海外サッカー
アジアや東ヨーロッパでプロ経験のあるとある選手がヨーロッパ某国に行って「最初からここに来ればよかった」というようなことをSNSにあげていました。
ここで僕の見解を1つ。
サッカーレベルの低い国はやはり待遇も低い。
発展途上国だったりするとそれもまた同様。
どんな地域や国にも良い面はある。
その上で日本のユースレベルで突出していなかった選手(目立たなかった選手)がその時点の実力でプロになれる国。
アルゼンチン?
ブラジル?
スペイン?
ドイツ?
日本?
ないですよね。
必然、アジアや東ヨーロッパあたりになります。
裏側はありますが、それは置いといて。
アジアや東ヨーロッパに行く前に。
育成年代であればまずは何はともあれ経験を積むべきなんですよね。
国際経験。
言語を学ぶ。
国が変われば価値観、考え方が変わるという事。
僕だったらアルゼンチン。
世界中に選手を輩出している。
ブラジルのようにアフリカ系黒人がいない。
身長的にも大きく変わらない。
日本から遠い。
大変だけどアルゼンチン生活やサッカーが慣れればすごくたくましくなる。
そしてスペイン語。
今や英語を超える人や地域で話されています。
こういう場所で育成年代を過ごすべきなんですよね。
育成年代が終わったら挑戦すればいいんじゃないでしょうか。
プロになる事はまだ簡単。
しかしプロで居続ける事はプロになるよりはるかに難しい。
いまアジアや東ヨーロッパでプレーしている日本人選手はその国の経済が上がったときにサッカーにお金が回ったときにもっとクオリティーの高い外国人が呼ばれ切られます。
事実、2,3年前くらいからタイがそうなってます。
タイの1部リーグだと日本人なら元Jで主力だった選手、ドイツなどで経験のある選手の方が多い。以前のようにテストうけにいってタイ1部でいきなり契約なんて出来ない時代。
アジアや東ヨーロッパでプロサッカー選手になり「自分でもできる、這い上がり夢を与える」という志で挑戦したけど、振り返ったらレベルを下げてプロになっただけだった、なんてならいように。
タイを例に出したけどその下のカテゴリーでやっていて、レベルの落ちる国で活躍して這い上がるのは可能だろう。
理屈は抜きにして育成年代のうちは今より高いレベルに身を置いて多くの国で話される言語を身につけてサッカーに取り組む事。
これが成長を加速させるしプロになれなかったとしてもどうしていいか分からないという事はそんなに起こらないと思う。
だから僕はアルゼンチンサッカー留学やっている。
若い選手のために。