2011年12月27日

銀行借入には4種類ある!

テーマ:銀行・融資


さて、今日はいつもとは趣向を変えまして、銀行についてのお話です。
ブログタイトルにひっそりと書いておりますが、実は私、税理士になる前は
中小企業専門の銀行に勤めていまして、融資関係も得意にしておりますニコニコ

「元・銀行員税理士が語る銀行窓口の向こう側」と題した
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※銀行借入には4種類ある!

さて、今日のテーマは「銀行借入には4種類ある!」です。

ひとくちに銀行から融資を受ける、といっても様々な形があります。
それぞれの特徴を知り、自社に合ったものを利用することが
できればいいですよね。では、さっそく順に見ていきましょう

(1)証書貸付
証書貸付とは、様々な融資条件(金額、返済条件、金利等)を
記載した「金銭消費貸借契約証書」という契約書にハンコを押して
融資を受けるものです。通常は、1年を超える期間の融資に使われ、
毎月分割で返済するのが一般的です。

具体的な融資金の使いみちとしては、機械などの購入資金、
新規出店費用などのいわゆる「設備資金」のほか、
特に使いみちを限定せずに貸し出す、「長期運転資金」も

この「証書貸付」が使われます。

創業時によく利用する公庫や保証協会も、
ほとんどがこの「証書貸付」になりますね


(2)手形貸付
手形貸付とは、借り入れる側(会社)が、契約書の代わりに
「約束手形」を振り出して 資金を借りるものです。
「約束手形」といっても、会社が普段から使っているものではなく、
銀行が用意する「借入専用の手形用紙」にハンコを押す形で借入をします。

手形貸付は基本的には期間1年未満の借入にのみ利用されます。
「約束手形」には支払期日・金額といった条件が記載されており、
期日に支払(返済)をしないといけないという法的拘束力もあります。

証書貸付に比べて貼る「収入印紙」が安く済みますので、
1年未満の貸出については手形で代用してもいいだろう、
ぐらいの感覚でしょうか

銀行に渡す手形は1枚だけですが、期日に一括返済というパターンだけでなく、
毎月分割返済なども普通に行われています。

具体的な使いみちとしては、賞与支給資金(6ヶ月返済)や
季節仕入資金(冬物衣料を大量に仕入れて販売し、返済など)があります。


(3)手形割引
手形割引とは、企業が商売で受け取った手形を支払期日前に現金化したい場合、
銀行に買い取ってもらう方法です。支払期日までの日数に応じて計算した
利息相当分(割引料といいます)を差し引いて買い取られますので、
その期間銀行からお金を借りたのと同じ効果があります。

手形割引では、手形の銘柄(誰が振り出した手形か)が大事になりますので、
割引して欲しい会社(手形を受け取った会社)が業績が悪く、信用が無くても
銘柄が良ければ借入ができる、というメリットがあります。

ただし、銀行との契約上、もし割引してもらった手形が決済されない(不渡り)
場合には、割引してもらった会社が買い戻す(割引時に借りたお金を返す)ことが
必要になりますので、注意が必要です


(4)当座貸越
当座貸越とは、最初に契約書を作成して融資限度額・利率等を設定し、
その決められた限度額内で自由に融資を受けたり、返済できる方法をいいます。
証書貸付や手形貸付だと毎月いくらずつ返済するとか決まっていますが、
当座貸越の場合はそれがありません。

会社側が自由に利用できる契約なので、銀行としては利息収入も読みにくく、
もし業績が悪化した際の回収(返してもらう)もやりにくいというデメリットがあるため
できるだけしなくない貸出形式というのが正直なところです。
主に、大規模で業績がいい会社への売り込み(新規開拓など)に使われます


いかがですか?次回以降では、それぞれについて効果的な使い方など、
もっと掘り下げたお話をしていきたいと思います



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今日は税金の話をサボって宣伝させていただきましたチョキ

ではまた!最後までお読みいただき、ありがとうございますパー

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