「スポーツ医科学をもっと広めたいっ!」という気持ちを込めたブログ
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今日は休診日。
朝一で友人の歯科医から診察を受け、その足で地元小学校の校長
と会談してきた。
校長と会談した理由は、何年も前から運動用の備品を地元の
スポーツ少年団が借りられなくなっていたからである。
以前、スポ少を統括する総合型スポーツクラブの関係者が
校長へお願いに行ったそうなのだが見事に断られた
ということで、今回私は非公式だが特使のような立場で
備品を使用してのトレーニングの有用性など文献を何点か持参し
説明した上で、備品をお貸し頂けないかとお願いしてきた
ところである。
クラブとは何の関係もない私がこういった形で
お願いに来た事が校長にはインパクトがあったらしく
この問題について善処していただけることになった。
町内には小学校は数校あるが、備品を貸す学校と貸さない学校が
存在する。
学校をマネジメントするのは町の教育委員会だが
この問題についてはなおざりにされてきたようだ。
以前この問題について提起され話し合いが持たれたようだが
議論は平行線をたどり結局何の伸展もないままフェードアウト
したようだった。
なぜそうなったか?
カンタンな事である。
大人の事情。
「誰が学校の備品でケガしたら責任をとるのか?」
「備品を壊したら誰がそれを保障するのか?」
「貸す学校があっても、貸さない学校があるのだから、うちだけ貸すのはどうか。」
確かにそう言える。
しかし、どこに目を向けるべきなんだろう。
大人がそうやってルールがどうの、責任がどうのというのは
確かなことだが子供達が楽しく伸び伸びとスポーツを楽しみ
スポーツを好きになり、運動能力を高めていことが
何よりも大事なんじゃないだろうか?
大人の事情は重々わかっている。
しかし前向きに対処し、結果的に道具を惜しみなく使って
スポーツを楽しめるようにしてあげようという観点に立ち
議論すべきなんだと思う。
一番損をするのは子供達なんだから。
なぜ1年以上もの間ブログを更新せず放置してしまったか?

①Facebookの方がずっとカンタンに投稿できるから

②せっかく記事を書いても、見やすくするために改行ズレを直す手間が面倒だから

③PCでブログを書くが、掲載する写真は全てスマホで撮ったもので、それらを移行するのが大変だから。

以上



でも、何だかいくらかでも読んでくれている人がいるようで、大変申し訳ない気持ちでいっぱいの自分。
頑張って更新してみようかなあ...なんてちょっと考えます(汗
数年前からコオーディネーショントレーニングを知り、そして指導する

ようになって、それが、きっかけですごく外部から依頼される仕事が

増え、充実した毎日を過ごす
事ができるようになっている。

しかし、依頼される仕事というのは、コオーディネーション

トレーニングについて知りたい、やってみたい、教えてみたい

という類のものがほとんどであり、形式は
その時だけの

スポットである。


私がプレゼンしたところでは、果たしてコオーディネーション

トレーニングはうまく活用されているんだろうか?と時々考える。

来年度からは、一部でシリーズとして実施することを依頼された

ものの、実施回数からするとやはり少ない。

継続的な刺激がとても重要になるからである。

直接子供達と接して指導するのはとてもとても楽しい。

動きを見ていてその子達の未来を想像しながら仕事できるから。

コオーディネーショントレーニングをプレゼンする際はたいてい

指導者であるがそれは、とても重要なことだと思っている。

直接私が子供達に指導しているシーンを資料片手に指導者が

みても何を目的にそれをやっているのかわからないし

むしろただ楽しんでいる
ようにしか見えない子供達に嫌気が

さす指導者もいる。


目的と内容、そしていずれ得られる結果をしっかりと頭に入れる

ことでプログラムは臨機応変にうまく使えるようになるもの。

しかし、表面的に「こういう類のトレーニングをすればいいんだな」的

理解されると、バリエーション豊かでなくなるだけでなく、目的を

逸脱する
恐れもある。

一番困るのは子供達。

いいと言われてるから、役に立つからという言葉だけでコオーディ

ネーショントレーニングを行えば、結果はついてこない。

むしろ、役に立たないトレーニングということになりかねない。

見るもの、聞くものは全て自分の頭で理解し、食物のように

咀嚼され、分解され、構造的に再構築され脳に自分の知識として

取り入れられて初めて自分の考えとして表現されるものだと思う。

それができないままなら、子供達に一時の楽しみを与えているに

過ぎない。

こういう私もまだまだ勉強中であるし、コオーディネーション

トレーニング自体未だに議論され発展し続けている学問。

こんな感じでモヤモヤしたまま数年間を過ごし

やはり発祥の地ドイツに行くべきだとずっと考えてきた。

そして、それがもうすぐ実現できる。

しかし、帰国してからはさらにモヤモヤしそうな気もする。

日本とドイツのギャップを感じてしまい、どう日本に導入

すべきなのか考えてしまいそうだから。

まあ、まずは行って、見て、聞いて感じてこよう!