さき織り教室 @小原木公民館
本日は小原木公民館で、被災地女性支援センター(RQW)の村松さんを講師に迎え、2回目のさき織り教室を開催しました。えがおのたね代表さいちゃんが、村松さんと公民館のKさんとのマッチングを行い実現したイベントです。
今年は特別に残暑が厳しい唐桑、この日も大変良いお天気で暑い日でしたが、開始20分前にはお母さんたちが次々と到着されてきました。公民館のKさんは、“あ~もう来られてるよ、唐桑では(みなさん真面目だから)みんなかなり早くからきちんと集まって来るんだよ~”とのこと。なるほど、なるほど。
前回のさき織り教室では、各自宅から持ち寄ったはぎれを裂いて糸状にし、段ボールと割り箸で作った編み機でコースターを編み始めるところまで講習がありました。お母さん達は自宅で編み物を進めてこられていて、今回みなさんきちんと持ってきてくれています。今回は、その仕上げと、カード入れの作り方の講習です。最初に村松さんと、アシスタント役の公民館の2方、えがおのたねのさいちゃん+なお(私)の簡単な自己紹介を行い、さっそくスタートです!
村松さんの説明に続き、みなさん作業・サポートするアシスタント
お母さん達、お互いの作品をほめあいながら、おしゃべりしながらも、手だけは動きます。自分の家から持ってきた布が形を変えて作品になる楽しさ! アシスタントの私たちまで、色合わせや編む作業についつい夢中になってしまいました。
さき織りとは、もともと東北で古くなった布を活用する方法として始まった編み物とのこと。縦糸とはぎれ布や毛糸、段ボールと割り箸さえあれば、できてしまうのです・・・。
村松さんが今回たくさんの布やハンカチも持ってきてくださり、みなさん自分の好みのものを選んで、次の作品にも取り掛かりました。どの布にどの色の縦糸を合わせるか、どこで布を切り替えるか、フリンジはどうアレンジするか・・・女同志の話が盛り上がります。仕上がりの風合いもそれぞれユニークです!
10月26日の公民館での第36回唐桑地域文化祭の際に、今回の完成品を展示したいとのKさんからご案内がありました。
編み物には何か人を夢中にさせる物がありますね・・・癒し効果も高いと聞きますし、寒い冬に家の中で行って、お友達とはぎれを交換しあったり、仮設住宅での交流のきっかけにもよさそうだなと思いました。今回の講習会をきっかけにお母さん方がさき織りを楽しみ、また生活の一つの楽しみとしていってもらえたらすばらしいですね。
RQWさん、どうもありがとうございます!
http://rqwomen.net/
少し本格的な編み機での実演にも興味津々のお母さん達 ↓
えがおのたねでは、今後も以下の活動が予定されています。また、今後もいろいろな活動を唐桑にて行っていきたいと考えております。活動のご依頼や、ボランティアのご協力をお待ちしております・・!
9月17日 高松園での和佳子さんピアノ演奏イベント
10:00~
9月23日 キッズルームおひさま(気仙沼市内)
もちつき大会
9:30~(10:30~参加)
現在の唐桑鮪立湾(いかだがたくさん増えていました!)↓
なおform岐阜