「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造


『第1章 思考は現実化して』


 連載 第4回!
  
  ●アメリカズカップへの挑戦!




大学院の専攻は、工学部環境海洋工学科の宮田秀明教授の研究室。
アメリカズカップというヨットレースに挑戦する
「ニッポンチャレンジ」の挑戦艇を設計する研究室である。


私は、ラグビーを引退してレーシングヨットの
設計プロジェクトに挑戦する道を選んだ。


私の大学院1年目の役割は、
計算流体力学(CFD)を使って船の舵やマストの設計をする事、
模型実験で船の性能をテストすることだった。


ラグビーにぶつけていたエネルギーを
そのままこのプロジェクトに突っ込んで、
死に物狂いで勉強した。


大学院の2年目は休学して
ニッポンチャレンジの契約エンジニアになった。

ニュージーランドで行われたレースに帯同し、
6ヶ月の海外生活を経験した。


レース艇の電気系統のメンテナンスと海上実験のデータ分析が、
ニッポンチャレンジでの私の仕事だった。


科学技術を駆使してヨットレースというスポーツを

サポートする仕事だった。
全力で仕事をした。勝てると思っていた。


しかし、ニッポンチャレンジは準決勝で敗退し、私の挑戦も終わった。



ラグビーの国ニュージーランドで風と波とヨットの分析データと

格闘しているころ、三洋電機ラグビー部のスカウト担当の氏野さんが
ニッポンチャレンジのベースキャンプにいる私を訪ねてくれた。


「久しぶり!元気そうやな、ヨットもおもろいやろ。
でもそろそろラグビーもやりたくなってるんとちゃうか? 
ブランクはすぐ取り戻せる大学院を卒業したら三洋で

ラグビーをやらないか」


心が躍った。まだチャンスがある!


ニュージーランドの街には大きな公園がある。
ヨットの仕事が休みになると私はよく公園にでかけていった。

ほぼ確実に誰かがタッチフットをやっているからだ。


「Can I Join you? Mate!」


ラグビーがあるから誰とでも友達になれた。

子供やおばちゃんも混じってタッチフットをやっている。


トンガ人クラブチームのタッチフット練習にも参加したことがある。
この国ではいろいろな人たちがラグビーを楽しんでいる。



高校生の女の子がスクリューパスを放るのを見て、
この国のラグビー文化の奥深さに感動した。


氏野さんの言う通り、またラグビーがやりたくなっていた。
 
大学院3年目に復学した。


修士論文のテーマは、レーシングヨットの設計法について

まとめる予定だったが、そんな気力はどこにも残っていなかった。
もうヨットは無理だ。


でも科学技術を駆使して、
スポーツをサポートする仕事の研究を続けたいと思った。


一番好きなラグビーを分析して、
戦略を考えるためのシステムを作りたい。 


私は修士論文のテーマを
「勝ちたいスポーツ競技者のための意思決定支援ITシステムの構築」に変えてしまった。
指導教官の宮田先生に激怒されてしまったけれど……。


三洋で思いっきりラグビーをやりながら、
仕事もラグビーの分析ソフトの開発ができたら、さぞ面白かろうと思った。


大学生のときに味わったラグビーの分析の苦労を生かして、
ニッポンチャレンジで学んだプログラムの技術をもって努力すれば
きっといいものが出来るに違いない!とあまり根拠もなく信じていた。


「いいのが出来たら、日本代表に売り込んでみようかな。
そしたら今度のワールドカップに連れてってもらえたりして。

うわぁ、楽しみ」
期待で心が躍った。


「なんと言っても俺、ラグビーが好きだし」


今度は自信をもって言えた。




次回へ続く・・・

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第2回JECAシンポジウムは無事に終了致しました。

ご参加いただきました皆様には心より感謝しております。
シンポジウムの内容につきましては後日ホームページにてご報告させて頂きます。


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チームワークエンジニアのムラタぐです。


NPO法人日本eコーチング協会 のシンポジムを

7月5日(土)13:00-16:00@東京体育館会議室で

開催します。


.今回のシンポジムの目玉は、


1.「日本ラグビー最前線」 
2.「コブスキーモーグルのeコーチング」 

3.最新eコーチング事例研究ワークショップ

の3つです。


1.「日本ラグビー最前線」は、

JECA理事長の古田仁志氏が講演します。



古田さんは、今月行われた

IRBジュニアワールドチャンピオンシップ-ウェールズ2008

イタリア代表とトンガ代表をあと一歩まで追い詰め

アメリカ代表には見事勝利!の

U20日本代表チームのFWコーチです。


私も楽しみです。


2.「コブスキーモーグルのeコーチング」 

の米澤穂高 氏は、

JECA認定のマスターパフォーマンスアナリスト(CMPA)です。


最近、eコーチングの実力を買われて

韓国代表クラスを多数輩出している

名門ジサンスキーチーム強化コーチに任命されました。


映像を使って楽しくeコーチングすると

スキーもとても上達します。


3.最新eコーチング事例研究ワークショップは

JECA副理事長の私のナビゲートで

JECA認定パフォーマンスアナリストの皆様が提出してくださった

eコーチング成功事例 レポートをみんなで研究します。


参加者の方には、私から簡単に

プレゼンテーションのeコーチングを行いますので

人前で話すスピーチがきっと上達しますよ!


どなたでも参加できますので

ラグビー、スキー、コーチング、映像分析、チームワーク

プレゼンテーションに興味のある方ぜひご参加ください。


詳しくはこちらです。

JECAシンポジウムチラシ.pdf


  【日程】2008年7月5日(土) 13:00-16:00 (開場12:45)
【会場】東京体育館 会議室
   【プログラム】
     1.「日本ラグビー最前線」 JECA理事長 古田仁志 氏
2.「コブスキーモーグルのeコーチング」 CMPA 米澤穂高 氏
3.最新eコーチング事例研究ワークショップ
   【参加費】 2,000円
   【参加対象】 どなたでも参加頂けます。
              お手数ですが、事前申込をお願いします。
   【申込方法】 必要事項をFAXもしくはE-mailでお送りください。
         
             ・お名前、連絡先、メールアドレス、所属
        FAX: 03-5770-8196
E-mail: info@jeca-net.jp



以上


スマイルワークス株式会社は、

NPO法人日本eコーチング協会(JECA)を設立以来

ずっと応援して参りました。


JECA認定講習受講生には、

スポーツ分析ソフトPowerAnalysis

6ヶ月無償貸与しています。


当社の開発したスポーツ分析ソフトPowerAnalysisが

皆様に有効に活用いただいていることがわかって

当社にとっても、非常に嬉しいJECAシンポジウムになりそうです。


皆様にお会いできるのを楽しみにしております。


心をこめてありがとおう。

今日も皆様に感謝。

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チームワークエンジニアのムラタぐです。


強くて楽しいチームの作り方~スポーツで心を育てる


というテーマで

宮崎県立高鍋高校で講演してまいりました。


高鍋高校は、宮崎県有数の進学校でもあり、

ラグビー部は花園常連であり、宮崎県屈指の文武両道の名門校であります。


ここ数年来、ラグビー部に年に数回ラグビーのコーチを

させていただいてるご縁で実現しました。




まずは、

強くて楽しいチームの作り方を実践!ということで

私が、高校1年生男子40名+女子40名に

チームワークの授業を行いました。


いつものようにタグラグビーで

チームワークに必要な要素を体感して教えていきます。








この思春期真っ盛りの男女80名に対して

違うクラスの男女とチームを組んで

「チームワーク全開ハッピー状態」の成功体験をプレゼントする!


というのが

私が自分に課したチャレンジ課題です。


これはかなり難関でした。


もともとは高校1年生女子40名にタグラグビー指導という話だったのですが

前日になって、男子40名は見学!という話を聞いたので

「見学!それは男子がかわいそう!一緒にやっちゃいましょう!」

と思わず言ってしまったのです。


思春期の男女を壁を崩すのにかなり時間が

がかかってしまい、いつものような

「チームワーク全開ハッピー状態」に

到達するかしないかというところで1時間の授業が終了し

タイムアップになってしまいました。


あー残念無念!


と思いきや、夜の飲み会で担任の先生が生徒達の作文を

見せてくれて安心しました。


「男女でこんなに仲良くチームで挑戦できたのはすごい」

「チームワークの大切なことを学べた。今後の生活に活かしたい」


などととても嬉しい言葉が書いてあり嬉しく楽しく有難かったです。



公開の授業の後は、先ほどの公開授業を題材にして

先生方とワークショップ形式の研修を行いました。


当社の研修では、ラグビーボールをマイクにして

グループワークを実施します。



みんなの前で話すことは、一つのチャレンジなので

ラグビーのように、ボールを持った方には

一生懸命チャレンジしていただきたいという願いを込めています。


また周囲のひとは、チャレンジしているボールを持っている人に

敬意をはらって心をこめて傾聴しようという約束事にしています。


そうすると、周囲のサポートから力を得て

チャレンジしている人はさらに頑張れるのです。


まさにラグビーです。(^^)


先生方にはスポーツ応用心理学のお話や

ビジネスプレゼンテーションのスキルまじえて

「強くて楽しいチームの作り方」を心をこめてお伝えしました。


その晩は、参加してくださった先生方と呑みにいきました。


なつメロメドレーカラオケをワンフレーズごとに唄いながら

マイクを順番にパスしていって唄えなかったら呑む!

自分のところでメドレーシリーズが終了したら呑む!

というおそろしくも楽しいカラオケラグビー

(マイクをもった人がチャレンジ!失敗したら責任とる!みたいな)

で盛り上がりました。


教育の現場にいる先生方と話すことは

とても勉強になります。


「教えることは学ぶこと」でした。

今回もたくさん皆様から教わりました。


心をこめてありがとう。

今日も皆様に感謝。



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チームワークエンジニアのムラタぐです。


去る6月14日、急成長のベンチャー企業4社合同で

ラグビー体感型研修 を実施しました。


参加企業は下記の4社です。(アイウエオ順)


株式会社HDE

http://www.hde.co.jp/


株式会社サイバーエージェント

http://www.cyberagent.co.jp/index.html


株式会社ビービット

http://www.bebit.co.jp/index.html


株式会社フォトクリエイト

http://www.photocreate.co.jp/



4社も集まっているのだから各社対抗で大会をしながら

「勝つ」と「楽しい」を両立するチームワークを学ぼう!

という主旨です。


大会名は

「チャレンジ&サンキューカップ」

優勝カップも作りました。


チームワークの要は、組織の目指す方向に

個人個人が挑戦すること。


そして挑戦できること、挑戦によって生まれる変化。

変化によって生まれる成長。成長によって生まれる成果。

成果によって生まれる新しい挑戦。


この挑戦サイクルのすべてと仲間に感謝することが

挑戦のエネルギーになる!


という訳で挑戦と感謝を大会のキーワードにしました。


研修兼大会の模様はこんな感じです。


選手宣誓!


まずチームワークの基本その1「傾聴」

相手の話を「心をこめて聴く」ことがとても大切です。



そしてチームワークの基本その2「敬意」

は相手に敬意を払うことです。

素晴らしいことに拍手したり、「おめでとう!」と言うことです。


6月お誕生日の人をみんなで祝いました。

お誕生日おめで

タグ!


上記の「傾聴」「敬意」のルールを意識して

各社の新人社員に自社紹介のプレゼンテーションを

していただきました。


途中で聴衆に目を配る「アイコンタクト」をすること。

木のようにしっかりと立つ「ツリーグラウンディング」をすること

をアドバイスしてコーチングしました。


それからいつものように少しずつ練習して

タグラグビーのルールを楽しくコーチしていきます。



研修開始2時間後には、リーグ戦を開始!


ボールをもったら前にチャレンジ!



相手に感謝 ノーサイドの握手



トライがうまれ、歓喜の輪が広がります。


リーグ戦の途中に、振返りのワークショップをしました。

チームワークに必要なこと、タグラグビーと仕事はよく似ています。

タグラグビーからの学びを話し合います。


他社の社員や役員の話を聴くことができるように

グループ分けしましたので、皆様とても参考になったようです。



その学びを今度は、自分の会社の人たちと共有して

自分達の仕事のやり方にどの部分をどう活かすか話し合いました。


他社さんの合同で研修を実施するということは、

合意形成がなかなか難しいかもしれませんが

「他社の話が聴けて、刺激になり、交流できる」

「予算を分担できる」

という2つの大きなメリットがありますね。(^^)


ワークショップの後、また試合!

チームワークがさらにまたよくなりました。


会社の仕事もチームが成功したときは、

こうやってハイタッチして喜んでくださいね。







優勝チームは


株式会社ビービットさんでした!

遠藤社長の優勝スピーチ。


さすが、数億円の売上、数十名の社員を束ねる

優良ベンチャーの社長様です。


スピーチも上手ですし、

試合中も身体を張ったプレーで社員を引っ張りました。


トライする遠藤社長・・・。


各チームに参加賞として

スマイルワークスから各社にラグビーボールプレゼントしました。


日本ラグビー協会さんもこの大会の主旨を理解し

応援してくださいましたので

6月22日(日)ラグビー日本代表vsフィジー代表戦@国立競技場

のチケットを全員にプレゼントすることがしました。



最後はノーサイドで感謝のハイタッチです。


全員でひとつの輪になって一本締めしました。


アー今日もたのしかっタグ!





参加者の方からお礼のメールをいただきました。

とてもすばらしいので本人の了解を得まして皆様に共有いたします。


(以下引用)


先日は、大変楽しく、有意義な場に参加させていただき
誠にありがとうございました。


今朝から全身筋肉痛で、おかしな歩き方をしております。

先日のお礼と学んだことをご報告させていただきたくメールいたします。


私は、今までラグビーというスポーツのルールも全く
知らなかった人間ですが、今回の研修ですごく興味を持ちました。


そして、まさに、ビジネスと同じだと感じることのできた一人でもあります。
私は社会人になって2ヵ月強、実際に部署配属されて1ヵ月と少しです。
今の部署は、13名で成り立つ新規開発チームです。

(大手企業と提携しての新事業展開)


この部署で、私はプロデューサーになるべく育成をしていただいています。
13名はそれぞれ、プロデューサー・ディレクター・デザイナー・業務推進・シ
ステムの役割を分担しています。


プロデューサーの業務は、営業も含んでいるので、

日々体当たりで挑戦しつつ、全体のチーム状況を確認しながら、

協力していただきながら、任務を遂行していきます。


目標の数字を達成させるために、

自分だけの高いモチベーションで必死になって

営業、広告受注をとってきても、チームの皆が疲弊したり、不満が出たり、
信頼関係を崩して行ったりします。


そこの兼ね合いが私にとって、

すごく難しく、この1ヵ月でよく悩んだ点でもあり、
これからずっと向き合っていかなければならない課題でもあります。


そんな時に、このタグラグビーの研修を受け、実際に体感し、

三角形のチームワークカードを見て、

今の自分のビジネス課題にダイレクトに当てはまりました。


チームのために、

常に挑戦者でいることは、絶対に大切で、間違っていないということ。


しかし、

決して自分一人では何もできないこと。


皆様の協力があって初めて達成できることを

改めて認識いたしました。


そして、そのためには、どういう心構えが必要かもよく分かりました。


「配慮」「寛容」、「敬意」「感謝」「傾聴」

このベースをこれからの社会人人生の根底に築き


ビジネスマンとしても人間としても、チームやお客様から信頼される存在にな
りたいと思いました。


また、新人による自社紹介プレゼンも、

すごく良い経験になりました。


私は人前で発表をするとき、極度に緊張してしまいます。


だから、自分の中では
すごく苦手な意識があり、チームからもおそらく心配されていました。


ですが、今回はムラタグさんが全体に良い空気を作り出してくれていた
おかげで(聴く姿勢、感謝の姿勢、思いやり、ありがとうの姿勢)、
私はプレゼンでの成功体験を得ることができたと思っています。


初めて小さな自信が生まれました。


ムラタグさんは、まず褒めてくれて(目を見れていたねと)、

それから欠点を欠点と言わず、
アドバイスとして、お土産を下さいました。(木のように立つ!こと)


ただ批判や否定をされると、

もっと自信をなくしたり、苦手意識が生まれたり、

受け入れられなかったりするのですが、
今回は、もっと良くなるためにという、

ポジティブな気持ちで受け入れることができ、
素直に感謝の気持ちが芽生えました。


「まず褒める+アドバイス」という指導方法も、

今後活かしたいと思いました。


大変話が長くなりましたが、目を通してくださりありがとうございました。
今回は、本当に良い経験をさせていただき、すごく良い学びの場になりました。


むらタグ様、スマイルワークスの皆様、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいいたします。

(以上引用おわり)


参加者の方からこうした学びのレポートを頂けるのは

とても嬉しく私達の力になります。


いい研修ができたようで嬉しいです。

皆様のおかげです。


心をこめてありがとう。

今日も皆様に感謝。




PS 次回のタグ!です。
   ご都合よろしければ皆様ぜひおいでください。


「第27回 安全でたのしいタグラグビーで学ぶチームワーク教室」


※奇数月だけの特別託児サービス実施中!家族全員でお越しください!
(託児サービスは別途お申込が必要です。詳細下記参照)


主催:NPO法人エミネクロススポーツワールド
コーチ:村田祐造(通称 ムラタぐ)


対象:小学生~大人男女
日時: 7月13日(日)9:50~11:50
会場:港区立南山小学校 校庭 雨でも体育館!
        南北線 「麻布十番」駅 徒歩6分
        日比谷線・大江戸線「六本木」駅 徒歩7分
持ち物:運動できる服装、運動靴(スパイク等不可)、タオル
費用:学生500円 一般1000円


※初めての方でも安心して楽しめます!
※託児サービス(\2,000/世帯)の申込は下記まで:
株式会社子育て支援(http://www.happy-kosodate.jp/
e-mail:info@happy-kosodate.jp
保護者様氏名・お子様月齢・性別・電話番号・メールアドレスをご明記ください


第23回開催のレポート:
http://www.smileworks.co.jp/blog/2008/04/000151.html#more

「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造


『第1章 思考は現実化して』


連載第3回!


 ●大学4年のとき三洋電機からのスカウト。その時村田は・・・



大学4年秋の明治大学との対抗戦。熊谷ラグビー場だった。
足首の捻挫から復帰した私は早稲田戦に続き2試合目の出場となった。


ラグビーができる喜びでいっぱいだった。
完治してくれた足首と応援してくれた人たちに感謝しながら、
最後の明治戦に集中することができた。


私は絶好調だった。面白いようにタックルが決まった。
私がタックルするたびに、なぜか相手のみぞおちに私の肩が

突き刺さって次々に明治の選手が担架で運ばれた。


あのときの感覚は今でも忘れない。どんな相手にも向かっていけた。
試合は大差で負けてしまったけれど、タックルが楽しくて仕方がなかった。


その試合を、強豪の三洋電機ラグビー部の宮地監督が観戦して
「東大にも面白い選手がおるやんけ」とすかさず電話をくれた。
「ウチでラグビーをしないか」と誘ってくれたのだ。感激した。


当初の予定どおり大学院に進学するか? 
それとも強豪チームでプレーできる社会人ラグビーに飛び込むか? 


私は悩んだ。人生を左右する決断。ラグビーはつらいけど大好きだ。
強豪チームで自分がどれくらい通用するのか試してみたい。


しかし、三洋電機でラグビーをするということは、
サラリーマンになって大手電機メーカーに就職するということだ。


この頃の私は自分の人生をどう生きるべきか、まだ決めかねていた。
私の目に「人生」は漠然と映り、模索してもがいていた。

「好きなことを仕事にする」と心に決めていた。

でも、一生かけてやるほど自分が好きなことって何だろう? 

そもそも好きって何? と悩んでいたのだ。


三洋電機ラグビー部に誘われる前は、

モノを作ることが好きだから大学院を卒業したら

技術者か研究者になって乗り物の会社に就職しようかなと

漠然と考えていた。


けれど、ラグビーを仕事にできる選択肢が与えられてまた悩んだ。

とても贅沢な悩みではあったが、ラグビーは練習が辛いし、
そのうえ両足の捻挫癖もある、また、一生続けられるスポーツでもない……


考えれば考えるほど、ラグビーが好きなのかわからなくなっていた。


今の私なら当時の私に「燃えよ!ドラゴン」のブルース・リー先生のように

「Don’t Think ! Feel!」とアドバイスしてやりたい。
何が好きかなんて頭で考えてもわからない。


ハートで感じるものなのだ!


当時の私は、まだリー先生の教えに出会っていない。


考えに考え悩みに悩んで、三洋電機ラグビー部入部はお断りして
進学する決断をしてしまった。


社会人になる前にきちんと学ぶべきことを学びたい。
見つけるべきことを見つけてから、社会に出たい。
どんな人生を生きたいのか?


一生かけてやるほど好きなことって何だろう? 


その答えを見つけるために大学院に進学した。

(次回へ続く)

「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造


待望の連載第2回!



  『第1章 思考は現実化して』


私が日本代表チームにテクニカルスタッフとして帯同し始めたのは2002年9月。
韓国の釜山で行われたアジア競技会からだった。


私が大学院生時代から2年間かけて開発したスポーツ映像分析ソフト

PowerAnalysis がラグビー日本代表チームに公式に採用され、

私はその開発者として、日本代表チームのテクニカル(分析)スタッフに任命された。


ラグビーを始めた頃から憧れ続けた日本代表チームの一員となったのである。
日の丸のブレザーを着て、他の競技の日本代表選手達と開会式で

行進したときは、本当に誇らしい気持ちだった。




大学2年生の時である。当時私は、なんとか上位校を倒してやろう、
1ミリでも勝利に近づきたいと相手校の分析に意欲を持っていた。


偵察委員の梅原先輩や三笠先輩といっしょに、あーでもねー、

こーでもねーと議論を重ねながら、VHSのビデオテープを

何度も巻戻したり、早送りしたりしながら何時間もテレビ画面とにらめっこした。


自分なりに工夫して記録シートを考案してみたりもした。

なんとなく相手の傾向らしきものは見えてくるのだが、

「じゃあどうすれば勝てるのか」がわからない。


チームのみんなにそれを伝えて一緒に考えればいいのだが、
それを説明してイメージを共有する手段がない。


とりあえず相手の特徴を表現するために、特徴シーンを編集したビデオを

作ろうとするが、どこにその映像があったかがすぐに探し出せない。

また巻き戻して探す。


どこだったっけ。たしかこの辺。ああこれじゃない。これでもない。もう時間がない……。 
最大限努力をしてみたものの、苦労した割にはチームに反映され、
結果に結びつくような予感も実感もなかった。


大学4年のときは、卒業論文と両立するための忙しさもあり、
「過去2年間の経験によると、相手の分析は大変な割にはそれほど役に立たない。
それより自分のパフォーマンスを上げることが大事だ」と開き直ってしまっていた。


結局大学4年間、一度も上位校に勝利することなく卒業してしまった。
自分なりにベストを尽くしたつもりだったので、そこに到る過程にはある程度満足していた。

だが、結果には満足できなかった。


少しだけ後悔が残った。

優勝!のご報告

テーマ:

チームワークエンジニアのムラタぐです。

昨年、当社のスポーツ分析ソフトPowerAnalysis
導入してチーム改革に成功された
熊本工業ラグビー部の伊藤監督から嬉しいご報告を頂きました。

なんと、高校総体熊本県大会で優勝されたそうです。
熊本県チャンピオンです。
心からおめでとうございます。

1月の新人戦では3-14で敗れた熊本西高校を
相手に15対16の接戦の末に勝利されたそうです。

熊本県協会の結果報告ページ

この優勝は、選手とチームの素晴らしい自信になるでしょうね。
自信と喜びをエネルギーにして
さらに厳しく楽しくラグビー道を精進してください。

応援しています!

熊本県は、熊本工業、熊本西高校、熊本高校、荒尾高校
と上位4チームは、力が拮抗していて準決勝以上は、すべて接戦です。
秋の花園予選も激しい戦いになるのでしょうね。

これから夏を越えて秋の決戦にむけて
どのチームも一日一日を大切に
いい練習・準備をされるよう応援しております。

熊本工業ラグビー部のチーム改革については
こちらをご参考ください。

7点差惜敗から77点差大勝利!のチーム大改革


今回ご連絡いただいた熊本工業の伊藤博監督は
H20年度の高校日本代表コーチに就任されました。

伊藤先生は、すでに九州協会強化委員会・高校担当委員長として、
九州のリーダー的存在ですが今後は外国チームとの試合に向け、
全国の有能な高校生への指導にとますます期待が高まります。

伊藤先生のお人柄と情熱とPowerAnalysisの分析力で
ぜひニッポンラグビーを背負って立つ高校ラガーをぜひ
育ててください。

お客様からこのような
ご報告を頂けるのはとても嬉しいです。

伊藤先生との出会いのきっかけを作ってくれた皆様、
PowerAnalysisの開発に協力してくれた皆様、
全国のPowerAnalysisのお客様、
お客様との気持ちのいいやりとりを
いつも心がけてくれている当社スタッフのみんなに感謝です。

心をこめてありがとう。
今日も皆様に感謝。

チームワークエンジニアのムラタぐです。


今週から毎週水曜日、

私がラグビーのワールドカップ2003に挑戦したときの

手記を連載することにしました。全18回の長編スペクタクルです。

お楽しみに!(^^)


「ラグビーワールドカップ奮闘記」
~ひたむきにひとつひとつ心をこめて~
元ラグビー日本代表テクニカルスタッフ 村田祐造



第1回 『プロローグ』



「ジャパンと東大は同じなんですよ。
強い相手に勝とうと思うなら、狂気じみた情熱とひたむきさが必要なんです。
もっとチームが一つになってひたむきに泥臭いラグビーをやらなきゃ、

そりゃ惨敗しますよ。そういう雰囲気を日本代表に作っていきましょうよ」


日本代表チームのテクニカル会議で私は力説した。
2003年ワールドカップ直前の春のテストマッチでアメリカ代表に続き、
ロシア代表に惨敗した頃だ。日本代表のふがいない姿。


チームのために体を張らない何名かの選手が桜のジャージを着ているという事実。
また、そのチームのスタッフを自分もやっているのだから

責任の一部は自分にもあるのだという事実。
これらの事実を私は許すことができなかった。


「ジャパンがワールドカップで惨敗する姿は見たくない。
このままじゃダメだ。なんとかしなくちゃ」

私はそう感じていた。


日本代表の問題点を考えていると、いつも学生時代に私が楕円球を

追いかけた東大ラグビー部のことが頭に浮かんだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「対面殺して俺も死ぬ!」


私が大学1年生のときだ。
関東大学対抗戦で初めて21番のスイカ

(緑と黒の縞々模様の東大ラグビー部の公式戦用ジャージ)を

手にした早稲田戦のジャージ授与式。


私が着たかった11番のスイカを手にした3年生の吉岡先輩が、泣きながら絶叫した。
ぽっと出の1年生でリザーブに入ることができた私の覚悟とは違っていた。
すべてを懸けて、初めて対抗戦を掴み取った3年生の狂気と覚悟に、
私は背筋がゾクゾクするような畏敬と感動を感じた。


午後10時半、全体練習が終わって大半の部員がシャワーを

浴びて家路につく頃、他に誰もいなくなったグラウンドには、

黙々とプレースキックを繰り返す4年生の佐分利先輩がいた。


うずくまり、ゴールを見据え、ボールを置く。

先輩の足から放たれたボールは、美しい弧を描いて、

薄暗い照明の中に浮かぶバーを越えていった。

いつも、正確に淡々と。


苦もなく決まってしまう対抗戦での先輩のゴールキック。
いつもと同じ見慣れた軌跡が、静かな暗闇に溶けて行った。

インゴールにはいくつものボールが転がっていた。


次のボールを丁寧に心を込めて地面にセットする先輩の背中が教えてくれた。


「積み重ねた努力は裏切らない」



意識朦朧となり、泥だらけになって繰り返したガチョン

(タックルとラックとセービングを延々と繰り返す練習)。


「グァチャーンと行けばいいんですよ」と当時の寺尾監督が発案し命名された練習である。

日体大と青山学院大を破った2000年の東大ラグビー部。


大芝と宋が率いていたあのチーム。ひたむきで泥臭い男達。

努力と挑戦の日々。
そんなスイカのラガーマン達の姿を思い出していた……。

チームワークエンジニアのムラタぐです。

先月のタグラグビー会で

ちょうどその日がお誕生日という9歳になる女の子「もえちゃん」と

その前の日がお誕生日という10歳の男の子「ゆうさく」が参加してくれました。


参加してみんなでおめでタグ!ラグビーしました。


もえちゃんには、

お父さんお母さんがサプライズプレゼントしました。


ゆうさくには私から本をプレゼントしました。


十歳のきみへ―九十五歳のわたしから/日野原 重明

聖路加病院の院長の95歳のお医者さま

日野原重明先生が10歳の子供たちにむけて

いのちの大切さ、家族への感謝、人間への愛情について

お書きになった素晴らしい本です。


10歳というのは成人のちょうど半分なので

とても大事な節目なのだそうです。


私達オトナとしては、心をこめてタグラグビーでお祝いしました。


誕生日という記念日に

生まれてよかっタグ!

お父さんお母さんありがタグ!


という喜びと感謝を子供達に感じて欲しいですし

私達自身も「今ここに生きている」「友達がいる」ということを


再認識することによってとても

嬉しく楽しくありがたい時間が過ごせました。


疾走するゆうさく。



オトナも容赦しません。


女性もたくさんきてくれました。



6歳の男子もがんばりました。






もえちゃん上手になったね。


・・・。くまパパのボール前落し。

真剣ですな。




元三洋電機ラグビー部のあめさn。

パスがうまいです。






感謝をこめてノーサイドのハイタッチです。






生まれてよかっタグ!


ともだちみんなどうもありがとうございましタグ!


今月は下記です。

雨でも体育館でやりますので

ぜひ皆様ご参加ください。



「第26回 安全でたのしいタグラグビーで学ぶチームワーク教室」

主催:NPO法人エミネクロススポーツワールド
コーチ:村田祐造(通称 ムラタぐ)
対象:小学生~大人男女
日時: 6月8日(日)9:50~11:50
会場:港区立南山小学校 体育館・校庭
        南北線 「麻布十番」駅 徒歩6分
        日比谷線・大江戸線「六本木」駅 徒歩7分
持ち物:運動できる服装、運動靴(スパイク等不可)、タオル
費用:学生500円 一般1000円


※奇数月だけの特別託児サービス実施中!6月はお休み。

 家族全員でお越しください!
(託児サービスは別途お申込が必要です。詳細下記)

※初めての方でも安心して楽しめます!
※託児サービス(\2,000/世帯)の申込は下記まで:
株式会社子育て支援(http://www.happy-kosodate.jp/
e-mail:info@happy-kosodate.jp
保護者様氏名・お子様月齢・性別・電話番号・メールアドレスをご明記ください


第23回開催のレポート:
http://www.smileworks.co.jp/blog/2008/04/000151.html#more


以上 先月のタグ報告と今月のタグのご案内でした。


心をこめてありがとう。

今日も皆様に感謝!