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復讐者に憐れみを

テーマ:movie
2005-02-26 19:56:56
仕事のためでもあるんだけど、それ以上に個人的に見たいと感じた映画。 それは、先日見た『オールド・ボーイ』 の影響です。

この映画は、“復讐3部作” の第1作目という位置づけ。 2作目の『オールド・ボーイ』のように、最後に衝撃の結末があるタイプの映画ではないけど、「ああ、同じ監督の作品だなぁ」と感じさせられるところはあります。

主演は、シン・ハギュンソン・ガンホ のふたり。 対極を成す役柄なのに、どちらか片方だけに感情移入することは出来ません。 どちらの気持ちも痛いほどわかる。 だから負の感情が2倍になって襲ってきます。 でも、涙を押し付けられているような感覚はないです。 救いのないストーリーだけど、どこまでもドライで冷めた視点で描ききってるからかなぁ。

やはり、誰にでもお薦めできる映画ではないけど、この映画のペ・ドゥナ は少し貴重かもしれません。 先週、『どんてん生活』山下淳弘 監督の最新作『リンダ・リンダ・リンダ』 を見に行ってきたのですが、それに出演している彼女とは同一人物とは思えなかった! ペ・ドゥナのイメージが覆えってしまいました。 『ほえる犬は噛まない』 での彼女が好きな人も、衝撃を受けるでしょう。

あと、ソン・ガンホは相変わらずいい味を出してました。
『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク ほど強烈ではないけどね。
(夢の中にオ・デスが出てきたのよ。 まじで。)

オールド・ボーイ

テーマ:movie
2005-02-24 20:36:57
酷い。 酷すぎる。
泣いていいのか、
怒り狂っていいのか。

『JSA』パク・チャヌク 監督が送り出す“復讐3部作”の第2弾。 1作目の『復讐者に憐れみを』 は、順番が逆になっちゃって、現在公開中です。

どこにでもいるような少し呑み癖の悪い中年サラリーマンが、ある日突然、監禁されてしまう。 「誰に」なのかも、「なぜ」なのかもわからない。 孤独に気が狂いながらも何とか生き続け、そして15年後にいきなり開放される。 彼は自分を監禁した犯人を探し出し、その理由を調べるが・・・。

15年! 食事や身の回りの世話はしてくれたとは言え、あまりにも長すぎる。
しかし最初にも言ったけど、叫びだしそうになる程、それ以上に結末は酷いです。 色んな意味で気分が悪くなる。 残虐とか、そういう次元じゃなくって。

この監督はヤバい。  “○○3部作” という名目で映画を撮る監督は、ちょっと頭がおかしいんじゃないかと思う。 ラース・フォン・トリアー の “黄金の心、3部作” 然り、ジャン=マルク・バール の “自由な愛3部作” 然り。

ただ、私はこういう映画が好きでたまらない。 たまに自分でも嫌んなる。
でも、神経を逆なでするような作品を撮り続ける監督たち。
フォン・トリアーやギャスパー・ノエ、ハーモニー・コリン。
これからも追いかけ続けるよ、きっと。

『オールド・ボーイ』公式HP

うわーん ( ´Д`)

テーマ:ブログ
2005-02-24 20:29:54
打ち合わせが長引いて、
『ミリオンダラー・ベイビー』の試写を逃してしまったぁ!!

楽しみに、死ぬほど楽しみにしてたのに・・・。
しかし、公開は初夏。
まだまだ試写の機会はあるさ。

ちょっと叫びたかっただけです。 すみません。

私的3連夜

テーマ:ブログ
2005-02-22 21:26:07
今から家に帰って『血と骨』を鑑賞します。
で、明日の夜は『オールド・ボーイ』を。
更に、明後日の夜には『ミリオンダラー・ベイビー』の試写会があります。

どれも見たかった映画だし、私の得意分野(重ーいの&後味悪いの)だろうからいいんだけど、3日連続ってのはさすがに疲れるだろうなぁ。 金曜あたりは死人の顔してそうです。 それぞれの感想はまた後日。

まだネットに接続できてないのです…。

9.2kg

テーマ:ブログ
2005-02-20 02:01:38
パソコンとコンポの合計重量です。
今日、ビックカメラに行ってこのふたつを購入してきました。

本当は配達してもらいたかったけど、平日はほとんど家にいないから、早く使いたくって欲張って「持って帰ります」と言ってしまったのです。 力仕事には自信があったし。 しかし、重い!  想像以上に重い! 
店を出てすぐに後悔するも、今更戻れず。 頑張ったんだけど、どうしても50m刻みに休憩を入れないと歩けない。 でもなんとか家の最寄りの駅までは到着。
ところが! 外は雨。 強行突破したけど、300m歩いたところでgive up。
ええ、タクっちゃいましたよ。
こんなことなら最初から乗れば良かったー!!

以前、友達の家にお米をプレゼントしようとしたことがあって、10kgの米を持って歩いたんだけど、その時は200mだったからなぁ。階段とかもなかったし。

自分の力を過信して失敗した一日でした。

愛の神、エロス

テーマ:movie
2005-02-18 21:24:01

男性がひとりの女性の為に服を仕立てるという行為は、とてつもなく官能的であると感じた。
 
ウォン・カーウァイスティーヴン・ソダーバーグミケランジェロ・アントニオーニというカンヌを征した3人が描く、愛とエロスの世界。 3作品ともそれぞれ個性が出ていて、かなり好みの分かれるところだと思うけれど、その中でも、私はウォン・カーウァイの『若き仕立て屋の恋』をお薦めしたい。

ただ一度の情事(と言っても、セックスではない)から始まる、若い仕立て屋の秘められた愛の物語。 彼が作るのは、ある高級娼婦のドレス。 彼は、この娼婦がどんな状況になろうとも、彼女を想い、寡黙に服を作り続ける。
あまりこれ以上、多くは言いたくない。 原題は『the hand』。 とにかく“手”で始まり、“手”で終わる。 服を仕立てることによってひとりの女性の体を覚えるということは、セックスをするよりも親密で、刹那的ではないと私は思った。

少し音楽が合わないシーンもあるけど、
それを差し引いても胸が苦しくなったなぁ。

4/16(土)より公開です。  公式HP

イン・ザ・プール

テーマ:movie
2005-02-17 22:35:02
松尾スズキという名前だけでも大きく反応してしまうのに、チラシを見てみると“継続性勃起障害”なる言葉を発見!! 「これは私向きの映画だわ!」と、鼻息荒げて試写に行ってきました。

この映画は、「空中ブランコ」で直木賞を受賞した奥田英朗の同名小説を映画化したもの。日々のストレス等で精神的な病に罹ってしまう人たちと、松尾スズキ演じる精神科医・伊良部一郎が繰り広げるハチャメチャなお話です。
何が面白いって、やはり“継続性勃起障害”!
(映画の中では、“陰茎硬直症”とも言われてましたw)
「2日間、勃起したままなんです・・・。」と恥ずかしげに病院を訪れるも、結局、原因も治療法もわからず、そのまま何日間か過ごす羽目に。仕事中はカバンやブランケットで隠したりして人目をしのぐんだけど、おかしな精神科医のお陰で余計にてんやわんや。その様子が何ともかわいいのです。

演じているのはオダギリジョー
「この人は、今後この路線でいった方がいいんじゃないの?」と思ってしまうほどのハマリっぷりでした。勿論、松尾スズキもいつも通り笑わせてくれるんだけど、今回ばかりは彼に軍配が上がったなぁ。 因みに、市川実和子は“強迫神経症“、田辺誠一は“プール依存症”の役です。

映画を全体的にみてみると、ややまとまりのない感じがしますが、
その他の小ネタだけで十分お腹いっぱいになります。 
ええ、満足しました。 ごちそうさま!

今のところ、公開は初夏の予定らしいです。 公式HP

無職脱出3日目

テーマ:ブログ
2005-02-16 13:49:05
あー、全然社会復帰できてねー!
とにかく朝がつらい。仕事してないときも早起きだったけど、“二度寝してもいい”という感覚があるのとないのとでは、全く違う。
家もまだまだ片付いてないしなぁ…。
とにかく今は会社に慣れることが大切。頑張らなくちゃ。

The Departed

テーマ:movie
2005-02-13 13:35:38

マーティン・スコセッシによるリメイクが決定している大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』
ハリウッド版のタイトルは
『The Departed』で、キャストも少しずつ決まってきたようです。

マフィアに潜入する警察官、ヤン(トニー・レオン)レオナルド・ディカプリオ
警察に潜入するマフィア、ラウ(アンディ・ラウ)マット・デイモン
警察の上司、ウォン警部(アンソニー・ウォン)マーク・ウォルバーグ
マフィアのボス、サム(エリック・ツァン)ジャック・ニコルソン

オリジナルの『インファナル・アフェア』は、任務のために、マフィアに潜入している捜査官と、警察官として働いているマフィアのスパイの物語。ふたりとも偽りの身分の中で着実に実績を積んでいくが、ある麻薬取引の失敗から、お互いの組織がスパイの存在に気づき、最終的にふたりが対決することになってしまう。
結末は「・・・・・・」にしておきますが、何ともやるせない気持ちになります。インファナル・アフェアは、直訳すると「地獄の任務」。いやぁ、湿度の高い映画でした。

ひたむきな役はどちらも似合いそうだけど、でも、私的には、レオとマットが逆の方が良かったような気がします。レオにあのトニーの憂いが…? だからってマットがヤン役に似合うってわけでもないんだけど。
それに、オリジナルでは、ヤンの上司役のアンソニー・ウォンがいい味をだしてたんですが、マークとなるとちょっと不安です。
それらが、スコセッシ色になるわけですよね。 どうなってしまうんだろう。
いや、めっちゃ見てみたいですよ! 勿論。 今年4月にクランクイン予定なので、まだまだ先のことになりますが、楽しみにして待ちましょう。

因みに、オリジナルの香港版3部作の最終章にあたる
『インファナル・アフェアIII 終極無間』の公開は、今年のGW頃らしいです。

あ、そういえば、黒澤監督の『酔いどれ天使』のリメイクも、スコセッシ&レオなんだってね。

クー!

テーマ:Short piece
2005-02-12 20:04:40
映画やマンガを見終わった直後、自分の行動や心理に、その影響が及ぶことが多々あると思う。私は特に、それが酷いタイプだ。

『ファイトクラブ』を見に行った時は、映画館を出てすぐに、彼氏に向かってパンチするフリをしたら、見事にクリーンヒットしてしまった。
『スターウォーズ:EPISODEⅠ』の時は、一緒に見た友達3人で、
ライトセーバーのおもちゃを本気で買いに行こうとし、
クワイ=ガン・ジンの色かオビ=ワンの色にするかで真剣に悩んだ。
『レオン』を見た後は、
ゲイリー・オールドマンのドラッグの飲み方がかっこよすぎて
風邪薬を飲むときに真似をしてみたら、案の定むせこんだ。

映画を見ていない人からすれば、
これらは理解しがたい行動に違いない。
しかし、先に挙げた例は、公開時、かなり流行った映画で、
見たことがある人もたくさんいるだろうから、
それを説明すれば、少しは納得してくれると思う。

だが、単館でひっそりと上映された映画ならば、どうか。

4年前、私は『不思議惑星キン・ザ・ザ』という
ちょっとマイナーなロシア映画を、友人と一緒に見に行った。 
この映画は、あるふたりの男性が、
街から突然、地球ではない星にワープしてしまい
戸惑いながらも、その星のルールに順応し、
なんとか地球に帰ろうとする話なのだが、
その星のルールが何ともおかしくて笑えるのだ。

とにかく、挨拶。
日本では、軽く会釈して「こんにちは」が基本。
しかし、その星では、
足を外側に向けて軽く屈み、手を大きく広げて、そこで「クー!」。
これが、キン・ザ・ザ流の挨拶である。  
 
私たちはそれがツボにはまり、
映画を見た直後から、何かにつけて「クー!」を連発。
友人とは同じ職場だったが、
会社で顔を合す度に「お疲れさま」代わりに「クー!」と奇声を発しては、
ふたりで「あひゃひゃ」と笑い転げていたものだ。
しかし、周りから見ればその行動は、かなり 危なかった に違いない。
みんなに一生懸命、その映画のことを話して、
面白さを理解してもらおうとしても、
面白がっていたのは、やはり当のふたりだけだった。

しかし、そんなふたりのキン・ザ・ザ熱も3日ほどしか持たず
いつの間にか忘れ去っていたが、
今度その友人に会った時、久しぶりにやってみようと思う。
勇気を出して、人通りの多い難波のど真ん中で。
彼女は今でもその挨拶に反応してくれるだろうか?


タイトル: 不思議惑星キン・ザ・ザ

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