大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」が14日、大阪市北区の造幣局で始まった。少し冷え込んだものの、午前10時の開門前には約1500人が行列をつくり、開門とともに桜のトンネルをくぐっていった。

 桜の通り抜けは明治16年から、戦時中を除いて毎年開催。造幣局の南門から北門までの大川沿いの約560メートルの通りには、遅咲きの八重桜を中心に127品種354本が植えられている。この日は全体的に7分咲きで、週末にかけて見ごろを迎えるという。

 新潟県上越市から訪れた会社員、川合敬子さん(63)は「通り抜けのニュースは見たことがあったが、来たのは初めて。造幣局のサクラはほかとは違う特別な感じ」と話していた。

 通り抜けは20日まで。平日は午前10時~午後9時、土、日曜は午前9時~午後9時。南門から北門への一方通行となっている。

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