようなキーワードでこのブログへたどり着かれたのかを知るため、検索キーワードの集計を行っている。ボクのブログ内でのトレンドが分かるので、大事な作業だ。


 5月になると、いよいよ、具体的な生き物の名前が登場してくる。先月と替わらず、ヒキノカサは群を抜いて多い。春の黄色い花ということで、ヒットとしているのだろう。アユモドキは記事としては少ないのだが、あちらこちらにキーワードをちりばめているから、上位にいるのかもしれない。スクミリンゴガイは、そこそこ特化していると思っているので、こんなところだろう。


 なんとなく感じ始めているだが、過去の記事に対するヒットが多い。最新の情報を提供したいとの思いと裏腹な状況だと思う。こまめにブログの更新をしていこうと思う。


 さて、5月の検索キーワードのトップ・テンは、以下のような結果だ。



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   順位 キーワード      回数

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    1  ヒキノカサ       28

    2  アユモドキ      15

    3  画像          12

    4  スクミリンゴガイ   11

    4  飼育          11

    6  花びらの細胞    10

    7  外来種          9

    7  植物           9

    9  オオカナダモ      8

    9  黄色い花        8

    9  夏の花          8

    9  不機嫌なジーン     8

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   総検索数:850件



  この下には、ホタルのキーワード、「ゲンジボタル」、「ホタル」、「ホタルの種類」、「乱舞」などが位置している。6月になると、全国的にホタルのシーズンが来る。6月のキーワード・ランキングは、どんなかおぶれなんだろ。


ダルマガエル01 日曜日に、ダルマガエル(岡山型)のお引越し作戦が、繰り広げられた。昨年の秋に続いて、2回目のことである。できるだけ捕獲して、埋められることがないようにするためだろう。


 水田や休耕田を開発のために、埋め立てるそうだ。その埋め立て予定のところに、カエルがいる。トノサマガエルやツチガエル、ヌマガエル、アマガエル、そして、ダルマガエル(絶滅危惧Ⅱ類)もいた(あと、ウシガエルがいると、岡山県南部の水田にいるカエルはそろいというくらいの恵まれた場所だ)。

 とにかく、生き埋めにするのは見過ごせないので、岡山の自然を守る会が中心なって、市や企業、市民団体、市民有志が100人ほど集まり、9時から11時頃まで、捕獲作戦は行われた。ダルマガエルは、1200匹ほど捕獲できた。規模の大きな代替地が準備できなかったこともあり、生息密度が極端に高くなると、えさ不足による個体の現象が起る可能性があることから、一部を現場近くの代替地に放し、残りを別の場所へ引越しさせた。


 岡山平野が、海から陸化し、湿地が淡水化してからこちらち人間といっしょに生活していた里の生き物は、絶滅が危惧される状況になりつつある。後どのくらい時間が経つと、人間もそのカテゴリーに入るのだろう?そのとき、ヒトを引越しさせてくれる生き物はいるのだろうか?


ダルマガエル02 さて、ダルマガエルについて、簡単に触れておこう。

 カタチは、トノサマガエルよりはずんぐりむっくりして、まさに「ダルマ」といったところだ。岡山産のダルマガエルは、背中を見るとトノサマガエルとの違いがわかる。トノサマガエルには、背中の中央に白っぽい筋が通っているので、3本の筋が見えるのだが、ダルマガエルは、背中中央の白っぽい筋がないため、両側の2本の筋しか見えない。

 また、跳躍力がないので、トノサマガエルほど、ピョ~ン・ピョ~ンとは飛んで逃げられず、ピョンピョンと小刻みに飛んで逃げる。そのために、ヘビやイタチなど、天敵にやられやすい。

 水の中に逃げたときの音も違う。トノサマガエルは、得へ勢いよく飛び込むので、チャポンとかポチャンとかいうが、ダルマガエルは水際へ倒れこむような感じで、ベチャとかバシャとか、聞いていてお腹が赤くなりそうな音だ。

 そして、この跳躍力の欠如が、運命を決定的に分かつことがる。U字溝に落ちたときだ。壁に足がかりがないために、よじ登ることができない。ジャンプ一番で飛び出してくるしかない。トノサマガエルは飛び出せても、ダルマガエルは溝の中でもがくだけ、増水すると、下へ流されていく。新天地へ流れ着けばいいのだが、暗渠が黒い大きな口をあけて待っているだけだ。


 かつて、我が家の近くでもギャーウ・ギャーウと鳴いていたものだが、今では、トノサマガエルの声もなかなか聞くことができない。カエルの求愛の声に、夜、布団をかぶって寝たことも懐かしくなっている。


 関連ブログ

  おかやまのしぜんをまもるかい?

  水の中の懲りない面々

 

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  E.T. さん (ありがとうございます。)