恍惚

テーマ:movie
2005-05-05 23:06:58
恍惚 べアール姐さん、
もうちょっと脱いでほしかったよ・・・。

『ドライ・クリーニング』で、若い青年と平凡な夫婦の危険な愛、そしてその夫婦の転落を描いて注目を浴びたアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作。 信頼していた夫ベルナールの浮気を知った妻カトリーヌ。 彼女は彼の性癖を知るために、クラブの娼婦マルレーヌに、彼と関係を持ちその行為の一部始終を報告するよう依頼。 こうしてマルレーヌはナタリーという偽名でベルナールに接近し、彼との情事を事細かにカトリーヌに伝えるが……。 

このとき語られるマルレーヌの描写が 「いかにも!」 な感じなんだけど、べアールが語ると不思議と文芸的な官能ワールドに。 この映画では姐さん、全く脱いでくれないし(涙)、映画全体を見てもエロい映像はどこにもないのに、その語り口だけで 「恥ずかしいです!」 とお手上げしてしまいそうなぐらい、彼女のむせ返る程の濃厚な色香に惑わされて、観終わる頃にはすっかり酔っぱらってしまいました。 それにしても、ファニー・アルダン演じるこの人妻、終始 “べアールの官能温泉” に浸かりっぱなし。 許しを乞う夫の気持ちは完全にスルーで蚊帳の外。 女性ってやっぱり強かで、意外と妄想の中で生きているものなのね。 

BBQ

テーマ:ブログ
2005-05-03 23:45:14
BBQ先日、愛すべきバカばっかとBBQに行ってきました。 今年は総勢17人(たぶん)。
BBQなんて名ばかりで、ただ集まって笑ってるだけなんだけど、なかなか会えない関西の友人たちと過ごす時間は私にとって最高の休息。 お互い会ってない時間の方が多いのに、なんでこんなに落ち着くんだろう。 

たぶん、愛してるってこういうこと。

WIRE05 続報

テーマ:music
2005-05-01 13:36:30
wire05_02ジェ、ジェフがいない!! 

7月16日に横浜アリーナで開催される、WIRE05 。 その参加アーティストが発表されました。 でも、とっとと早割りでチケットを購入した動機が、「JEFF MILLS と DJ TASAKA 、 FUMIYA TANAKA あたりは間違いなく参加するだろう」 という思い込みだった私にとって、なんとも辛い結果に。 なんで、ジェフ・ミルズがいないんだよぉー!!! ヽ(`Д´)ノ  まぁ、卓球兄さんが見れればそれでいいんだけどさぁ・・・。 

でも・・・・・・HPにて、ルークとクリスの名前を発見!! 熱い! 熱すぎる! 昨年の2Daysから1Dayに戻った今年。 一晩でこのメンツが見れて10000円、なんて安すぎなんじゃないの!?(っていうか、フジロックが高すぎなんだよな・・・)。 ということで、ジェフ兄さんは来年に期待するとして、今年は今年で、この豪華な夜 (14時間!) を満喫してきます! やっぱり夏っていいね~。

[参加アーティスト]
DJs : TAKKYU ISHINO(TOKYO) / LUKE SLATER(LONDON)
CHRIS LIEBING(FRANKFURT) / WESTBAM(BERLIN)
FRANK MULLER (BERLIN) / FUMIYA TANAKA (TOKYO)
DJ TASAKA(TOKYO) / ELLEN ALLIEN (BERLIN)
HELL(MUNICH) / ABE DUQUE(NEW YORK) / BAD BOY BILL(CHICAGO)
HATIRAS(TORONTO) / JORIS VOORN(ROTTERDAM)
RENATO COHEN(SAO PAULO) / TOBY(TOKYO)

LIVE acts :JOEY BELTRAM(NEW YORK) / KAGAMI(TOKYO)
THE MODERNIST(COLOGNE) / REINHARD VOIGT(COLOGNE)
RYUKYUDISKO(OKINAWA) / SECRET CINEMA(ROTTERDAM)
SHIN NISHIMURA(TOKYO) /TOKTOK(BERLIN) / VANGUARD(HANNOVER)

SPECIAL GUEST LIVE:808 STATE  

VJs : DEVICEGIRLS / NAOHIRO UKAWA

WIRE05公式HP

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

テーマ:movie
2005-04-28 02:29:54
にくそん 1974年のニクソン大統領暗殺未遂事件を基にしたドラマ。 といっても、政治的な反動テロリストが起こした事件ではなく、家庭にも仕事にも失敗して希望を失ったひとりの男の物語です。 恐ろしいほど繊細で生きることに不器用な男の、やり場のない鬱積した感情。 それが妄想となって狂気に変わる様がどこまでも切なく、痛々しく描かれています。 残念ながら、好みの別れてしまう映画でしょう。

しかし、すばらしいのはショーン・ペン。 この映画はまさに彼の独壇場。 先日見た『ザ・インタープリター』では、「彼でなければ演じられない!」役ではなかっただけに、物足りなさを感じていた (どころか、「そんな役、引き受けんなよー」ぐらいの気持ちがあった) んだけど、今作でその私の鬱憤は完全に解消されました。 全身から漂わせる悲壮感が彼ならではのもので、なんとも言えません。 

あと、製作陣に、『サイドウェイ』、『アバウト・シュミット』 のアレキサンダー・ペイン監督、『天国の口、終わりの楽園』 のアルフォンソ・キュアロン監督、そしてレオナルド・ディカプリオといった錚々たるメンバーが名を連ね、この作品を後押し。 

監督はこれが長編映画デビューとなるニルス・ミュラー。 褪せ気味で乾いた感じの映像と地味なカメラ・ワークが、映画全体を空虚感で包むだけでなく、美しくさえ見せることに成功していると思う。 ショーン・ペンが放つ狂気を、単なる狂気で終わらせない、その力。 今後に期待。

公開は6月、テアトルタイムズスクエア、シネセゾン渋谷ほかにて  
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』公式HP  

フレンチトースト・リベンジ Part2

テーマ:Short peace
2005-04-25 01:44:02
会いたかったよ、おまえさん・・・・・・(しみじみ)。

代官山と渋谷の間にあるお気に入りのカフェ、FREAMS。 このお店の中で最も大好物だったフレンチトーストがメニューから消えて早2年。 ついに渋谷店で再会できました。 先々週ぐらいのブログで書いたんだけど、前にも渋谷店に行ったのに、ヤツが「15時からしか会えません」 なんて言うから、今日は狙いを定めて15時に行ってやったのです。 しかし!! それは私の聞き間違いで、本当は 「15時45分から」 でした。 勿論、せっかく行ったので待ちましたよ、45分間。 で、やっと私の前に登場!! (・∀・)

フレンチトースト03 アイスとブルーベリージャムを乗せて、口に頬張ると広がる甘々で幸せな感覚。 お久しぶり!! ほんと美味しくって、2年ぶりの再会が、たった10分足らずであっけなく終了。 でも、今日1日、幸せな気持ちは続きました。 また会いに行くよー。 それまで変わらず甘々でいてね。

1.0 [ワンポイント・オー]

テーマ:movie
2005-04-20 23:47:17
1.0 ある日、コンピューター・プログラマーのサイモンの元に差出人不明の箱が届く。 しかし、中身は空。 その日から捨てても捨てても空の箱が届くようになる。 そんな時、同じアパートの住人が変死体で発見された。 サイモンは、アパートの大家や他の住人に不審感を抱くようになり、戸締りを強化するが、なおも箱は届き続ける。 そしてまたひとり、住人が不審な死をとげる。 「俺にも箱が届いてたんだ・・・」 と言い残して。

チラシには 「史上初のナノテクスリラー」と謳われてあります。 ナノテクスリラー? なんじゃそりゃ。 ってことで見に行ってきました。 で、感想。 いちおう納得はしたんだけど、ジャンル名にするのはどうかと思ったよ。 っていうか、それをチラシに書いちゃわない方が良かったんじゃない? って感じ。 ある意味ネタバレで、前知識いっさいなしで見に行った方がおもしろく見れる映画だと思います。 何かに蝕まれていくっていう主人公の恐怖感がひきたつと思うし。 

監督は、これが長編映画デビューとなるジェフ・レンフロー&マーテン・ソールゾン。 ミュージックビデオ出身だそうで、なるほど、映像はかなり凝ってました。 アパートの鬱々とした雰囲気とか、それと対照的なコンビニ (スーパー?)の無機質な感じとか、光の取り込み方がとっても巧くて ◎。 あと、主人公が好意をよせる同じアパートの住人役で、デボラ・カーラ・アンガーが出てました。 『クラッシュ』 と 『ゲーム』 の彼女は個人的に大好きだし、さらに、私の愛するフォン・トリアー作の常連、ウド・キアーも出演してて、どちらも嬉しい驚きでした。
 
公開は初夏、シネセゾン渋谷にて 『1.0 [ワンポイント・オー]』公式HP

ザ・インタープリター

テーマ:movie
2005-04-17 00:58:42
インタープリター 豪華な顔ぶれのサスペンス・ドラマです。 主演は『ミスティック・リバー』でオスカーを受賞したショーン・ペン、そして、『めぐりあう時間たち』で同じくオスカー女優となったニコール・キッドマン。 しかし! 私が最も惹かれたのは、シドニー・ポラック監督作ということ。 彼は社会的な問題とラブ・ストーリーを融合させるのがお得意な監督ですが、今作もまさにそのライン。 国連を舞台に、テロやアフリカの紛争などの現代的な問題を、リアルな描写とひねりのきいた脚本でぐいぐい惹き込んでいきます。 そういう彼も『愛と哀しみの果て』でオスカーを受賞済み。

アフリカのマトボ共和図で生まれ育った国連の女性通訳シルヴィア。 彼女はある日、マトボの大統領・ズワーニの暗殺計画を聞いてしまい、それ以来、殺し屋たちのターゲットになり、シークレット・サービスの保護を受けることになる。 しかし、その担当となった捜査官ケラーは、彼女の過去を探るうちに彼女自身が陰謀に関わっているのではないかとの疑いを深めていく。 彼女は犠牲者か、容疑者か、それとも……。 ほんとベタベタでオーソドックスな展開なんだけど、心拍数上がっちゃったよ。 なんか最近、こういう映画って少ないよね??

キャサリン でもちょっと文句を言うならば、泥臭い複雑な過去を持つシルヴィア役にニコール・キッドマンじゃキレイすぎて合ってないような気がしました。 あと、捜査官のケラーも、事件の2週間前に妻を亡くしており、苦悩する設定なってるんだけど、でも、別にショーン・ペンじゃなくっても他の人でもできるでしょ? って感じ。 「彼じゃなきゃ演じられない!」 的な役じゃないんですよね。 ここんとこ、『ミスティック・リバー』 、『21グラム』と重すぎる役が続いてたからかなぁ。 慣れって怖いね。 あ、ケラーの同僚役で、『マルコビッチの穴』のキャサリン・キーナーが出てたんだけど、彼女は脇役ながらとっても良かったっす。

公開は5月21日より  『ザ・インタープリター』公式HP

やさしくキスをして

テーマ:movie
2005-04-15 23:49:17
やさしくキスをして タイトルは赤面モノだけど、実はケン・ローチ監督の最新作です。 これまでの彼の作品が好きな人は、ちょっと驚きなのでは? 実際、私も試写状をもらったとき、タイトルを一瞥しただけでスルーしてしまいましたもん。 原題は 『Ae Fond Kiss』。 スコットランドの18世紀の詩人ロバート・バーンズの歌名で、「イ・フォンド・キス」と発音するらしい。 イギリス人には馴染みの曲みたいです。

この映画は、互いの文化や宗教が違う男女のラブ・ストーリー。 グラスゴーのカソリック高校で音楽を教える女性・ロシーンと、パキスタン移民二世のクラブDJ・カシム。 ふたりは出会ってすぐ、互いに惹かれあい深く愛し合うようになるんだけど、厳格なイスラム教徒であるカシムの父は異教徒との結婚を認めないし、一方ロシーンもカシムとの関係が原因で仕事を追われるし、で、ふたりの間には問題山積。 日本で生まれ育った私には、それらの問題はほんと理解しにくいけど、登場人物たちの心境はリアルに伝わってきました。

ケン・ローチは、これまで 『ケス』、『リフ・ラフ』、『レディバード・レディバード』 、『sweet sixteen』 などで、映像やスタイルに頼ることなく労働者階級リアリズムを描くことに徹し、淡々としていながらも、優しさや繊細さを通して日常生活の痛みと悲しみを表現してきた人。 だから、今回の本格的なラブ・ストーリーというのは、初めてなのでは? でも、そこはやっぱりケン・ローチ。 リアリティを大切にする特色は変わってません。 恋愛映画の中に、イギリスの現実社会が抱えている移民問題に切り込んでいくあたり、彼らしさは充分発揮されてます。 あ、結構、濃厚なベッドシーンもあったよ。

しかし、映画館に行って 「『やさしくキスをして』1枚ください」 って言うのは、
こっぱずかしいだろなぁ・・・・・・。

公開は5月7日よりアミューズCQNにて  『やさしくキスをして』公式HP

スカーレットレター

テーマ:movie
2005-04-14 23:32:01
スカーレットレター 理想的な妻、美しい愛人、そして約束されたキャリアを持つ刑事・ギフン。 彼は、妻との間に待望の子どもを授かり、幸せな家庭生活を送っている一方で、情熱的なジャズシンガー、カヒとの恋愛にも耽溺している。 しかし、ある殺人事件を担当してから、前途洋々だった彼の人生が大きく狂っていく・・・・・・。 

自信に満ち溢れたエゴイスティックな主人公・ギフンを演じるのは、日本での韓国映画ブームの先駆けとなった『シュリ』のハン・ソッキュ。 私は『シュリ』で彼を見たとき、けっして男前ではないが、湛えた憂いとその静けさに心を奪われた。 が、この映画で彼が見せるのは、紛うことなき“男臭さ”。 人間としての弱さを含めた、生身の男の匂いである。 私はこの手の男に滅法弱い。

対して、情熱的な愛人・カヒを演じるのは、『ブラザーフッド』『バンジージャンプする』などで確かな演技力を見せ、今後最も期待されていた女優、イ・ウンジュ。 彼女に関しては、みなさんもよくご存知だろう。 彼女は今年の2月22日、自らの手によってこの世を去ってしまった。 その原因と噂されるのがこの映画でのベッドシーンなのだが、私にはこのシーンはそれほどショッキングに感じられなかった。 むしろ、ハン・ソッキュの演技の方が大胆でびっくりしたし、何よりも、彼女はとてもキレイに映っていた。 それより気になるのは、エンディング近くの車のトランクの中のシーン。 ここは実際に見てもらうのが一番わかりやすいが、胸が締め付けられるような息苦しい場面で、私も気が狂いそうになった。 

ただ、ふたりとも愛し合っただけなのだ。 
ただ、その愛の代償を考えなかっただけなのだ。

周りが見えなくなるほど人を愛したとき、その愛ゆえの行動というものは、常に狂気を孕んでいるものだと私は思っている。 そう、自分にも覚えがある。 うまく表現などできるものではない。 誤解され、怯えられ、そのすべてを受け止めてもらえることなど、けっして叶わないのだ。 しかし逆に、私にはそれほどまでの愛を与えてもらった経験がない。 だからこそ、その代償が計り知れないものになろうとも、狂うほどの愛を私は心から欲してしまう。 この映画を見終わった後でも、切実にそう願う。


公開は5月14日より 『スカーレットレター』公式HP

フレンチトースト・リベンジ

テーマ:Short peace
2005-04-11 02:14:35

渋谷と代官山の間にある、お気に入りのカフェ、FREAMS

メニューも豊富でどれもおいしいんだけど、中でも絶品だったのが、2年前、大阪の友達カップルが遊びに来たときに初めて食べたフレンチトースト。 前にもブログで書いたんだけど、この味が忘れられなくて、その後もお店に行ったのですが、その時にはもうメニューから消えていて、私にとっては「幻のフレンチトースト」になってしまっていたのです。

しかし、ホームページで調べてみると、去年の夏に渋谷にできた姉妹店の方のメニューにフレンチトーストを発見。 「絶対に食べに行かなくては!」 と意気込んでいたとき、タイムリーに友達カップルがまた遊びにきてくれることになったので、3人で食べに行ってきました。 

で、お店に着き、メニューを見てヤツを確認。 嗚呼、ついに2年越しの想いが・・・・・・と、感慨に耽ること、たった2秒。 「午後3時以降のメニューとなります」 と書かれてあった。 ぬぁにぃー!?!? 


ホットアップルパイとキャラメルバナナタルト かなりしょんぼり (´・ω・`) 。泣く泣く違うケーキを頼みました。 でも、そのケーキもめちゃウマーで大満足。 

左・ホットアップルパイ アイスクリーム添え
右・キャラメルバナナタルト


不思議なのは、この友達カップルと食べるケーキは、なぜかハズレたためしがない。 大阪にいるときも、ウマーなケーキは常に一緒に味わっていた記憶あり。 

因みに、渋谷店はシネマライズのすぐそばにあって、代官山のお店よりはちょっと狭いんだけど、なかなかいい雰囲気です。 でも、男性だけだと少し入りにくいかもしれないですね。

くそーっ!! 絶対に次こそフレンチトーストを食って食って食らってやる!!

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