先送りしない

テーマ:

私の会社では毎朝の朝礼で、

「一般社団法人倫理研究所」発行の

「職場の教養」を読んで感想を述べ合っています。


今日は最近気になったお話を紹介します。

 

 

先送りしない

 

仕事に携わる人にとっては、何事もなく

日々の業務が流れることが一番です。

とはいえ、思うようにはいかないことが

あるのも現実です。

 

時には避けて通りたいこともあるでしょう。

また、本当はその時に解決すべきだと

わかってはいても、様々な影響を考えて、

決断を先送りにしてしまうことがあるかもしれません。

 

「先送り」とは、物事の判断や処理、解決を

先に延ばすことです。

これとよく似た表現はたくさんあります。

たとえば、持ち越す・引き延ばす・後回し・

遅らせるなど、いずれもよく見かける光景です。

 

昨今は、懸案を先送りしたことにより、

社会に多大な影響を及ぼし、企業生命を

脅かすまでに深刻化したケースが報じられています。

 

先送りすることは、一面、慎重さや繊細さの

現われでしょう。

しかし、そうすることで、事態が深刻さを

増すことも考えなければなりません。

 

「後悔先に立たず」とならないよう、

事に当たりたいものです。

 

 

【一般社団法人倫理研究所発行

「職場の教養 2018年4月号」4月9日より転載】

 

 

いざ問題が起こった場合、決断を先送りにして

良い結果が出ることもあればその逆もありますが、

大概の問題は即時に決断、対処することで拡大を

防ぐことができます。

 

起こった問題に対してさまざまな影響を考えて

対応策を練ることはもちろん大事ですが、

即時に対応できることから手をつけることで

新たに見えてくるものもあります。

 

大手企業でさえも問題対応が後手に回って、

更に拡大していったケースが多々あります。

大手なりにスムーズにいかない要因も

あると思いますが、やはりスピードが勝負です。

 

即座の対応が功を奏し、マイナスイメージから

一気にプラスイメージへと転換した例も多々あります。

 

どうせ嫌なことから逃げても、同じ問題は

どこまでも追ってくるものです。

それであれば小さなうちに対処しておく方が得策。

 

「先送り」・「持ち越す」・「引き延ばす」・

「後回し」・「遅らせる」。

これらの言葉が浮かんできたら、

「先送りしない」・「持ち越さない」・

「引き延ばさない」・「後回しにしない」・

「遅らせない」という肯定的な言葉に変えて

思考を前向きにしたいと思います。

 

思い直し

テーマ:

私の会社では毎朝の朝礼で、

「一般社団法人倫理研究所」発行の

「職場の教養」を読んで感想を述べ合っています。


今日は最近気になったお話を紹介します。

 

 

思い直し

 

コップ半分の水を見て、〈もう半分しかない〉と

思う人もいれば、〈まだ半分もある〉と思う人もいます。

同じ事柄でも、受け止め方は人それぞれです。

 

家を出て、駅に向かって歩いていたYさんは、

ふと、バッグの中に手を入れました。

いつも内ポケットに入れている定期券がありません。

バッグの中身を全部調べましたが、やはり

見つからないのです。

 

踵を返して家に戻ると、前日に使用したバッグの中に、

定期券は入っていました。

無事見つかったことにホッとしたのも束の間、

〈あーあ、20分も時間ロスしちゃったなあ〉と、

虚しさが湧いてきました。その時です。

 

〈駅の改札前で気づいて、家に戻ったとすれば、

 1時間ものロスになる。家に戻らず、切符を買えば、

 1000円の出費だった。あの時気がついて良かった!〉。

そう思い直したYさんは、足取りも軽く、再び駅へと

向かいました。

 

外出前に持ち物を確認することの大切さと共に、

出来事のプラス面を見たほうが良いと実感した、

朝の小さな一幕でした。

 

 

【一般社団法人倫理研究所発行

「職場の教養 2018年2月号」3月12日より転載】

 

 

出来事をプラスに捉えられる人は、

良いことはもちろんですが、悪いことでも

良い面を見つけて決して無駄にはしない。

 

考え方の癖付けだけで、大げさにいえば

人生が逆になる位の差が出ると思います。

 

私はどちらかというと物事をネガティブに

捉えがちな傾向があるのですが、

このような人は、常日頃から物事のプラスの

側面を探すようにしていくと気分も軽くなり、

加速度的にそのような考え方の癖付けが

出来てくると思います。

 

ただ、いざ悪いことや難しいことに遭遇すると

どうしてもネガティブな方へといってしまうのは、

まだまだ修行が足りないということですね…

 

本当に考え方一つでどうにでも変わるのですから、

プラス面を見てポジティブマインドでいきたいですね。

襷をつなぐ

テーマ:

私の会社では毎朝の朝礼で、

「一般社団法人倫理研究所」発行の

「職場の教養」を読んで感想を述べ合っています。


今日は最近気になったお話を紹介します。

 

 

襷をつなぐ

 

20世紀の初頭、フランスの脳学者・リンゲルマンは、

一人で綱引きをする力が100%だとすると、5人では70%、

8人では49%と、一人あたりの力の量が低下するという

実験結果を明らかにしました。

 

集団の中では努力の量が低下するという現象は、

リンゲルマン効果(社会的手抜き)と呼ばれます。

では、どのようにすれば、パフォーマンスを高める

ことができるでしょうか。

方法の一つに、役割の明確化があります。

 

冬の時期、各地では駅伝が行なわれています。

各区間を走る選手には、役割があります。

自分の役割は何かを自覚している選手が多いほど、

チームとして、良い結果が出ているのではないでしょうか。

 

その役割の中で、すべての選手に共通するのは、

襷をつなぐことです。

これは、仕事においても同じことがいえます。

 

自分の役割とは何かを自覚し、次の人に襷を渡すまで、

その役割に徹することで、最大限のパフォーマンスは

発揮されるでしょう。

 

 

【一般社団法人倫理研究所発行

「職場の教養 2018年2月号」2月23日より転載】

 

 

「リンゲルマン効果」という言葉を初めて聞きました。

一つの物事に取り組む時、大勢いると効率的かと

思いましたが、個々の役割を明確にしていないと

逆に効率が悪くなるのですね。

 

一人だと何とかしてやり遂げなければという、

火事場の馬鹿力的な心理が働くのでしょうが、

大勢いればいるほど他人任せな部分が

出ることがあります。

 

人を上手に動かすリーダーは、各々に役割りを与え、

遂行するという術に長けている人が多い気がします。

各々は役割りが明確だとそれに特化すればいいですし、

責任感も生まれます。

 

物事が滞っている時などは、今一度自分の「役割」を

再認識するチャンスです。

集団で物事を行う時はこの「リンゲルマン効果」を

思い出し、効率的に進めていきたいと思います。