順天堂大学の東根先生とお会いして、
運動神経をよくする魔法のトレーニング「コーディネーショントレーニング(COT)」と
PowerAnalysisを組みあわせて、いかに日本のスポーツに貢献するかということを話し合いました。

私達、夫婦は、COTの指導者ライセンスを取得することに決めました。
COTのコーチングにPowerAnalysisを利用して自在に映像をとりだして
現場の指導に役立ててもらう計画です。
いやー日本のスポーツの未来は明るい。

2004年もあっという間に暮れていきました。3月にラグビー選手を引退したのが遠い昔のようです。
タグラグビーに出会い、東大ラグビー部のコーチを始めて
PowerAnalysisSimpleSEを開発して販売開始しました。

ビジネスと好きなことと得意なこととライフワークがいい感じで重なってきました。
妻と二人三脚で、すっ転びながらも立ち上がって、またダッシュしてきました。
手応えのある充実した一年でした。来年も面白くなりそうです。

今年お世話になった皆様に感謝。良いお年を。

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レフリー委員会の主催で、記虎先生のご講演がありました。大変面白かったです。

さすがに超一流の実績を残している先生は、やはり人間的にも素敵な方で本物だなと思いました。
印象に残ったのは、「すべては生徒のために」という言葉です。

記虎先生に、指導者として常に自分に言い聞かしていることは何ですかと質問しました。
「『すべては生徒のために』です。指導者は自分の自己満足のために指導をしてはいけない。生徒達がおもいっきり楽しく充実して、ラグビーに取り組んで、ラグビーから何かを学んで成長していくための協力者になることが、我々指導者の役目だと考えています。」
と教えてくれました。

記虎先生も若い頃は、
「ただラグビーだけやっていれば、ただ厳しくラグビーをやらせていればよい。
厳しくすればするほど強くなる。」と考えていた時期もあったそうです。
しかし、そういう時期は強くならなかったそうです。

生徒のために何をしてやれる?
ラグビーを教えるのではなくて、ラグビーで教える。


まず、人間としての基本「あいさつ・時間厳守・服装」の規律を教えよう。生徒が大人として育っていくために協力してやろうと考え直してから、
チームは成長して飛躍的に強くなっていったそうです。

自分が、自分がでは、他者も自分も死んでしまう。
自分を生かそうとするなら、他者を生かせ。


ラグビーと同じ、コーチングと人生の真理ですね。感動しました。

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全国大会と同時開催の日本ラグビー協会レフリー委員会の主催の
A2レフリー研修会のお手伝いをさせていただきました。

レフリングの向上のために、PowerAnalysisSimpleSEを使用して頂いてます。
ラグビーのレフリーというのは、ミスも許されないし、本当に難しいものです。
映像を使って、ジャッジを検証して改善していく目的で採用していただいてます。
レフリーの皆様は、日々レフリングの向上に努力しています。
ラグビー選手はもっとレフリーを尊敬するべきだと痛感します。

レフリー委員会の大倉先生には本当にお世話になりました。
ソフトの使いやすさに感銘してくれて、「このソフトは広めたほうがいいからね。」と
各県のいろいろな方を紹介してくれました。
私の代わりにソフトの長所について説明してくれるので本当に助かりました。
その場でソフトを気に入ってくれて、現金でご購入してくださった、ありがたいお客様もいました。
本当にどうもありがとうございました。

元日本代表の堀越正巳さん(現立正大監督)にもお世話になりました。
「いやー前のソフト(ラグビープロ)は、いいなーと思ってたけどちょっと高かったんだよねー。
今度のシンプル版は安くて手頃だよね。おれも協力するよ。」と
何人も知人を紹介してくれました。嬉しかったです。
おかげで、元日本代表フランカーの梶山先生にもお会いできました。嬉しかったです。
本当にどうもありがとうございました。

大倉先生は、試合が終わったその日のうちに、若いレフリー達を自室に招いて、
PowerAnalysisSimpleSEを使って映像とデータを使ってわかりやすく指導しておられました。

また、大倉先生は、自分なりに分析シートを工夫されて、
柔道やハードルの体育の授業にもPowerAnalysisSimpleSEを利用しているそうです。

PowerAnalysisSimpleSEが普及して
大倉先生のような、愛情と情報技術を併せ持って合理的な指導ができる指導者が
日本中に増えることが私の夢です。

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ラグビー全国高校選手権大会(花園ラグビー場)にやってまいりました。

花園は情熱の国でした。選手・スタッフ・家族の情熱がそこらじゅうで昇華していました。
勝ってうれし涙。負けて悔し涙。

直前にワンポイント指導をさせていただいた高鍋高校の試合も見ました。
相手は、長野県代表の岡谷工業で、重量FWの手ごわい相手でした。
高鍋高校は、低いタックルを連発しました。
ターンオーバーしたボールを自陣からでも積極的に外に展開して
「トライをトローチ!」しました。

ひたむきなタックルとセービングに感動しました。
相手のFWは重くてクリーンアウトもぎりぎりだったのですが
みんな心を込めてダウンボールしていたのでラックも比較的確保できました。

そしてノーサイド。シーソーゲームを制して勝ちました!
コーチのみなさんと抱き合ってよろこびました。
いやー感動しました。

友達になった女マネのまきちゃんとひとみちゃんのところにいって
「効いたね。これ!」と言ってキットカットを見せました。
そしたら、「エーン、ありがとうございますー」と泣かせてしまいました。

キットカットできっと勝つ。チーム一丸でつかんだ勝利でした。

勝利の余韻のなかでキットカットを食べました。
今まで生きてきた中で一番おいしいキットカットでした。(^^)
昨日の夜、ホテルの部屋の前に、キットカット(チョコのお菓子)と手紙がおいてありました。

手紙には、

KITKATでキット勝つ」花園での勝利を祈って頑張りましょう。 なべこうラグビー部のサンタより

と書いてありました。マネージャーの女の子たちがくれたのです。
かわいい心温まるプレゼントでした。

こちらも何かお返しにと思い、コンビニでいろいろと探し、考え抜い結果、
トライをトローチ!」というカードをつけてトローチをプレゼントしました。(^^)

「うわーすごーい。ありがとうございますー。」
と喜んでもらえました。
いやー。今年一番のダジャレでした。ナイス。俺。

彼女達とは、こうして心が通じあったので、とても仲良くなれました。
やぶれたズボンを繕ってもらっちゃったりして、とてもありがたかったです。
どうもありがとう。

女子マネージャはチームを映す鏡です。彼女達が楽しく充実した活動をしているかどうかは、チームの結束や充実度をみるよいバロメータになります。

高鍋高校はよくまとまった素晴らしいチームだということがわかります。




今日は、全国大会に出場する宮崎県代表の高鍋高校にワンポイントコーチングをしました。
彼らに夏合宿で丸一日指導して以来でした。

一回戦の直前2日前でしたから、あまり多くを教えることはできないし、
彼らが積み上げてきたものから大きく外れたコンセプトをうちだすこともできません。

だから、勝負のときに必要なメンタル・コントロールについて教えました。
,メンタルは、集中(Concentration)・冷静(Control)・自信(,Confidence)がそろうと最高の状態になります。

チームの3つのCを高い状態にするためには、もうひとつのC
コミュニケーション(Communication)が必要です。

緊張している奴をみつけたら。「大丈夫だよ。リラックス。こんだけ練習してきたんだから。」と声をかけあうことです。
このコミュニケーションをするときはポジティブな言葉を使うことが重要です。ミスした奴に「何やってんだよ。しっかりしろよ。」と声をかけるのは逆効果。「どんまい。次で返そうぜ。自信持てよ。お前ならできるよ。」と声をかけます。

それから自分で緊張していてふわふわしてるなと思ったら、
へその下を意識して、5秒かけて息を吸って、15秒かけて息をゆっくり吐いて、という呼吸を繰り返すと
重心が下がって落ち着いてきます。
これを「重心515呼吸」と言います。

肩に力が入っているなと思ったら、「ギュー」といいながら肩をあげて
「ストン」と言いながら肩を下げるを繰り返すと力が抜けます。
実際に声に出してリラックスのイメージを強めることがポイントです。
これを「ギューストン・リラックス法」と言います。

みんなでこれを練習しました。
練習は、試合のように。試合は練習のように。」という言葉を教えました。
その後の練習は、試合のように集中してとても緊張感のある、とてもいい練習になりました。

PASSIONも高鍋高校にご購入頂いて、今日はとてもいいクリスマスでした。

さて東大ラグビー部は、京大に快勝しました。
この試合を最後に卒業する4年生達が本当に最後にいいプレーと気迫を見せてくれました。
4年間の集大成が結実していました。試合終了とともに泣いている学生もいました。
私ももらい泣きしました。

後輩達も体をはったプレーをしていました。特に一年生の日浦くん。
彼は本当に東大生らしい東大生で、合宿のときも毎日空き時間は食堂で
数学とか哲学の勉強しているような学生で、入ったころはヒョロヒョロだったですが、
今日はBチームで大活躍でした。
鼻が折れても出場し続けて、東大の魂ともいえるセービングで同点トライをもぎとりました。
本当にたくましくなった。男らしくなった。ラグビーってすごいなと思いました。

4年生のマネージャーの二人が「今年は本当に楽しかった。4年間マネをやってきてよかった」
と素晴らしい笑顔と涙で語っていました。私もコーチをやってきてよかったなと思いました。

マネージャーは、チームのUNITED&GENTLEの鏡です。
マネは、チームの一体感が大好きだし、非紳士的な人間は大嫌いだからです。
4年生のマネが心から笑顔で卒業してくれるようなチームは、素晴らしいチームの証拠です。

今日、卒業する4年生と次期首脳陣の3年生に、私は黄色いバラをプレゼントしました。

ファーストジャージのすいかにちなんで黄色いバラをあげます。花言葉は、志、情熱、感謝です。」
と言いながら渡しました。みんな喜んでくれました。

実は、この花言葉は、私が彼らに贈りたい言葉を並べたものです。
黄色いバラの本当の花言葉は、「美」だそうです。

ちょっとかわいいウソをついてしまったけど、別にいいんだよね。心がこもっている言葉だから。
4年生の皆さん、いままでどうもありがとう。
卒部するのは寂しいけど、これからもずっと友達さ。

今日は、東京大学ラグビー部と京都大学ラグビー部の定期戦がありました。
神戸まで移動するのに、奮発して新幹線のグリーン車に生まれて初めて乗りました。

最近読んだ営業の本に「新幹線に乗るときは、無理をしてでもグリーン車に乗れ」
と書いてあったのを実践してみました。
仕事が一流でバリバリ活躍している人は、移動も多いし、超多忙。
だから長距離の移動のときぐらいは、ゆっくりとくつろぎたいものなのだそうです。
だから新幹線のグリーン車に乗ると、仕事が一流でバリバリな人に出会う可能性が高いのだそうです。
グリーン車は、飛行機のビジネスクラスほど高くないのでお得なのだそうです。

+5000円ぐらい高くなるのですが腹を決めて乗ってみました。
どんな人がいるかなーとどきどきしてたら、あんた。

アテネオリンピックのハンマー投げの金メダリストが!
かねてから、めちゃめちゃ尊敬している室伏選手が同じ車両でした。なんという奇跡。

同じ車内には5人ぐらいしかいませんでしたので
思い切って話しかけました。さすがの私も緊張しました。

とても気さくで素晴らしい方でした。
やはりその道で一流の方は、紳士的で人間的にも素晴らしいです。

今回は小学校4年生にタグラグビーの指導にいきました。
3日間連続ではじめてタグとボールに親しむところから始めて、
タグラグビーの試合をやるところまで指導視しました。

ギャングエイジの子供達対策のために、今回は初めから4つのルールを説明しました。

1..安全に楽しく
2.誰かがすばらしいことをしたら拍手しよう
3.勝っても自慢しない、、負けても怒らない「ナイスゲーム ありがとう」
4.失敗はどんどんしよう。「ごめん。どんまい」ルール

4年生は、本当に子供らしいギャングエイジでありながらも、ちょっと女子のほうが成長が早くて
思春期が始まっています。性差を意識し始めて、男女の意識が芽生えはじえめた不安定な時期のようです。

男女で握手ができなかったり、かなり強烈な悪口をいいあったりします。
すかした感じで、ずっとやる気ないそぶりを見せたり、ウソをついたりする子供もいます。

そこで指導者は腹をたててはいけません。
だって彼ら彼女達はそういう時期なんだもん。

でもクラスの担任の先生の普段の教育の仕方によってずいぶん違うようです。
同じ学年でも規律正しいクラスと無秩序なクラスは確かに存在します。

規律正しいクラスは、静かに話も聴けるので上達も早いです。
給食の時間もみんな落ち着いて子供らしい話をしながら食べていました。

無秩序なクラスは、落ち着いて話ができません。
あちこちから友達をちゃかしたり、非難する声が聞こえます。
指示を出してもやろうともしない子がいます。
給食の時間も、食べ終わる前に出歩いて騒いでいます。

どの先生も怠けているようには見えませんでした。
一生懸命にやっているように見えるのです。でもクラスの実態はかなり違います。
この違いはどこからくるんだろうか? 観察してみました。

うまい先生は、叱り方と褒め方、規律を守るときとリラックスして楽しむときのメリハリが
きちんとついている気がしました。

うまい先生は、集団の規律が崩れそうになった瞬間にガツンと叱ります。
うまくできた子をみつけたときは本当に優しく嬉しそうに声をかけていました。
子供達といっしょに楽しんでいるような感じでした。
うまい先生の印象に残っている顔は、笑顔です。

うまくない先生は、まじめで一生懸命でいつもなんとかしようとしているように見えるのですが、
いつも声をはりあげているか、困って何も言わないでいるかどちらかでした。
子供達をなんとか管理しようとしている感じでした。
印象に残っているのは、困った顔です。

きちんと褒めるとことは褒める、叱るべきところは叱る。どういうポイントで子供達を褒めて叱るべきかは次の本が参考になります。

あたりまえだけど、とても大切なこと 子どものためのルールブック」ロン・クラーク

人生とは、教育とは、コーチングとは、今回もいい勉強になりました。うーむ。

今日は、サッカーJリーグのFC東京の普及育成委員長の福井さんの講義を聞きました。
コーチングには、幼少期から青年期までの一貫性が重要であるとのことでした。

赤ちゃんがまだハイハイしている時期に、早く歩かせたいからといって
早い時期に歩く練習をしたりすると確かに歩くようにはなるけれども、
転んだときにうまく手がつけなくて大怪我しやすくなるそうです。
ハイハイする時期に鍛えるべき能力が充分に鍛えられていないからだそうです。

ハイハイの時期には、ハイハイが必要なんですって。
必要な時期に、必要なスキルを習得して、必要なトレーニングを積むことが重要なんだそうです。
日本の指導現場は、それぞれの勝利至上主義に走って目先の勝利を求めすぎる傾向が強いそうです。

「必要な時期に必要な要素」とは下記だそうです。

U-6:遊び
U-8:学校生活
U-9:プレゴールデンエイジ(本格的思考力を養う。)
U-12:ゴールデンエイジ(見ただけで技術習得できる。)
U-14:体の変化と自我の発見
U-16:個性の明確化
U-18:自立した大人へ


うーむ。コーチングって本当に奥が深いですね。