代替医療学会 The Society of Alternative Medicine from 1987

ヘリカル炭素、構造化微量要素、ホルミシスに関する特許・実施例を記載する。【キヤノン電子(株)酒巻久の支援に基づく】


テーマ:

Reduction of Tumor Cells by Simultaneous Treatments with 7 methods****

1. Rn irradiation (Uranium 60 Kg) in Saitama City----Strong activity

2. Straightening body in Saitama City---Basic activity

3. Structured Micronutrients(10 ml/day)**-----Strong activity

4. Helical Carbon(65 mg/day)*-----Weak activity

5. β-ray irradiation----Weak activity

6. Far-Infra Red irradiation***-----Weak activity

7. Walking----Basic activity

 
US PAT**,  JPN PAT***, PAT PCT*The Award Winner of The Jpn Soc Chem. & The Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology.*

****Atopic dermatitis, Schizophrenia, Infertility, Ulcerative colitis, Lifestyle disease, Virus, Cancer


HC46

HC48

HC44

HC48

HC47

Helical Carbon
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

代替医療学会 
http://blog.goo.ne.jp/alternative_medicine_soc
http://ameblo.jp/socbhe


ヘリカル炭素学会
http://blog.goo.ne.jp/helical_carbon_soc
http://ameblo.jp/helical-carbon


精神神経学会
http://blog.goo.ne.jp/psychiatry_neurology_soc
http://ameblo.jp/psychiatry-neurology-soc/


ホルミシス学会
http://blog.goo.ne.jp/hormesis_soc


構造化微量要素研究会 
http://blog.goo.ne.jp/str_micronutrients
http://ameblo.jp/str-mn

資料は、「構造化微量要素研究会参加」と明記の上、住所、氏名、電話番号を明記して、PCメールにて申し込みください(a1@eidaka.com)。、「構造化微量要素研究会参加」と期することによって何ら、責務、義務は発生しません。


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
枇杷構造水は、モルヒネに代わる副作用のない鎮痛剤として機能し、モルヒネ過剰投与による事故死を忌避できる。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
国立がん研究センターは26日、国が指定する「がん診療連携拠点病院」の2014年の診療実績を公表した。

 公表した12のがんを、進行度を示す「病期(ステージ)」別にみると、膵臓(すいぞう)がん患者の4割が治療前の時点で最も重い「4期」に達していることが分かった。

 今回、従来公表している5大がん(大腸、胃、肺、乳、肝臓)に、膵臓がんや前立腺がんなど七つのがんを加えた。

 がんの病期は0~4期に分かれ、数字が大きいほど進行している。新たに加えたがんを治療前の病期でみると、膵臓がん(1万4482例)は4期(43%)と3期(13%)、2期(27%)で計8割を超し、診断時点で進行している患者が多かった。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00050086-yom-sci
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
思春期や若い世代のがん患者が抱える悩みや問題を把握して支援につなげようと、厚生労働省の研究班(代表者=堀部敬三・名古屋医療センター臨床研究センター長)が、患者や経験者らへ初の大規模実態調査を実施し、治療環境の整備や社会生活支援のための指針を作成する方針を決めた。治療時期が進学や就職、結婚、出産の時期と重なるため、指針には、この世代特有の入院時や治療前後に配慮する点や提供すべき情報などを盛り込む予定だ。

 この世代のがん患者は「AYA(Adolescent and Young Adult=思春期・若年成人)世代」と呼ばれる。がんの種類によって小児病棟、成人病棟のどちらにも入院する可能性があり、同世代の患者が少ない中で孤立しがちだ。思春期は悩みを抱え込みやすく、学業や就労の継続や将来の妊娠の可能性温存など、この世代に特徴的な課題への支援が遅れている。

 研究班は、AYA世代の対象を15歳から40歳未満とした。2012年の患者数は全国で約2万人と推計されるが、国内の実態は分かっていない。研究班は今年、この世代の患者と治療を終えた経験者各200人ずつを対象にアンケート調査を実施。がんの治療内容や後遺症▽入院生活や治療中の悩み▽学業や仕事▽妊娠・出産への治療の影響に関する説明の有無--などについて聞いている。このほか、患者の家族、医師、看護師、がん診療連携拠点病院などへの調査も実施し、結果を踏まえて来年度に指針を作成する。

 指針は、入院時の療養環境や病状説明での配慮、妊娠を希望する場合への対応、学業や就労での相談先などを盛り込む案が出ている。治療内容は、がんの種類によって異なるため、共通する療養や社会生活の支援策についてまとめるという。担当する国立がん研究センター中央病院の清水千佳子外来医長(乳腺・腫瘍内科)は「実態調査から小児と中高年のはざまにある世代のニーズを見極め、支援につなげたい」と話す。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160918-00000006-mai-soci

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
臨床現場での豊富な治療経験とちょっとしたアイデアから、画期的な新治療法が生まれることがある。例えば、がん患者らが苦しむ難治性の腹水治療だ。大病院や研究機関でないと最新治療はできないとの先入観はなくすべきだ。

 末期のがんや肝硬変などの患者を苦しめる原因のひとつが腹水だ。

 血管やリンパ管などからにじみ出した体液のことで、お腹の中にたまってお腹をパンパンに膨らませ、胃や肺などを圧迫する。その結果、腹部膨満感や食欲不振、呼吸困難などを招く。

 ところが「腹水は抜けば体が弱る」との「医学の常識」が壁となって治療が進まず、多数の腹水難民を生んでいるという。

「特に水分や塩分の制限やおしっこを促す利尿剤でも改善しない難治性腹水は、“治療法がない”“抜けば一気に弱る”と医師側が敬遠し、事実上ほったらかしです」

 こう言うのは「要町病院」(東京・池袋)の松﨑圭祐・腹水治療センター長だ。

 腹水治療はお腹に針を刺して腹水を抜く「腹水ドレナージ」が第一選択だが、抜き過ぎると危ないからと1回につき3リットル前後に制限されている。10リットル以上もたまってくる大量の腹水患者には、根本解決にならない。

「理由は、腹水にはがん細胞だけでなく、免疫に関わるグロブリンやアルブミンという体に有用なタンパク質が含まれているからです。腹水を抜けば、こうした貴重な栄養や免疫物質まで捨てることになり、急速に体力が低下するのです。さらには、腹水がたまりやすくなるという悪循環に陥ります」(都内の消化器専門医)

■末期卵巣がんの診断からの生還例も

 しかし、松﨑センター長が生み出した「KM-CART法」(改良型腹水濾過濃縮再静注法)なら、大量の腹水を抜いても迅速に全量濾過が可能となり、必要な成分を体内に戻すことで、患者は元気になるという。

「大量の腹水で他の医療機関から治療拒否された40代の卵巣がん4期の女性は、24.6リットルの腹水を抜いた上で、KM-CART法を行い、好結果を得ています。翌日には腹部膨満感や手足のむくみが取れ、2日後には退院。3年経った今も健在です」(松﨑氏)

 同センターは今年8月までの5年足らずで4000例を達成し、1回につき平均で6.5リットル、最大27リットルの腹水を抜いたという。通常は2泊3日で治療されている。

 そもそもCART法は、1981年に難治性腹水の治療法として保険承認された。

「濾過膜により、腹水からがん細胞や細菌などを取り除き、アルブミンとグロブリンの濃縮液を作って、患者の静脈内に戻す画期的な方法でした。しかし、①がん性腹水には細胞や粘液成分が多いため、1~2リットルで濾過膜が詰まって大量の腹水が処理できない②高い圧をかけて無理やり濾過するため、炎症物質が産出され、体内に戻すと高熱が出る、などの欠点があり、がん治療の現場から消えてしまいました」(松﨑氏)

 松﨑センター長は、心臓外科医時代の体外循環、濾過膜研究の経験を生かして、腹水を濾過膜の内から外へ押し出す方式から、外から内に吸引する方式に改める一方で、内から生理食塩水を勢いよく注入して濾過膜を洗浄する工夫を施した。

 その結果、炎症物質の産出が減り、処理時間も1リットル30分が9分に短縮され、発熱などの副作用も少なく、1回で20リットル以上まで安全に処理できるようになったという。

「国立がん研究センターやがん研有明病院から患者さんを紹介されるほど、安定した成績を挙げています。ただ、多くの医療関係者はまだまだ“CARTは危ない、効果がない”との思い込みがあり、患者さんに最新の治療法情報が届かないのは非常に残念です」


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000017-nkgendai-hlth
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

通常ガンに対する化学療法などの治療効果は。長期的な追跡調査をもとに算定され、五年生存率という言葉は一般の人にも広く知られている。一方、抗がん剤の副作用は治療開始とともにいつでも現れる。このため、治療効果が出る前に副作用で命を縮めないかという疑問は全ての患者さんの最も重要な関心事だ。この疑問に対し、医師は予想される副作用について説明できても、抗がん剤治療で命が縮まったと言えるケースがどの程度あるのか説明できなかった。これは結果を隠しているのではなく、驚くことにこのような調査が行われたことがなかったためだ。

今日紹介するイングランド公衆衛生局からの論文は、治療開始後30日以内に亡くなった症例を分析して、ガン治療の負の側面を、これまでのように個々の副作用にこだわらず、治療後の生存期間として見直した重要な研究だ。タイトルは「30-day mortality after systemic anticancer treatment for breast and lung cancer in England: a population-based observation study (乳がんと肺がんに対するシステミックな抗がん治療による30日以内の死亡:集団ベースの観察研究)」で、The Lancetオンライン版に掲載された。

タイトルの中でシステミック治療と表現されているのは、外科治療や放射線のような局所治療以外の治療で、原則として化学療法や抗体療法を指している。英国では、このシステミック治療の実態について医療機関に報告義務を課しているが、この政策は2012年から始まり、2014年にはイングランドのすべての医療システムに拡大されている。この結果、治療法、医療機関、担当医、治療結果や副作用についてのデータベースが整備されつつある。このデータベースの本来の目的は、治療の長期予後の判定だが、もちろんこの研究のように短期の追跡データを分析することも可能だ。この研究で対象になった、約23000人の乳がん、ほぼ1万人の非小細胞性肺がんについてのデータがすでに利用できるというのは羨ましい。

結果だが、化学療法を受けた乳がん患者さんの2%、肺がん患者さんの7%が治療開始後30日以内で亡くなっており、化学療法が命を縮めるのではという患者さんの不安をある程度裏付ける結果になった。

特に根治が難しいと判断され、病状を緩和する目的で治療を受けた場合、乳がんで7%、肺がんで10%が30日以内に亡くなるという結果は深刻に受け止める必要がある。がんを少しでも小さくしようととりあえず化学療法を使って様子を見ることが普通に行われている現状を考えると看過できない数字だ。

30日以内に死亡した症例の分析から、化学療法の適用の基準が明らかにできるのではと、著者らは30日死亡率と相関する様々な要因を分析している。主だった点だけ紹介すると、

1) 根治療法として化学療法が行われる場合、年齢が高いほど30日死亡率が高いが、症状改善のために行うケースでは若年者の方が30日死亡率が高い。

2) 以前に化学療法を経験した患者さんは30日死亡率が低い。

3) 一般状態が悪いと当然ながら30日死亡率は上がる

4) 根治療法として化学療法を行う肺がん患者さんの場合、肥満気味の方が30日死亡率が低い

などだ。

それぞれの相関について、一応説明はしているが、最終結論にはさらに同じ方向での研究が必要だろう。この研究で明らかにされた相関は、今の所は現象として受け止めれば良いと思っている。

もう一つ重要な発見は、30日死亡率が高い施設や団体が発見されたことで、がん登録の義務化とデータ開示が患者さんにとっていかに重要かを教えてくれる。

この論文を読んで、化学療法の安全性をさらに高める努力が医療に課せられた課題であることがよくわかった。各人のゲノム情報に基づくプレシジョンメディシンも一つの選択肢だろう。

このような短期結果についての研究は、始まったばかりの我が国のがん登録データについてもできるはずだ。大至急調査が行われ、医療機関も含め患者さんに公表されることを願う。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishikawashinichi/20160907-00061947/

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(1)

テーマ:
Yさん(76歳男性)は、5年前に早期肺がんの手術を受け、その後、順調に経過しているのですが、一つだけ、とても気になっていることがあります。それは、術後の経過観察の際にチェックしている、血液検査の「CEA」の値が、3年前から、高めで推移していることです。

肺がん再発を心配するYさん

 CEAは、「腫瘍マーカー」と呼ばれる、血液検査の項目の一つで、がんの患者さんで上昇していれば、がんの勢いを反映している可能性があります。Yさんも、そのことはよくご存じで、「肺がんが再発したに違いない」と、絶望的な気持ちになっていました。

 経過観察していた外科の担当医は、CTやPET-CTなどの画像検査を行ったり、胃カメラや大腸カメラの検査を行ったり、体じゅうを、くまなく検査しましたが、がんの再発や、新たながんの出現は見つかりません。

 「これだけ検査して、がんが見つからないのだから、安心していいですよ」と説明を受けても、Yさんの気持ちは晴れません。

 1年前、CEAがさらに少しだけ上昇したところで、Yさんの不安はピークに達し、外科医からの紹介で、私の診察室にやってきました。

 「もう、肺がんが全身に広がって、私は末期なんです。早く診断して、治療をすぐに始めなければ、死んでしまう。腫瘍内科に行ったら、もっと細かい検査をしてもらえるはずだと言われて、すがるような気持ちでここに来ました」


不安という「後遺症」

 このような患者さんが、私の診察室に来られるのは、珍しいことではありません。Yさんのような、手術後の経過観察中に腫瘍マーカーが上昇したという患者さんも多いですが、より多いのは、「健康診断で腫瘍マーカーが高いことがわかり、腫瘍内科を受診するように言われた」という患者さんです。

 「患者さん」と書きましたが、腫瘍マーカーが上がること自体は、「病気」ではありませんので、適切な表現ではないかもしれません。実際、「腫瘍マーカーが高い」という理由で病院に来られる方の多くは、「病気」が見つからないまま、通院を終えます。ただ、そういう方々は、「大丈夫でしたよ」と言われても、気分が晴れることはなく、不安という「後遺症」にさいなまれます。これは、現代医療の生み出す悲劇の一つと言ってもいいかもしれません。

 日本の医療現場では、腫瘍マーカーが漫然と測定され、この数値に翻弄されている方は数多くおられます。時に役に立つこともある腫瘍マーカーですが、その意味を理解しながら適切に活用しないと、このような悲劇を生むことがあります。

 腫瘍マーカーが使われる目的には、主に次のようなものがあります。

(1)がん検診(がんの早期発見)

(2)早期がん手術後の経過観察(再発の早期発見)

(3)進行がんの「病気の勢い」の評価(治療効果判定)


数値は、あくまでも「参考」

 腫瘍マーカーが上昇するのは、一般に、体じゅうにがんが広がっている「進行がん」の場合です。進行がんでは、(3)の「治療効果判定」の目的で使う意義が、ある程度確立しています。腫瘍マーカーが上がれば、病気の勢いが増していて、治療が効いていないということ、腫瘍マーカーが下がれば、治療が効いているということを示唆します。

 ただし、腫瘍マーカーは、あくまでも、「参考」にするべきものであって、それを下げることが治療の目的ではありません。患者さんや医療者の中には、数字でわかりやすく示される検査値を、あたかも、患者さんの運命を決定するものであるかのように思い込む人もいて、腫瘍マーカーが上がったり下がったりするたびに一喜一憂していますが、そこまで思い詰めるほど本質的なものではないという理解が必要です。

 CEAを含む、多くの腫瘍マーカーは、「早期がん」で上昇することはありませんので、(1)の「がんの早期発見」の目的で使うことには、無理があります。健康な人に検査を行って、腫瘍マーカーが高かった場合、それをきっかけに、「進行がん」が見つかることもありますが、がんとは診断されないことも多く、「早期がん」が見つかることは稀(まれ)です。逆に、腫瘍マーカーが正常値であったとしても、「早期がん」がないという保証にはなりませんので、それだけで安心してしまうのは、正しい理解とは言えません。


「偽陰性」や「偽陽性」は多い

 本当はがんがあるのに、検査では陰性(腫瘍マーカー正常)の結果が出ることを、「偽陰性ぎいんせい」と呼び、本当はがんではないのに、検査では陽性(腫瘍マーカー高値)の結果が出ることを、「偽陽性ぎようせい」と呼びます。

 (1)の目的で行う腫瘍マーカー検査では、早期がんがあっても、「偽陰性」となることが多い一方で、がんではないのに、「偽陽性」となって、余計な不安を与えられ、余計な検査を受けなければいけない人が、たくさん出てくるわけです。真の「陽性」であっても、見つかるのは「進行がん」であることが多く、がんを早期発見するという目的にはかなっていません。

 こう考えると、(1)の目的で腫瘍マーカー検査を受けても、何もいいことはないように思えます。

 ただ、前立腺がんのPSAや、卵巣がんのCA125や、肝臓がんのAFPなど、一部の腫瘍マーカーは、「早期がん」でも数値が上昇するため、がんの早期発見に活用できる可能性があります。

 このうち、PSA検査による前立腺がんの検診については、以前取り上げたことがあります(本当に必要ながん検診とは=2013年7月4日=)が、その意義がないことを示した臨床試験もあり、また、PSA検診によって救われる命があるとしても、それよりもはるかに多い人々に、偽陽性や過剰検査や過剰治療などの不利益が生じることがわかっており、世界的にも意見が分かれています。

 最有力候補のPSAですら、議論が定まっていない状況ですので、早期発見には向かないCEAなどの一般的な腫瘍マーカーを、(1)の目的で使うのは、避けるべきなのですが、今も、「健康診断でCEAが高いと言われました」と言ってやってくる「患者さん」は、後を絶ちません。


健診では受けない方がよい

 健康診断を扱う業者の中には、腫瘍マーカー検査を「オプション」として提案し、追加料金を取っているところもあるようです。「オプション」と聞くと、なんだか、やっておいた方がよさそうな気になりがちですが、腫瘍マーカー検査の目的や、それに伴う不利益をよく理解した上で、適切な判断をする必要があります。

 「健康診断では、腫瘍マーカー検査は受けない方がよい」というのが、私からのアドバイスです。

 それでも、腫瘍マーカーをはかってしまい、「高値」の結果が出た場合は、安心のために、やむをえず、いろんな検査をすることになります。

 そして、精密検査で異常がないことを確認できた場合は、こう説明します。


 「がんの所見は見つかりませんでしたので、安心してください。腫瘍マーカーは、『偽陽性』だったと考えられます。今回は、過剰な検査を行うことになってしまいましたが、次に健康診断を受けるときは、腫瘍マーカーをはからない方がよいと思いますよ。もう腫瘍マーカーのことは忘れましょう」


 不安にかられながら、いろんな検査を受けて、「がんでなくてよかったです。これですっきりしました」と満足する方もいますが、「肉体的にも精神的にも疲れたし、今も、もやもやが残っています」という人の方が多いようです。追加料金を払って受けたオプション検査で「得たもの」は、なんだったのでしょうか?


「再発の早期発見」に意義はあるか

 (2)の「再発の早期発見」の目的で腫瘍マーカーを使うことについても、いろいろと議論があります。(1)と同様、「偽陰性」や「偽陽性」の問題は、ここでも生じます。冒頭のYさんは、「偽陽性」の結果に苦しんだわけです。

 真の「陽性」であった場合、がんの再発を早期に発見できたということになりますが、再発を早く見つけて、症状が出現するより前から治療を開始する意義があるのか、というポイントも考える必要があります。

 大腸がんであれば、再発を早期に見つけて、手術などで根治を目指すことがあり、その意義は、臨床試験でも証明されています。国内外の、大腸がんのガイドラインでは、CEA等の腫瘍マーカーを、(2)の目的で測定することが推奨されています。

 一方、肺がんや乳がんの場合は、(2)の目的で、CEA等の腫瘍マーカーを測定する意義は示されておらず、国内外のガイドラインでは、「手術後の経過観察中に、腫瘍マーカーを漫然と測定すべきではない」とされています。

 乳がんについては、手術後の経過観察中に、腫瘍マーカーを含む検査を頻繁に行うグループと、行わないグループを比較するランダム化比較試験が、日本でも行われており、その結果が待たれています。

 腫瘍マーカー検査をめぐっては、いろいろな考え方があるわけですが、いずれの場面においても、

  • 検査を受ける目的は何か

  • 検査の精度はどうか(偽陰性や偽陽性の可能性がどれくらいあるのか)

  • 検査結果をどう解釈し、どう行動するか

  • 検査を受けることによって得られる利益は何か

  • 検査を受けることによって生じる不利益は何か



 といったことを、きちんと考えておくことが重要です。何でもかんでも検査は受けた方がよいとは考えず、検査による不利益の存在も知っておく必要があります。


医療は、人の幸せのためにある

 CEAが上昇し、不安に苛まれ、切羽詰まった思いで私の診察室に来られたYさんに対し、私は、時間をかけて説明しました。


 「CEAが上昇してから2年経ちますが、最新のPET-CT検査も含め、これまでの検査で、がんの所見はみられていませんので、『偽陽性』と考えていいでしょう」

 「CEA検査を受けていなければ、今ある不安はなかったはずです。でも、検査は受けてしまったわけですから、あとは、考え方の問題でしょう。検査を受けたこと自体を忘れて、『CEAの呪縛』から逃れた方がいいのではないでしょうか」

 「症状がない限り、余計な検査を受けるのはやめて、気楽に過ごしましょう」

 「今見つかっていないがんや別の病気が、これから出てくる可能性は、もちろんあります。でも、そのときになってから、最適な選択を考えればいいのではないでしょうか。今起きていないことをあれこれ考えて、不安になる必要はありません」

 「がんが見つかったら、そのときは、私が担当医となって、Yさんのために、最善の医療を行うことを約束します」


 Yさんは、こう言いました。

 「先生の言っていることは、頭ではわかるけど、やっぱり、気持ちは晴れないんですよ。もう私は、CEAの呪縛から逃れられない気がしています。いつも家にこもって、誰ともしゃべらず、悶々と過ごしています」

 「でも、これからも先生のところに通っていいですか?」

 それ以来、Yさんは2か月に1回、私の診察室に通院しています。毎回30分ほど、同じようなことを繰り返しお話ししているだけですが、最近は、少しずつ、病気以外のことも考えられるようになってきたようで、雑談にもバリエーションが出てきました。最初にお会いしたときより、表情も明るくなってきたように思います。

 Yさんのような方々とお話ししていると、「医療の意味」を考えずにはいられません。たった一つの検査をするときでも、「医療は、人の幸せのためにある」という原点は、忘れないでいたいものです。


https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20131223-OYTEW62265/?from=yhd

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(1)

テーマ:
大腸がん再発の原因となる「がん幹細胞」の働きを抑える候補物質を新たに作製したと、国立がん研究センターなどの研究チームが発表した。

 大腸がんの新たな治療薬として数年後の実用化を目指すという。

 がん幹細胞は「がんの親玉」ともいわれる細胞で、通常のがん細胞より増殖能力が高く、抗がん剤が効きにくいため、再発・転移の原因になっている。

 大腸がんの細胞増殖と幹細胞の発生には、特定の酵素が作用していることが分かっており、研究チームは、この酵素の働きを止める新しい化合物を作製。人間の大腸がんの細胞を移植したマウスに、この化合物を飲ませたところ、幹細胞による増殖を高い割合で抑えることが確認できた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00050063-yom-sci
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
ここ数十年で劇的に増加している慢性的な疾患(あるいは不健康な状態)が存在する。たとえば肥満。アメリカでは1950年代から体重の増加が顕著となり、1960年代の初めての全国調査では、成人の13%が肥満(BMI値が30以上)、30%が過体重(BMI値が25~30)とされた。そして1999年の調査では、その傾向に拍車がかかり、肥満率は倍増の30%、過体重の人も34%に達している。さらに、アメリカのみならず世界全体でも肥満は増加し、この40年で男性の肥満率は3倍以上、女性の肥満率は2倍以上に上昇している。

この記事の写真を見る

 増えているのは肥満だけではない。胃腸疾患にアレルギー、自己免疫疾患、そして自閉症などの心の病気もそうである。そのような、とくに20世紀半ば以降に急増している疾患は、「現代病」ないし「21世紀病」と呼ばれている。しかし、そもそも現代病はどうして急増しているのだろうか。

その点を説明するものとして、近年、わたしたちの体内にいる微生物、とくに腸内細菌が注目を集めている。腸内細菌説によれば、現代病がこれほど増えているのは、腸内細菌の全体(マイクロバイオータ)のバランスが崩れていることと強く関係している。そして、本書『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』もまたそのような見方をしており、マイクロバイオータと健康の関係を明らかにしようとしている。■ ヒトは腸内細菌と共生している

 ところで、わたしたち各人の腸にはなんと100兆もの微生物がいる。そして、彼らはわたしたちにただ便乗しているのではなく、わたしたちに多大な利益をもたらしてもいる。

 ここで、ウシの消化について考えてみよう。ウシは草食動物であるが、自らの力だけでは繊維質の草から栄養分を取り出すことができない。そこで、ウシの祖先が進化の途上で見出したのは、その仕事を腸内細菌にアウトソーシングするという戦略である。ウシは細菌たちに棲み家と食べ物を提供する。その代わり、細菌たちには上記の仕事を担ってもらう。ウシと腸内細菌の間では、そのような形で利害が一致しており、見事な共生関係が築かれているのである。


マイクロバイオータの混乱

 そして、ヒトもまた腸内細菌と共生しており、彼らから多大な恩恵を受けている。必須ビタミンを合成してもらったり、食物繊維を消化して短鎖脂肪酸を産生してもらったり。そのように、ヒトの生存にとって腸内細菌は不可欠な存在であるが、しかし、とくに20世紀の半ば以降、両者の幸せな関係に亀裂が入り始めている。それは、抗生物質の過剰使用などにより、腸内細菌の生態系たるマイクロバイオータが乱されているからである。

■ 肥満もマイクロバイオータのバランス喪失のせい? 

 抗生物質の過剰使用などによってマイクロバイオータのバランスが崩れること、また、そのことが引き金となって過敏性腸症候群などが生じることは、これまでにもたびたび指摘されている。ただ、本書の著者によれば、マイクロバイオータの混乱によってもたらされるのは、そのように「腸に始まり腸に終わる病気」だけではない。じつは、肥満も含めた現代病の多くがその影響を受けているというのである。

 では、マイクロバイオータの混乱によってどうして肥満がもたらされるというのだろう。その点を十全かつ簡潔に説明することはむずかしいが、ここではとりあえず、「エネルギーの吸収」という点に着目してみよう。

 まず、マウスを使った実験の結果が衝撃的だ。太ったマウスと通常マウスの腸内細菌を調べると、その組成比がずいぶん異なることがわかる。具体的には、太ったマウスの腸内には、通常マウスの半分ほどしかバクテロイデーテス門の細菌がおらず、そのぶんフィルミクテス門の細菌が多くなっているのである。とすると、そうした細菌の組成比の違いが、肥満か否かに違いをもたらしているのではないだろうか。

 そこで、肥満マウスと通常マウスそれぞれの腸内細菌を無菌マウスに植えつけるという実験が行われた。はたして結果は、通常マウスの細菌を植えつけられたマウスは体重がそのままだったのに対して、肥満マウスの細菌を植えつけられたマウスはたしかに太った(! )のである。だがそれにしても、いったいどうしてそんなことが起きるのだろう。

 それは、「腸内細菌の組成比が、食べ物からエネルギーをどれだけ引き出すかを決めている」からである。腸内細菌は、宿主には消化できない食べ物(宿主の食べ残し)を食べているが、じつはその第二ラウンドの消化作用も宿主のエネルギー摂取に寄与しているのである。それゆえ、腸内にどんな細菌がどれほどいるかによって、食べ物からどれだけのエネルギーが引き出されるかも変わってくる。先の例でいうと、肥満マウスの腸内細菌を植えつけられたマウスは、同じ餌から2%多くカロリーを吸収していると考えられる。そして、その余分なエネルギー摂取が積み重なって、最終的には顕著に太ってしまうのである。「微生物があなたに代わって食べ物から余分にエネルギーを引き出すのだとしたら、あなたが食べ物から得るカロリー量を決めるのは標準換算表ではなくあなたの微生物群だ」というわけである。


テーマの掘り下げ方はまさに見事の一言

 というように、肥満と腸内細菌群のあり方はけっして無関係ではないと考えられる。そして、1940年代以降に抗生物質が広く普及し、マイクロバイオータのバランスがしばしば崩れていることが、肥満増加の大きな一因になっているだろうというのである。

■ 10% Human

 本書ではさらに、そのほかの現代病(自閉症、アレルギー、自己免疫疾患)と腸内細菌の関係についても詳しく論じられている。のみならず、抗生物質の過剰使用などがもたらす悪影響や、また最終的には、健全なマイクロバイオータを維持ないし回復する方法(プロバイオティクスや糞便移植)についても言及されている。いずれも示唆に富む議論なので、読者も最後まで気を抜かずに読みたいところだろう。

 ところで、本書の原題は『10% Human』という。邦題でも表現されているように、細胞の数で比較するならば、ヒトの細胞1個に対して、人体に棲む微生物の細胞は9個にも及ぶという意味である。しかし、これまで述べてきたように、ヒトと体内微生物の共生がそこまで深く徹底したものであるならば、「こっちはヒト、あっちは細菌」というような区別もある意味では改めなくてはならないのかもしれない。というのも、わたしたち自身が健康であろうとするならば、90%たる微生物たちのことも気にかけてやらなければならないからである。その意味で、本書は「ヒトとはどんな存在であるか」を考え直すきっかけをも与えてくれる。著者もこう語っている。「私自身と私のマイクロバイオータはまとめて一つの『チーム』なのだ」。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160828-00133249-toyo-soci&p=1

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。